挑戦する脳 の商品レビュー
ダイアログ・イン・ザ・ダーク 解決のヒントは、私たちが今まで探った空間の5センチ横にあるかもしれない、それを知らないだけかもしれない。
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人間の脳は「オープンエンド」p13 サヴァン p47 Cf. キム・ピーク、『僕には風景が数字にみえる』 「偶有性忌避症候群」(contingency avoidance syndrome)p111 アンチからオルタナティブへ p121 踊ることが、生きることの偶有性に対する、最も「強靭」な答えであり得る。p190
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あまり脳について知識なく読んだので、「サヴァン」や盲目のピアニストの話はとても印象的だった。 脳、という自分にもある部位の、未知なる力にとても興味を抱いていたが、この本を読んでいたら、脳が集まる、つまり沢山人が集合した社会のシステムについて考えさせられた。 脳自体は素晴らしい...
あまり脳について知識なく読んだので、「サヴァン」や盲目のピアニストの話はとても印象的だった。 脳、という自分にもある部位の、未知なる力にとても興味を抱いていたが、この本を読んでいたら、脳が集まる、つまり沢山人が集合した社会のシステムについて考えさせられた。 脳自体は素晴らしい。そして、その脳が生まれる場所は偶有性の海の中から始まる。色んな刺激を受け、驚き、揺さぶられ、学び、生きるために成長する。その脳が沢山集まった社会の中で、いつしか挑戦しなくなっている。自由だった脳のはずが、自由じゃなくなる。自由な空気を吸える社会になるには、一つ一つの脳が挑戦すべきなのだなと理解した。ワタシの脳もその一つだ。
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「挑戦する脳」、タイトルがいいですね。 尊敬するパートナーに借りて読みました。 わたしたちの人生、一瞬一瞬が挑戦の連続であるのだと。 脳科学の本書で、何やら人生観について考えさせられました。 わたしも、常に新しい自分を探していく作業は楽しいし 日々アップデートしていけたらと思っ...
「挑戦する脳」、タイトルがいいですね。 尊敬するパートナーに借りて読みました。 わたしたちの人生、一瞬一瞬が挑戦の連続であるのだと。 脳科学の本書で、何やら人生観について考えさせられました。 わたしも、常に新しい自分を探していく作業は楽しいし 日々アップデートしていけたらと思っているだけに、興味深い内容でした。 『リヴァイアサン』『偶有性』。 頻繁に登場するこれらのキーワードをきちんと理解するために、 茂木さんのツイート、再読です。
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「青春と読書」連載時に読んでいたので、あらためて読んでみた。特に盲目の天才ピアニストの話が興味深かった。
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不安な社会の中で、日本人は誰もが安定を求め、リスクを嫌う傾向にある。組織という首輪が付いていないと不安…自分も含め、なんでこーなっちゃったんだろうなぁ(´;ω;`) 世の中を変えるとか、だいそれたことはできないにしても、自分もリスクを恐れず小さな挑戦をしていきたいと思う。
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茂木健一郎の本は普遍的な物を扱っているときは面白い。例えばクオリアとか彼の研究内容について。でもこの本は雑誌で連載していたのをまとめた本なので、その時勢の彼の思考が強く反映されていて、その時に読んでいれば面白かったであろう文章が多かった(そういうように書いているんだから当然か)
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医療現場で学生指導をしていてとにかく困るのが、答えをほしがる学生。テストの解答のように、インスタントに唯一の答えがあると信じて疑わない。千差万別の患者さんを目の前にして、あらゆる可能性を考えることが大事なのに。そのためのディスカッションの大切さも知らない。かつて自分もそんな学生だ...
医療現場で学生指導をしていてとにかく困るのが、答えをほしがる学生。テストの解答のように、インスタントに唯一の答えがあると信じて疑わない。千差万別の患者さんを目の前にして、あらゆる可能性を考えることが大事なのに。そのためのディスカッションの大切さも知らない。かつて自分もそんな学生だったのですが! 個対個のケースだけでなく、日本の社会を俯瞰して、今の日本の問題点を明確にしていると感じます。
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脳を活性化させる、脳を錆びさせないためのエッセンスが学べました。難しい専門用語もあり、少しとっつきにくい点もあり。
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「挑戦」することで脳が活性化すると。 脳研究と、昨今の震災や社会的な事象を結びつけて、 脳科学の立場から説く。 今の日本に対する彼の憂いが見え隠れしているが、 その通りだと思う。
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