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神様のカルテ(3) の商品レビュー

4.3

395件のお客様レビュー

  1. 5つ

    165

  2. 4つ

    138

  3. 3つ

    44

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

    1

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2013/04/15

この雰囲気、好きだなぁ~と思えるシリーズ。 本作は1,2巻よりもさらに長野県のいいところをたくさん味わうことができたように思います。 しかし、1,2巻よりも衝撃度は弱めでした。 新しく入ってきた女医さんのインパクトは強かったですけれどね。 そして栗原医師が自分の限界に気が付いてい...

この雰囲気、好きだなぁ~と思えるシリーズ。 本作は1,2巻よりもさらに長野県のいいところをたくさん味わうことができたように思います。 しかし、1,2巻よりも衝撃度は弱めでした。 新しく入ってきた女医さんのインパクトは強かったですけれどね。 そして栗原医師が自分の限界に気が付いていき、次の行動を起こそうとする姿勢がいいですね。 栗原氏、医師としてのみでなく、人間としてますます成長していく様子がうれしく思えました。 いろいろな出来事に直面し、前進していこうという姿勢がいいですね。 相変わらずハルの存在が生きていてホッとする作品でした。

Posted byブクログ

2013/04/12

好きな表現 〜 引用 医者っていう仕事はね、無知であることがすなわち悪なの。 脳天気を単細胞でくるんでオーブンで焼き上げ、楽天家というシロップをかけた激甘デザートのような男が、まことに塩辛い緊張感を醸し出している。 あの程度のことで、本気でカチンと来た私自身に腹が立ったの...

好きな表現 〜 引用 医者っていう仕事はね、無知であることがすなわち悪なの。 脳天気を単細胞でくるんでオーブンで焼き上げ、楽天家というシロップをかけた激甘デザートのような男が、まことに塩辛い緊張感を醸し出している。 あの程度のことで、本気でカチンと来た私自身に腹が立ったのよ。 利便とは時間を測定する働きであり、風情とは時間の測定をやめる働きである。

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2013/04/12

最初の方が長くて少し退屈なんだけど、終わる間際に、どんどんたたみかけられて、読み終わった瞬間は鼻水までたらしてしまった。なんか畑でエグエグなってしんどかった。それにしても、この神様カルテシリーズ3作とも期待以上。4作目を心から待つ。

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2013/04/11

遅ればせながら、やっと読みました。 今回も泣かせてくれるし、また、考えさせてくれます。 患者のためにすべての時間をなげうつ“優しさ”を重視するのか、患者のために日進月歩の医療について学ぶ“時間”を重視するのか? どちらも“患者のため”であるなら、どちらが正解なのか? 一止は彼なり...

遅ればせながら、やっと読みました。 今回も泣かせてくれるし、また、考えさせてくれます。 患者のためにすべての時間をなげうつ“優しさ”を重視するのか、患者のために日進月歩の医療について学ぶ“時間”を重視するのか? どちらも“患者のため”であるなら、どちらが正解なのか? 一止は彼なりの答えを出すのですが、正直、『おっ、そちらを選ぶのか?』と思いました。 最後に、大狸先生と酌み交わす場面は、滂沱。 人前では読まないことをオススメします。

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2013/04/10

「栗原、僕たちは、どこへ向かって歩いていくべきなんだ?」 ぽつりと吐き出された言葉が、どこかに痛みを持っていた。p360

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2013/04/08

三作目。 憧れの夫婦関係です。 一止のような医者に診てもらいたい、といつも思います。 大学病院編を期待しています。

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2013/04/08

読み終わった後、温かい気持ちになれる小説だ。一止をいつも温かく見守るハルと、不器用だけどハルを大事にしてる一止。こんな夫婦に憧れます。一止が大学病院に行ってからの話もぜひ読みたい。

Posted byブクログ

2013/03/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

神様のカルテも3冊目。一止が新たな一歩を踏みだす今巻。内容は、新しい女医さんが赴任したり次郎が大学病院に異動になったり東西主任の過去が明らかになったりと盛り沢山。個人的には、外村さんと後藤隊長の関係にきゅん!そして大狸先生の懐の大きさに癒され、古狐先生を思う気持ちに涙しました。神様のカルテは本当に登場人物のひとりひとりが魅力的で、でもさらに魅力的なのはその人たちが織りなす人間関係。誰かが誰かを思う気持ちや、テンポのよい会話…読んでいて気持ちがいいです。物語のラストには学士殿も帰ってきて、続きが読みたくなると同時に何度でも読み返したくなるシリーズです^^

Posted byブクログ

2013/03/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

長い予約を待ち、ようやく来た。で、一気読み。今回は連作短編集のような感じ。新しく小幡先生なる女医さんが来たり、あの東西看護師の過去が分かったり、ついに一止が大学に行くことになったり。これでこのシリーズも終わりかな。ほんと、何度も読み返したくなるシリーズだ。まだ1回しか読んでないけど。今回はこれまでみたいに号泣するとこはないな、と一話一話にぐっとはきながらも思ってたのに、最後の大狸先生と飲んでいるときの古狐先生のものだと気づいた時には号泣してしまった。こんな素敵な上司というか、師匠というかがいて、ハルという素敵な奥さんがいて、ほんと一止は幸せ者だ。でも毎回、自分は一止のように働いているのか、と思ってしまう。私の人生の意味とは何なのか。しかし、ほんとに医師でこれほどのものが書けるなんて。医者が小説も書くって他にもいるけど、何故なのだ。他の職業でもあるのか。まぁ教師とかあるか。しかし、地域医療に携わる医者たちが擦り切れませんように。

Posted byブクログ

2013/03/21

すっかりはまって購入。医師としてあり続けることがテーマ。知識と実務をどう積み続けるか。医師になるって相当な覚悟がないといけないんだと当たり前のことを再認識した。イチの大学病院での話を楽しみにしてます。

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