殺しの双曲線 新装版 の商品レビュー
時代背景は当然古いんだけど書き方が古臭く無いのですらすらと読める。 その上一見何の関係もなさそうな事件が同時進行で進んでいき、この二つがどう絡んでいくのか続きが気になってどんどん読み進めてしまう。
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「この小説のトリックは双生児であることを利用したものです」となんと表紙に書いてあるのよ。さらに裏には「そして誰もいなくなった」のオマージュって書いてあるのよ。となると犯人は推理できたのだけど、推理できた=かなり本家に忠実ということ。おびき寄せられて東北の山荘に閉じ込められた男女。...
「この小説のトリックは双生児であることを利用したものです」となんと表紙に書いてあるのよ。さらに裏には「そして誰もいなくなった」のオマージュって書いてあるのよ。となると犯人は推理できたのだけど、推理できた=かなり本家に忠実ということ。おびき寄せられて東北の山荘に閉じ込められた男女。続々と続く殺人。一方で東京では双子による連続強盗事件。それがリンクする時、事件の全容が見える。とにかく古い作風で、電車に30円で乗れるっていつの時代よ!?でもラスト良いなあ。京太郎=十津川警部という固定概念を改める。面白かった。
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しっかり騙された、途中で「そういうトリックね」と気付くのに、それもまた遊ばれている途中だった。悲しいことに彼女の死が唯一の救い。
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40年?近く前の本とは思えない出来だし、読み易さ。 たしかに、今とのズレはあるけどね。 全然気にならないし 一寸一寸。
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★★★☆☆ 3.2くらい プロットでゴリ押しという感じでさだった。トリックの性質上ひとつひとつの殺人の詳細を描いてはいけないのかもしれないけど、やはり全部細かく知りたいと思った。回想とかを利用して上手くできなかったかな〜。動機も理解できるけどやっぱり弱い気がしてならなかった。
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すごく読みやすかった!! 最初種明かしをしてたから大丈夫かなって思ったけど、予想と違くて面白かった✩.*˚ サクサク読めたのがよかった!!
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小学生の頃、西村京太郎と赤川次郎をよく読んでたなあと思い出した。十津川警部シリーズはで好んで観てたドラマのひとつだった。本格的なミステリーも書くんだ!と今更ながらに知った。読みやすく面白かった。
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読みやすくさくっと終わった。 でも双子トリックという最初のネタバレから最後まで、ゾクッとするようなどんでん返しがなかった。
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東京で起きた双子という特性を使った連続強盗事件で犯人に翻弄される警察の様子と、有名ミステリをオマージュした雪の山荘での連続殺人という二つのパートで話が進みます。トリックにはミスリードのおかげでなんとなく気づいてしまいましたが作りは本当に巧みだと思います。電車賃30円区間などと言わ...
東京で起きた双子という特性を使った連続強盗事件で犯人に翻弄される警察の様子と、有名ミステリをオマージュした雪の山荘での連続殺人という二つのパートで話が進みます。トリックにはミスリードのおかげでなんとなく気づいてしまいましたが作りは本当に巧みだと思います。電車賃30円区間などと言われれば時代を感じますが古臭い感じは全くありません。犯人の動機などむしろ現代っぽい気がします。しっかり本格ミステリを堪能しました。ただし「そして誰もいなくなった」のネタバレを思いっきり本文中でしていますので未読の方はご注意を。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
8年も前に読んでいた。 当たり前とはいえ、裏をかかれる展開、なんとなく話を覚えていても面白かった。一人ひとりのキャラがあまりたっていない気はする。
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