花々 の商品レビュー
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2018/7/28 Amazonより届く。 2023/6/26〜6/27 「カフーを待ちわびて」の舞台の周辺で起こっていたもう一つのストーリー。花をモチーフにした連作短編。とても心がほっこりする話であった。登場人物たちが「カフー」でどういう立ち位置であったか、を忘れてしまってるので、滅多に再読しないが、続いて「カフー」を読むことにする。
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「カフーを待ちわびて」の外伝。同じ時系列同じ世界で進行する物語。こういう展開は嫌いじゃない、むしろ世界観を一度構築してるだけにすんなり物語に入っていけるので、好きな部類のジャンル。 だが、薄いように思う。文庫サイズであの隙間だらけの活字であのページ数、そもそもそこからして「これ1冊にするの?」って気分。 内容もなぁ…、島を巡る女性主人公3人の軌跡が、あまりにも不安定。ご都合主義ならともかくも、あっちふらふらこっちふらふらの結末が「私はもうここから離れません@岡山、他の皆さんは手紙を下さい」 なんだこれ? 俺に会わない方の原田作品でした。
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『カフーを待ちわびて』のサイドストーリー。それぞれ花をモチーフにした5つの短編(ハンカチはコンロンカ、俗称ハンカチの花のこと)。 相変わらず、悪人の出てこないホンワカした暖かな話です。妬みや憎悪、そういった感情が無い訳では無いですが、ドロドロしてないし、すぐに改心してしまいます。...
『カフーを待ちわびて』のサイドストーリー。それぞれ花をモチーフにした5つの短編(ハンカチはコンロンカ、俗称ハンカチの花のこと)。 相変わらず、悪人の出てこないホンワカした暖かな話です。妬みや憎悪、そういった感情が無い訳では無いですが、ドロドロしてないし、すぐに改心してしまいます。ですから安心して読めますね。 しかし。。。。 原田作品は『さいはての彼女』で出会ってから1月半の間に5冊。やっぱりちょっとハイペース過ぎ、少々ホンワカが鼻に着き始めました。少し間をおいて次作という事にしましょう。
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郷里の岡山を離れ沖縄でアルバイト生活をする元看護師の女性。郷里沖縄を離れ東京でキャリアウーマンのバツイチ女性。この2人が沖縄で出会いストーリーが展開する。数時間で一気に読める小説。読後、この2人の人生が気になる。
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カフーを待ちわびてのサイドストーリー。 東京→島 島→東京 に行った対照的な女性2人。 千と一枚のハンカチ。は感動。
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「カフーを待ちわびて」と並行して展開する、もうひとつのストーリー。 女性の強さや優しさ、自分を大切にできる潔さが大好きになる。 自分を作ったすべての時や人たちを、すべて自分の中に取り込んで生かしてゆく。生かされてゆく。ふと立ち止まる女性たちの目の前に咲く花々 。 美しい。涙...
「カフーを待ちわびて」と並行して展開する、もうひとつのストーリー。 女性の強さや優しさ、自分を大切にできる潔さが大好きになる。 自分を作ったすべての時や人たちを、すべて自分の中に取り込んで生かしてゆく。生かされてゆく。ふと立ち止まる女性たちの目の前に咲く花々 。 美しい。涙が出そう。 こんな生き方、今からでも…男でもできるかな。
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沖縄を舞台にした、純子と成子の2人を中心とした中編小説。 日常に埋れたり、逃げ出したくなったりしたときに、また読みたい。
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旅路の果てにたどりつく場所。 ようやく見つけた自分の居場所。 なつかしい風が吹き、 あたたかい時間が流れる場所。
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「泣いたらええです。ハンカチは、ほれ、いっぱい、千と一枚もありますから。」 前作を読んでカフーを待ちわびてた方は、この本を。
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『カフーを待ちわびて』の登場人物たちの背景が南国の花々とともに描かれている。 登場人物ごとに短編形式になっており、カフーを読まずともこれだけで十分内容が濃いのだが、どちらかというとスッキリとしたラブストーリーにゴツゴツした日常を差し込んでくれるので、セットで読むと非常に奥行き深...
『カフーを待ちわびて』の登場人物たちの背景が南国の花々とともに描かれている。 登場人物ごとに短編形式になっており、カフーを読まずともこれだけで十分内容が濃いのだが、どちらかというとスッキリとしたラブストーリーにゴツゴツした日常を差し込んでくれるので、セットで読むと非常に奥行き深い連作になる。 南国の花といえば、赤のイメージだったが、白い花もあるんだな。
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