1,800円以上の注文で送料無料

獣の奏者(4) の商品レビュー

4.4

271件のお客様レビュー

  1. 5つ

    135

  2. 4つ

    89

  3. 3つ

    22

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2019/06/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この物語は深く、辛いけど 考えさせられる作品。 エリンの強さに憧れます… 2019.06.01 読み終わりました。 2度目の読み終わりです。 1人の女性の人生を垣間見た気がしました… 王獣と、戦蛇の引き起こす 予想し得ない惨劇… どちらも、野にある姿ではないからこそ起こるその災いに、胸が苦しくなりました。 エリンの思い、ジェシの思い、イアルの思い… お互いを想いあっているのに 苦しい結末へと向かってしまうのが、読んでいて辛かったです。 でもきっと、エリンは報われたのだろうと、 最後の章を読んで感じました。

Posted byブクログ

2018/09/30

とても良かった。獣使いがどのようにして現れたのか歴史も知りたくなった。 探求編と完結編をアニメで観たい気もするけど、戦の生々しさや情景は自分で想像するほうが楽しいのかななんて

Posted byブクログ

2018/08/22

小説を読んでいるといつも主人公と同化してしまい終わった後に現実との接点があいまいになってしまうけど、この小説も読んでいるうちに闘蛇と王獣のぶつかりあいで何が起こるのかを知りたいエリンとすっかり同化していまった。何が起こるかが恐ろしく、またそれ以上に知りたいという気持ちでページを進...

小説を読んでいるといつも主人公と同化してしまい終わった後に現実との接点があいまいになってしまうけど、この小説も読んでいるうちに闘蛇と王獣のぶつかりあいで何が起こるのかを知りたいエリンとすっかり同化していまった。何が起こるかが恐ろしく、またそれ以上に知りたいという気持ちでページを進めるのがいやだけど、でも読みたいといった感じになった。 ラストのジェシが語るシーンが印象的。

Posted byブクログ

2018/08/01

架空の生物(意思を持って動く何か)を描くのって難しいんだなといつも思う。 その生物は災いをもたらすのだけど、そのやり方に対してそんなの現実味がないなあとついつい思ってしまう。誰かの想像の産物なのだから、それで当たり前なのだろうけど。

Posted byブクログ

2018/07/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

エリンが結果的に起こした事で、やっとみんなが目を覚ましたけれど、またその時代のひとたちがいなくなった頃に争うだろうなと。そう思うと何とも人間って学習するようなしないような。 もう少し主人公家族が幸せになってほしかったので、外伝を読みたいと思います。

Posted byブクログ

2018/01/08

2013.9/15 エリン家族にも王獣リランたちにも最後には幸せがあるんだよね?と自問しながら読み進むが...物事の真理を探究すること、社会のあり方、教育とは...「物語」としてくくれない学びを提起してくれる本であった。

Posted byブクログ

2017/12/16

2017/12読了。2度読み。戦争、人の愚かさ。 人生のはかなさと愛。切ないラスト。 人の一生は短くても、リレーのように渡していく、その考えが心にひびく。中島みゆきさんの歌にもそういう歌詞がありました。 しかし、狂乱のラストは何度読んでも胸が痛い。ファンタジー世界でも実世界で...

2017/12読了。2度読み。戦争、人の愚かさ。 人生のはかなさと愛。切ないラスト。 人の一生は短くても、リレーのように渡していく、その考えが心にひびく。中島みゆきさんの歌にもそういう歌詞がありました。 しかし、狂乱のラストは何度読んでも胸が痛い。ファンタジー世界でも実世界でも、戦争とは酷く愚かなものだと思う… 結局、自分の手に負えない負の遺産を残してしまうのだから。

Posted byブクログ

2017/10/27

ファンタジーながらも現代を生きる人類に関しても考えるきっかけをくれる、とても良い本だった。いつか子供にも読ませたい。知り、学ぶという事がどんなに自分の人生を輝かせてくれるかを教えてくれる。

Posted byブクログ

2017/10/11

まだ2巻しか出ていなかった頃これで終わりかと呆気なさを感じながらしばらくして 完結編がでたときき早急に本屋さんへ行き、買ったことを今でも思い出します。 完結編の終わりの一行を読んだ時、はらはらと 涙してました。まるでどこかの世界で本当にエリンという一人の女性が獣にその人生を捧げ...

まだ2巻しか出ていなかった頃これで終わりかと呆気なさを感じながらしばらくして 完結編がでたときき早急に本屋さんへ行き、買ったことを今でも思い出します。 完結編の終わりの一行を読んだ時、はらはらと 涙してました。まるでどこかの世界で本当にエリンという一人の女性が獣にその人生を捧げた ノンフィクションのような。 内容が濃く、設定はどこまでも深く完璧に そしてわからないことはエリンという女性に読者も寄り添い疑問をもち、るすると謎がとけていくと見えてくる真実に鳥肌がたつ その連続でした そして読者もきっと闘蛇と王獣が共に同じ場で闘いにでるというそのワードだけで嫌な感じがするなあと 読み進めたかもしれないですね どれだけ語っても尽きない獣の奏者 素晴らしぎる ラスト

Posted byブクログ

2018/10/19

・乳飲み子のエリンを育てるソヨンの話 ・イアルから見たエリンの出産の話 ・エサルの若い頃の恋愛の話 ・幼いジェシを育てるエリンの話 文体が本編とは異なる。 年齢の高い読者を想定している感じ。 文章うまいのだな。 エリンの出産の話の緊迫感がすごかった。 エサルの話はかなり生々し...

・乳飲み子のエリンを育てるソヨンの話 ・イアルから見たエリンの出産の話 ・エサルの若い頃の恋愛の話 ・幼いジェシを育てるエリンの話 文体が本編とは異なる。 年齢の高い読者を想定している感じ。 文章うまいのだな。 エリンの出産の話の緊迫感がすごかった。 エサルの話はかなり生々しい。

Posted byブクログ