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花々 の商品レビュー

3.7

49件のお客様レビュー

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2021/11/30

それぞれ良いが、“千と一枚のハンカチ”が特に秀逸。知花子のストーリーにのめり込む...。前作を読んでいなくても楽しめるが、読んでいた方がより楽しめる。 相手を思う気持ちと自身の大事にしてきたものを紡ぎたい思い...。すっと胸に染み入る。

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2021/10/29

純子と成子がこれまでの人生で向き合ってきたもの。奄美諸島の島々を旅(取材)しながら見つけたそれぞれが背負う「宿命」を選択。 *「千と一枚のハンカチ」が、特に良かった♪ 小高い丘の上にいっぱい咲く白いハンカチーフの景色は、想像するだけで幻想的。 木綿一の言葉にはホロリ。 そしてラ...

純子と成子がこれまでの人生で向き合ってきたもの。奄美諸島の島々を旅(取材)しながら見つけたそれぞれが背負う「宿命」を選択。 *「千と一枚のハンカチ」が、特に良かった♪ 小高い丘の上にいっぱい咲く白いハンカチーフの景色は、想像するだけで幻想的。 木綿一の言葉にはホロリ。 そしてラストの短編『花だより』のタイトルの意味を知り、嬉しさと温かい気持ちに包まれました♪

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2021/09/13

沖縄の島を舞台にした恋愛小説「カフーを待ちわびて」の主人公の傍らでくりひろげられていたサイドストリー。じわりとくる感動の中で、それぞれが人生の主人公だということがわかる。改めて著者の高い構想力には感服する。 それにしても「カフーを待ちわびて」は素晴らしいタイトルだ。18年の前にな...

沖縄の島を舞台にした恋愛小説「カフーを待ちわびて」の主人公の傍らでくりひろげられていたサイドストリー。じわりとくる感動の中で、それぞれが人生の主人公だということがわかる。改めて著者の高い構想力には感服する。 それにしても「カフーを待ちわびて」は素晴らしいタイトルだ。18年の前になるが、サッカーブラジル代表の有名選手「カフー」を横浜Fマリノスが獲得するという噂が流れた。しかし、なかなか正式発表はない。FC東京のサポーターが、マリノスとの試合の前に「カフーはどうした!」とコールして挑発したことがあった。当時、横浜Fマリノスのサポーターは、文字通り「カフーを待ちわびて」いたのだった。 昨年、当のカフーはインタビューの中で「マリノスとは入団の合意があったが、ACミランから急遽オファーを受けて、マリノスとの契約をキャンセルした」と明かしている。その違約金で獲得した選手が活躍し、2003年シーズンに続いて、2004年シーズンもマリノスはリーグ優勝した。結局「カフー」(幸せな報せ)がもたらされたと考えるようにしている。

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2021/07/30

「カフーを待ちわびて」のサイドストーリーで、様々な境遇で強く生きる女性たちの視点で描かれています。出てくる女性たちは皆んな、応援したくなる素敵な人たちです。「カフーを待ちわびて」の気になるラストもスッキリしました。携帯メールが主流の今ですが、手紙を書きたくなりました。

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2021/02/14

ラブストーリー大賞シリーズなんですね。 ラブストーリー?まぁそうかもしれませんが。 恋愛重視ではない良い本を探していた私には良い本でした。

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2020/08/29

沖縄の離島を旅した感覚。離島の匂い、風を感じられた。 かみさんの実家が沖縄の離島だから、本当に懐かしい感じがした。これぞ本が持つ醍醐味。 全て女性目線でかかれているのだけど、男でも清々しさに浸れる内容になっている。 原田マハの描写は本当にすごい。とあらためて感じた。

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2020/04/07

ストーリーの節々に出てくる色々な花、見てみたいな。というより、これを読んだら沖縄の離島を旅したくなった。温かい一冊だった。

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2018/10/12

奄美諸島の島々を舞台に女性たちが出会って、涙する。 純子さんにも成子さんにも共感できる部分があって、沖縄の自然豊かな空気を感じながらあったかい気持ちで読めた。 『カフーを待ちわびて』とつながりがあったのは知らなかった。 こちらも読んでみたい。

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2018/08/04

『カフーを待ちわびて』のサイドストーリー。 原田マハさんの小説ばかり続けて読んでいると、似たような登場人物が多いと気づく。仕事で多忙を極め、キャリアを積む一方で、私生活でつまづいたり、時にはその職から離れることになったり。人生でいちばん大事なものを大切にして下さい、というメッセ...

『カフーを待ちわびて』のサイドストーリー。 原田マハさんの小説ばかり続けて読んでいると、似たような登場人物が多いと気づく。仕事で多忙を極め、キャリアを積む一方で、私生活でつまづいたり、時にはその職から離れることになったり。人生でいちばん大事なものを大切にして下さい、というメッセージが所々に散りばめられているような気がする。原田さんの経験を踏まえてなのかな。分からないけれど、そんな気もする。

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2023/06/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2018/7/28 Amazonより届く。 2023/6/26〜6/27 「カフーを待ちわびて」の舞台の周辺で起こっていたもう一つのストーリー。花をモチーフにした連作短編。とても心がほっこりする話であった。登場人物たちが「カフー」でどういう立ち位置であったか、を忘れてしまってるので、滅多に再読しないが、続いて「カフー」を読むことにする。

Posted byブクログ