花々 の商品レビュー

原田マハ【著】

2014/07/04

純子は故郷の岡山に痴呆症で入院中の母親を捨て置いて沖縄の離島を旅していた。旅先で出会った、旅人の奈津子、離島出身でありながら東京でキャリアウーマンとして生きる成子などと触れ合う。

『カフーを待ちわびて』読んだけど、すっかり忘れてる。沖縄にはこういう人が多いけど、一度暮らしてしまうときっと帰ってこられないんだろうなと思う。でも、離島の風を感じるようなストーリーだったな。

2014/03/21

『カフーを待ちわびて』のサイドストーリー、姉妹編。島を出て東京で働くキャリアウーマンと島に移住して暮らす女性の話が交互に進んでいく。仕事、家族、夫婦など、女性の生き方にも触れる一冊ではないかと思う。さらさらと読めました。

2013/06/19

共通項は日常の閉塞感からの逃避!?。一人は故郷を捨て、もう一人は島出身ながら都会ベースから…翳りのあるそんな女性二人が南の島での巡り合わせ。「カフーを～」は読んでないが、朧気なストーリーは想像出来るナ!。本書はスピンアウト編との紹介もあるが終盤の畳み掛けなど充分楽しめる。とにかく爽やかな海風と揺れる花々の姿の空気感はとても心地良い。

2013/02/20

最初の2章ぐらいは特に何もなし、というよりつまらないかもとさえ感じてしまった。けど、最後の2～3章で物語が急展開。
「カフーを待ちわびて」のお話と絡んでいるところもあるから、2冊読むとおもしろいのかも。

2013/02/04

「カフーを待ちわびて」のスピンオフとのことなので、
そっちを読んでいたらもう少しいい感想を抱けたのかな？
内容が浅いなぁ…ってカンジだけど、みなさん高評価なのできっとそれが理由だと思います。

マハさん好きなくせに、「カフーを待ちわびて」は一度も読んだことがないんですよねぇ。。

2012/10/17

南の見たことがないお花がたくさん。「カフー」はお気に入りの作品だったので、成子や純子のサイドストーリーは嬉しい。
作品は違うけど、『コルコル』飲みました☆美味しかった〜！！
2012/10/12読了

2012/09/09

『カフーを待ちわびて』のもうひとつの感動ストーリー
という本の帯にひかれて購入。
カフーで、初めて原田マハ作品に触れて感動したので。

何よりも、明青と幸のその後が描かれていたのがうれしかった！！
はあ～よかった(^^)
離島のあったかーい雰囲気は、カフーのときとはまた違ってよかった。

故郷（田舎）と都会
故郷（都会）と田舎
きっと、自分が生まれ育った場所と正反対の場所に憧れるもんなんだろうな。
でも結局、生まれ育った地域に自分はいちばん馴染んでいるんだよ。
って思い起こさせてくれる作品。

2012/07/27

訳あって故郷を出て島で暮らす旅人の純子と島を出でて東京でキャリアウーマンとして生きる成子。二人の女性を中心としたやさしい話。ハンカチの花が見たくなります。
「カフーを待ちわびて」のスピンオフ的な部分もあります。

2012/07/17

『カフーを待ちわびて』の姉妹作と言っていいのかな。
明青と幸の出逢いの物語と同時期に展開されていた、
島にやってきた女性と島に戻ってきた女性の物語。

タイトルの通り、連作短編のように構成された各章は
花が重要なキーワードになっている。
サブタイトルも花の名前だしね。

帯には「もう一つの感動ストーリー」と書いてあったけど、
うーん、それよりも癒しが一番近いかな。
都会で疲れてしまった人が、沖縄で再生するっていう
ありきたりなパターンだけで終わってもいないけどね。

良くも悪くも、さらりと読んじゃった物語でした。

2012/07/16

マハさんの『カフーを待ちわびて』の番外編というか
同じ時期にカフーと明青と幸の暮らしの傍で繰り広げられていた物語
鳳仙花、ねむの花・デイゴの花、さがり花、コンコロカ（ハンカチの花）
たくさんの沖縄の花とともに、やるせない物語が進んでいく
最後の方は、ちょっと、号泣・・・・