サラダ好きのライオン の商品レビュー
村上春樹にしか書けない雑談集。様々な場所へ旅行したり滞在したり、とにかく色んな知識が豊富なので、近所の物知りのオジサンと気兼ねなく雑談しているようで楽しい。普段の日常生活で考えていることを垣間見れるのは楽しい。 トルーマン・カポーティの短編小説『最後のドアを閉じろ』の最後の一行...
村上春樹にしか書けない雑談集。様々な場所へ旅行したり滞在したり、とにかく色んな知識が豊富なので、近所の物知りのオジサンと気兼ねなく雑談しているようで楽しい。普段の日常生活で考えていることを垣間見れるのは楽しい。 トルーマン・カポーティの短編小説『最後のドアを閉じろ』の最後の一行、「何ひとつ思うな。ただ風を思え」(Think of nothing things,thing of wind.)いい言葉だな。
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連載終了が惜しい。この筆調で、このようなテーマ選択でのエッセイは当該連載誌ならではだろうな。エッセイでは最も馴染んだ。自分に。
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村上春樹さんのエッセイの好きなところは ・時代を感じさせない ・意見を押し付けない ・気持ちを沈めない ・お腹が空く などなど、とにかく気分転換にちょうど良く、読んでいて疲れないところが大好きです。 こちらも気軽にふと空いた時間にスッと読める楽しい本でした。 村上春樹さんのエ...
村上春樹さんのエッセイの好きなところは ・時代を感じさせない ・意見を押し付けない ・気持ちを沈めない ・お腹が空く などなど、とにかく気分転換にちょうど良く、読んでいて疲れないところが大好きです。 こちらも気軽にふと空いた時間にスッと読める楽しい本でした。 村上春樹さんのエッセイといえば安西水丸さんですが、大橋歩さんの銅版画も素朴さが文章と合っていて素敵です。
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ananに連載されていた村上ラヂオの書籍版第三弾。 本編ももちろん面白いんだけど、最後に書かれてる「今週の村上」というくだらない文章が大好き! p49 暇なときにラブホテルの名前をよく考えます。「それなりに」なんていいんじゃないかな。 p137 「焼け石にオリーブオイル」とい...
ananに連載されていた村上ラヂオの書籍版第三弾。 本編ももちろん面白いんだけど、最後に書かれてる「今週の村上」というくだらない文章が大好き! p49 暇なときにラブホテルの名前をよく考えます。「それなりに」なんていいんじゃないかな。 p137 「焼け石にオリーブオイル」という言葉を思いついたけど、意味不明ですね。どういう時に使うんだろう? などなど。。とてもどうでもいい。 長編小説もいいけど、やはりエッセイも大好きです。特に村上ラヂオは脱力して読めるのでとてもいいです。 春樹を読んだことのない方にもおすすめできる。
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アンアン連載のエッセイということもあってか、わかりやすい文章でとても面白かった〜 優しい文章というか。 比喩がいいな。 サラダ好きのライオンか。
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大橋歩さんの銅版画がひんやりとした感触なせいか、どこか洗練された、冷ための女の人を連想させるエッセイ群でした。
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村上春樹のエッセイ第三弾。 なんだろう、いい感情しか生まれてこない読み物。読んでマイナスにならない。 明日もいい日にしようとか、映画や音楽聴こうかなとか、趣味をさらに極めようかなとか、人生ってきっと面白いよなとか、世界ともっと関わりたいなとか。そんないい感情が生まれてくる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
村上さんのエッセイ大好きだから、チビチビと大事に読みました。小説の方はどんどん難解になっていってしまうし、世界的にも作家として大きく取り上げられることが増えた村上さん。すごく遠くへ行ってしまった気がします。でもエッセイを読んだら「あぁ、村上さんは、ちっとも変わってなんていないんだなぁ。」って安心できるのです。また、村上さんのエッセイが読みたいなぁ。
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もし原発がなくなったら現実的にいろいろと不便なことはあるだろうけど、それでもみんなで一生懸命力を合わせればなんとかなるんじゃないか。 知恵を絞れば。 小説家になって良かったことは通勤しなくていいことと、会議がないこと。 なるべくよけいな口足はするまいという方針で生きている。 つい...
もし原発がなくなったら現実的にいろいろと不便なことはあるだろうけど、それでもみんなで一生懸命力を合わせればなんとかなるんじゃないか。 知恵を絞れば。 小説家になって良かったことは通勤しなくていいことと、会議がないこと。 なるべくよけいな口足はするまいという方針で生きている。 ついつい書いてしまうというトピックが音楽、猫、野菜。
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村上さんのエッセイ、3冊目を読みました。 3冊続けて読んできて、だんだんと読むのが心地よくなってきたのがわかりました。 なんというか気負ってない文章なので、気楽に読めました。 「この人とは相容れないな」なんて漠然と思ってたのに、手紙やメールの返事を書こう書こうと思ってるのにな...
村上さんのエッセイ、3冊目を読みました。 3冊続けて読んできて、だんだんと読むのが心地よくなってきたのがわかりました。 なんというか気負ってない文章なので、気楽に読めました。 「この人とは相容れないな」なんて漠然と思ってたのに、手紙やメールの返事を書こう書こうと思ってるのになかなか書かないまま終わってしまう、とか(これは2に収録されてる話だけど)、わかるわ〜と思う話もあり、また小説も読んでみようかな、なんて思っちゃいました。
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