花々 の商品レビュー
「カフーを待ちわびて」のスピンオフという噂で読みたかった作品で偶然図書館で見つけたときは興奮しました。 明青と幸どうなちゃったか気になりますね。 ダイビングショップでバイトしていた淳子と島を出て東京で大手開発業者でプロジェクト担当している成子が連作短編で主人公をします。本土から...
「カフーを待ちわびて」のスピンオフという噂で読みたかった作品で偶然図書館で見つけたときは興奮しました。 明青と幸どうなちゃったか気になりますね。 ダイビングショップでバイトしていた淳子と島を出て東京で大手開発業者でプロジェクト担当している成子が連作短編で主人公をします。本土からやってきて島が気に入り住み着いた人と、島から都会に出て行った人。二つの視点から南国の島と向きあいそれぞれの安住の地を見つける物語。 ちょっと目頭が熱くなる。 それぞれの章で咲いている花たちが素敵に演出してくれてイメージ膨らみました。「島な人たち」からの手紙がそれぞれの地で咲き誇っている香りを届けてくれて、ゆっくりと時間が流れるなかカフェのテーブルで広げて読むのって憧れてしまう。
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沖縄・与那喜島に住み始めた純子。沖縄を出て東京でキャリアウーマンの成子、原田マハの小説に出てくる女性は強いイメージ。面白かった。
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『カフーを待ちわびて』のスピンオフ作品。本編が良かったので、ネットで探して、この本を見つけてAmazonで即注文したのだが、日曜日に喫茶店で読む本を探して、自宅に買ってあった事を発見。1日経って居たが、何とかAmazonはキャンセルできた。 ダイビングショップのアルバイトだった...
『カフーを待ちわびて』のスピンオフ作品。本編が良かったので、ネットで探して、この本を見つけてAmazonで即注文したのだが、日曜日に喫茶店で読む本を探して、自宅に買ってあった事を発見。1日経って居たが、何とかAmazonはキャンセルできた。 ダイビングショップのアルバイトだった純子が主人公の短編集。本土から奄美諸島に来た理由が辛い。本土から永住する人が多いが、それぞれ色々な思いを抱えて来る人が多いのだろう。それと地元出身で仕事で出世を目指す成子の生き方も読んでいて辛い。女性ならではの現実と思う。 肝心の『カフーを待ちわびて』の主人公と幸の行く末は、最後の2行だけだったが、何とか幸せのようでホッとした。
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千と一枚のハンカチ すごいよかった 花ってすてきだな コンロンカ、見てみたい 沖縄や、南国の離島、ふらーっと行きたい 小浜島とか、屋久島とか、楽しかったな
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「カフーを待ちわびて」のサイドストーリーのような連作短編。 様々な理由で沖縄・奄美を一人旅をしている女性たちが、自分を見つめ・見つけていく物語。 島の豊かな自然や風に触れ、さわやかな読後感。
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『カフーを待ちわびて』のスピンオフ。内容は『さいはての彼女』のような、女性たちが再生していく話。明青と幸のその後が、ほんのちょびっと記載されています。
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「カフーを待ちわびて」のサイドストーリ。 「カフーを待ちわびて」は4年ぐらい前に読んでいますが、内容は忘却の彼方に(笑) 自分のレビューを読み返して、なんとなく思い出しました。 本作では二人の女性の視点から物語が語られていきます。 島を愛する旅人の順子。 島を出て、東京のキャリ...
「カフーを待ちわびて」のサイドストーリ。 「カフーを待ちわびて」は4年ぐらい前に読んでいますが、内容は忘却の彼方に(笑) 自分のレビューを読み返して、なんとなく思い出しました。 本作では二人の女性の視点から物語が語られていきます。 島を愛する旅人の順子。 島を出て、東京のキャリアウーマンとして生きる成子。 そして、成子の友人?ライバルとなる男が立ち上げた島のリゾート開発計画。この計画が「カフーを待ちわびて」でも出てくるし、その計画反対の人たちが「カフー」の時の明青や幸の話だったのね。 そして、順子と成子のそれぞれの生き方が交錯します。 後半、ぐっときてしまった。 さがり花、千と一枚のハンカチ。そして花だよりでツーンと来てしまいます。 胸にしみいる物語でした。 「カフーを待ちわびて」を読んですぐ読むことをお勧めします。
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花は自分が生きる環境に呼応して、大地に根を張って凛と咲く。 純子と成子の宿命。冬を乗り越えていく姿が重なりました。 「カフーを待ちわびて」の明青と幸の後日談が聞けたのも良かった。
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この本、10年ぐらい前に図書館で借りて読んでました。 ハードカバーで、装丁がとても綺麗だった記憶です。 文庫本は絵(漫画)が表紙なんですね。 20代で読んでいた時と、 もうすぐ40を迎える私が読むと、 感想は違うのかなあと思いながら読んでました。 当時は出会いと別れが~良い!...
この本、10年ぐらい前に図書館で借りて読んでました。 ハードカバーで、装丁がとても綺麗だった記憶です。 文庫本は絵(漫画)が表紙なんですね。 20代で読んでいた時と、 もうすぐ40を迎える私が読むと、 感想は違うのかなあと思いながら読んでました。 当時は出会いと別れが~良い!みたいな感想でした。苦笑 若いというか瑞々しく読んでます、たぶん。苦笑 今は、きれいごとだけでは物事は進まないし、 どんなに頑張っても、人は言葉で傷つくし、 それが決定打になることがあって。 近いからこそ乱暴に扱ってしまうこともあって、 大切にできなくて余裕もなくなる。 鬱々とした傷を癒し、隠すためにも、 人は距離を取るんだろうなあと。 島で生まれ育ってない自分はよそ者。 自分が根ざす場所を探して、 どう生きていくべきかを迷って探して。 家族って、最低でも最高でも家族ですよね。 それを改めて感じました。 沖縄行ってみたいなあと思います。
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プロレス必殺技の本を買いに出掛けると宝島社の見つけて、カフーを待ちわびて読んでたので思わず飛びついた。友寄と幸さんのその後ばかり気にしてたので、こんなもう一つの話あるとは思わず、読んだら一気に一日でした。ジントしたの何回もあれば、純子の旅の終わりも感動した。最後に友寄と幸さんが戻...
プロレス必殺技の本を買いに出掛けると宝島社の見つけて、カフーを待ちわびて読んでたので思わず飛びついた。友寄と幸さんのその後ばかり気にしてたので、こんなもう一つの話あるとは思わず、読んだら一気に一日でした。ジントしたの何回もあれば、純子の旅の終わりも感動した。最後に友寄と幸さんが戻るとたった一言が1番聞きたかったのです。良かったですありがとう。1分間だけと宝島社の本はたぎる。
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