屍者の帝国 の商品レビュー
友だちに薦められて手に取った本。 話は第一部~第三部の三部構成で結構、読み応えがあった。流し読みをすると、人とか状況とか直ぐに分からなくなるので、時間のある時にじっくり読んだほうが良いと思う。1回読んでも良く分からず2回読んでようやく、全体を掴めた。 自分好みのストーリーで、面白...
友だちに薦められて手に取った本。 話は第一部~第三部の三部構成で結構、読み応えがあった。流し読みをすると、人とか状況とか直ぐに分からなくなるので、時間のある時にじっくり読んだほうが良いと思う。1回読んでも良く分からず2回読んでようやく、全体を掴めた。 自分好みのストーリーで、面白かった。
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ハーモニーを読み終わったあとの感想が 「伊藤計劃の書いた屍者の帝国が読みたかった」 好みな作風だと思ったのでたった二作で亡くなってしまったのが惜しいです
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物語が出来上がる経緯事態が一つのドラマになっている。これはずるい。本自体が屍者のようだ。ただどうしてもルー・ガ・ルー的要素を盛り上げきれず、一つ一つの設定を活かしきれない、そんな不完全燃焼感をいだいてしまう。なぜか。屍者が生身の人間には戻れないように、そこには決定的な「不気味の谷...
物語が出来上がる経緯事態が一つのドラマになっている。これはずるい。本自体が屍者のようだ。ただどうしてもルー・ガ・ルー的要素を盛り上げきれず、一つ一つの設定を活かしきれない、そんな不完全燃焼感をいだいてしまう。なぜか。屍者が生身の人間には戻れないように、そこには決定的な「不気味の谷」が存在しているようにも思えてしまった。
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とっても難解でした…。映画化すると聞いて手に取りましたが、普段SFを読まない私にとっては読んでは戻り読んでは戻りを繰り返した一冊です。なのに、先へ先へと進みたくなる感じ、好きです。何が好きなのか、この物語は一体何を言いたかったのか、何を私は感じて得たのか。うまく言語化できませんが...
とっても難解でした…。映画化すると聞いて手に取りましたが、普段SFを読まない私にとっては読んでは戻り読んでは戻りを繰り返した一冊です。なのに、先へ先へと進みたくなる感じ、好きです。何が好きなのか、この物語は一体何を言いたかったのか、何を私は感じて得たのか。うまく言語化できませんが、ロンドン塔へ侵入する件からラストまでの畳み掛けるような展開、とても好きです。 何より、ラストのフライデー(でいいんだよね?)の独白の章がとても切なくて読後感もいい。 人間の意識とは、死とはみたいな色んな視点や論が出てくるところももっと深く理解したいです、こういうのめっちゃ好きだ…。 映画とは違う話とのことですが、また映画を見たら再読したいです。 追記:映画見たけど、映画は映画で好きだけど原作のほうが好きかも!難解だったけど、読んでから行ってよかった。
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もう一回読めば理解が追いつくかな? でも好きな雰囲気のお話でした! 映画も良かったけど、こっちのほうが好きかも。
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求めたのは、21グラムの魂と君の言葉 上記のフレーズを映画予告で見て、おもしろそうと思い読んでみたけれど、自分が想像していたストーリーとは違っていた。多くの方が感想で述べているとおり、表現が難解で回りくどい気もする。 ただ、今、禁じられていることでも、実現可能であればいずれ実現...
求めたのは、21グラムの魂と君の言葉 上記のフレーズを映画予告で見て、おもしろそうと思い読んでみたけれど、自分が想像していたストーリーとは違っていた。多くの方が感想で述べているとおり、表現が難解で回りくどい気もする。 ただ、今、禁じられていることでも、実現可能であればいずれ実現されてしまうという言葉が、じわっと胸に焼きついている。
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34歳で亡くなった著者の未完の絶筆を円城塔が後を引き継ぎ完成させた。もっとも、伊藤計劃が書いた部分は冒頭のプロローグ部分のみで、メインの第一部~三部、エピローグはすべて円城が書いている。19世紀末の並行世界で実在の人物と架空の有名キャラクターが入り混じって「ザ・ワン」なる屍者を探...
34歳で亡くなった著者の未完の絶筆を円城塔が後を引き継ぎ完成させた。もっとも、伊藤計劃が書いた部分は冒頭のプロローグ部分のみで、メインの第一部~三部、エピローグはすべて円城が書いている。19世紀末の並行世界で実在の人物と架空の有名キャラクターが入り混じって「ザ・ワン」なる屍者を探し求める話。ハイテクとローテクが入り混じるスチームパンク感あふれる世界がとても魅力的。アニメ化されたようなので、こちらもどんな仕上がりかぜひ観てみたい。
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電子書籍で購入。出版後わりとすぐ購入したが、途中で挫折していた。アニメ映画公開に合わせて再読(2015.10)。 正直消化不良。菌株の話とか、ザ・ワンとヴァン・ヘルシングが出てきた後のアクションとか二人の意向とか、やけに文章が読みにくくて全然頭に入ってこなかった。途中のアクション...
電子書籍で購入。出版後わりとすぐ購入したが、途中で挫折していた。アニメ映画公開に合わせて再読(2015.10)。 正直消化不良。菌株の話とか、ザ・ワンとヴァン・ヘルシングが出てきた後のアクションとか二人の意向とか、やけに文章が読みにくくて全然頭に入ってこなかった。途中のアクションシーン(研究所の二刀流の屍者とか、電車のバトルとか)は迫力があっておもしろかったのだが。まあ、自分が途中で集中力が切れたというだけかも。ごめんなさい。 アニメ版を見るかどうか読んでから判断しようと思っていたのだが、アニメのCMでワトソン君がなんか感情的に叫んでたのが気に入らない。そんなシーンなくない?ていうかそんなキャラじゃなくない?という訳で見る予定なし。上述のアクションシーンと、ショタフライデー君が気になるが。
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プロローグ(遺稿部分)とそれ以降で文体が違いすぎてつらい。 どちらの作家も他の作品を読んでないのであまり偉そうなことはいえませんが…… 簡易平明な文体が良い文体とは思わないけど、思索・アクション・日常とかのメリハリがもっとあればよかった。 全部小難しく感じる。 映画版に期待。
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夭折の作家ということで持ち上げられている感のある著者であるが、以前読んだ「虐殺器官」も大しておもしろくなかったし、本作も全くだめだった、これは円城塔の方が悪いのか。あと一作「ハーモニー」というのがあり一応読んでみようと思っているが、変な売り方は死者への冒涜になるような気がする、ア...
夭折の作家ということで持ち上げられている感のある著者であるが、以前読んだ「虐殺器官」も大しておもしろくなかったし、本作も全くだめだった、これは円城塔の方が悪いのか。あと一作「ハーモニー」というのがあり一応読んでみようと思っているが、変な売り方は死者への冒涜になるような気がする、アニメ化するにあたりうまく脚色してくれると意外に良くなるかもしれないという期待はある。
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