幸せの条件 の商品レビュー
誉田さん&表紙&タイトルからイメージしてた話と違った。 たしかに『米』だけどさ…。 農家事情がよくわかる、ほのぼのしたお話でした。
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人によって、何をもってして幸せというのかは違うんだなー。 自分が必要とされているかどうか、ではなく 自分には何が必要なのか、 それがわかったとき 何が幸せなのかか、どんな状態が幸せなのか が、わかるのかもしれないです。
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農業ものって初めて読んだと思います。 農業ってどうしてもおじいちゃんおばあちゃんが腰を曲げながら一生懸命畑を耕してる様なイメージがあるけど、ビジネスとして捉えたそれは全くの別物でした。 考えてみたら当たり前なのですが、あれだけ広い田んぼや畑ですから効率化や合理化を追求するのは当然...
農業ものって初めて読んだと思います。 農業ってどうしてもおじいちゃんおばあちゃんが腰を曲げながら一生懸命畑を耕してる様なイメージがあるけど、ビジネスとして捉えたそれは全くの別物でした。 考えてみたら当たり前なのですが、あれだけ広い田んぼや畑ですから効率化や合理化を追求するのは当然ですよね。 3.11の東日本大震災、放射能問題が上手く取り入れられてて、物語がよりリアルに感じられました。 何かって言うとすぐ「ひどぉーい」って文句を言っていた主人公の梢恵。 その被害者面に最初はイラつきましたが、成長して行く姿がとてもよかったです。 ラストの梢恵と社長の会話にもぐっと来ました。 自分にとって何が必要か? 読了後、自問自答せずにはいられません。
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東京の会社でなんとなく働く女の子がバイオエタノール用のお米を作る農家を探しに行った長野で農家の手伝いをすることになる…というお仕事小説です。震災、放射能汚染、無農薬、エネルギー問題、日本の食料自給率、田舎暮らしがわかりやすくさらっと語られて、時に心が温まるよい長編小説でした。
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『大切なのは誰かに必要とされることじゃない。本当の意味で自分に必要なのは何か…それを、自分自身で見極める事だ』p366
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恋愛にも仕事にも今ひとつ本気になれない24歳女子の成長物語。「人生こんなに上手くいったら誰も苦労しないよ」的な展開ではありますけど、たまにはこんな作り話に癒やされるのもいいような気がします。日本の農業についても少しお勉強になりました。
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日暮里にある片山製作所でなんとなく働いている梢恵は、バイオエタノール用の米を作ってくれる人を探せと、長野へ長期出張を命じられる。 飛び込んだ先で受け入れられ、米作りに関わっていく。その後起こった3.11. 梢恵の成長物語。
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誉田哲也は今、興味ある作家と言ってもいい。 退屈させないスピード感、常識を覆すような発想、良識に敢えて刃向うようなグロい表現、どこを取っても型破りなのに、ヒットのコツはちゃんとつかんでいるプロの小説家だ。 本書はパッとしない24歳女子を主人公に、農村生活をリアルに描き、エネルギー...
誉田哲也は今、興味ある作家と言ってもいい。 退屈させないスピード感、常識を覆すような発想、良識に敢えて刃向うようなグロい表現、どこを取っても型破りなのに、ヒットのコツはちゃんとつかんでいるプロの小説家だ。 本書はパッとしない24歳女子を主人公に、農村生活をリアルに描き、エネルギー問題や9.11以後のあり方まで考えさせる成長小説に仕上げている。 これも市の広報誌で取り上げたお勧め本。
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へたれOLが農業に出会ってハマるまで。 確かに新境地?でもやっぱ誉田さんは姫川シリーズが一番!! 誰かに必要とされるんじゃなくて、自分が何を必要とするのか・・・という言葉は心に残った。
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武士道シリーズが好きで、それから誉田さんの本を読んでます。 仕事、食べること、生きること、人との縁、そして幸せとは…いろいろ考えさせられます。 それにしても、最近の農業小説?はおもしろい!
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