はるまき日記 の商品レビュー

瀧波ユカリ【著】

2015/03/30

はるまきちゃんが生まれてから一年間のパパママはるまきちゃんの記録。

お仕事とは言え、一年間もよくこんなに記録できたなぁ、すごいなあというのが第一の感想。私は産後とか疲れすぎていて、授乳やうんちの間隔を把握するのに必死でした。
その時々感じたことがたくさんあったのに、あっという間に子どもが成長レベルをあげていくから、それについていくのに必死で通り過ぎてしまったことが多く。そういうのを、あ、私もこう思ったんだった！と思い返させてくれる本でした。
ざっくばらんに書かれてるから、読みやすいし堅くなくて良い(^o^)旦那さんのキャラクターが面白い（笑）はるまきちゃんとの関係をなんとか築こうと陰で表彰状渡したりしてるところが素敵でした。やはりプラスαの努力を積まねば、母と互角になるのは難しいんだなぁと。
母さんのほっぺの上で寝るくせに、パパにはプラスチックの棒でギッタギタに叩いているところも、わかる〜（笑）…でした^^;
下ネタあり、笑いありだからこそ、大震災の起きた時の著者の親としての不安や動揺がすごく素直に伝わってきて、私も考えてしまった。
当時は親ではなかったが、今は子どもがいる。自分や夫などだけなら、なんとかこらえきれることも多いし、最悪自分に何かあっても覚悟はできるが、子どもについてはできない。自分自身もなんとしてでも最悪な事態は避けなければいけない。子どもを守らねば、、と思うといろいろ心配になるなぁ…と。
何気ない毎日、大変なこともあるけれど、よく味わい、感謝し、それから面白いことはメモしておこうと思った本でした^ ^

2014/08/16

電車の中で読んで早速笑ってしまった。授乳はセックス、搾乳はオナニーって（笑）男の気持ちがわかる。だって。ま、たしかに、溜まったものは出したい、吸ってもらうと爽快感、スッキリ感、充足感。搾乳は、したことないけど、面白いけど、どこかうら寂しい感じがある。
うんちについても、9ヶ月ごろから、急にうんちが大人っぽく固まりになったって。「おとなのうんち」などというものでなく、「成人便」って感じ。と。夫と、「もう元に戻らないのかな」と、相当しつこめに残念がるというか、してた。うちのちぺのうんちも今はまだ黄金のトロトロうんちだけど、もうそろそろ離乳食始めるから、そしたらそうなるな。やっぱ、認めたくないけど、子どもの成長は嬉しいけどさみしい。どういう心理なんだろう、これ。

2015/09/27

面白かった！
子供がいる友達よりもさらに細かく赤裸々な。
なんでみんな教えてくれなかったの！？と、やっぱりそうか。。。とが混在。
途中震災があり引っ越しがあり。
でも家族で本当にはるまきちゃんへの愛情があふれまくっていた。
どんなときもふざけられる余裕を持つ強さが必要なことも改めて実感。
子供いない今でも面白かったから、子育て中、後に読むとまた実感が伴ってよさそう。
これからもこの子の健やかな成長を願ってしまう一冊。

2015.9　再読
産後読むとまたリアリティが増す。
1歳くらいになったときに2.3か月のはるまきちゃんを大して可愛くない、何かの呪いにかかっていたようだ、というシーンがあって、まじか。と思った。
息子はいま3か月。可愛さは日々更新されているが、序の口なのか。

文庫版の解説を伊藤比呂美が書いていて、この本の良さは可愛い子供を、可愛い、ああ可愛いといい続けていること、と言っている。
簡単なことだが、案外そうでないのかもしれない。

2014/03/31

子育て中ママのための最高の息抜き本。1人で大爆笑しながら一気に読み切りました！気取ったオサレな感じの子育てブログとは対局にあるリアルで笑えるエッセイ集。大変な毎日もこれを読むと全てネタと思えばいいんだ！と前向きになります。旦那さんの育児への参加っぷりも本当に素晴らしく日本男児の鏡です。

2014/02/21

江古田ちゃんの瀧波ユカリさんの育児エッセイ。
声を出して笑ってしまうほど、面白く、またほっこりとこころ温まる。
私は妊娠中に読んだが、育児あるあるが独特の言い回しで面白おかしく書いてあり、誰が読んでも幸せな気分になるのではなかろうか。
面白いだけでなく、産後まもなくのなんとも言えない不安感、必要以上に人混みが怖かったり、我が子が消えて無くなるんじゃないかとか、とても共感できる。みんな一緒なんだと安心できた。
実際に乳児を育てていると、愛しい我が子のやることなすことが面白くて爆笑の連続。我が家のはるまき日記を書きたい！と意気込んだが、忙しさにかまけて断念。子供のいる家庭の数だけそれぞれのはるまき日記があると思える素敵なエッセイ。

2013/12/18

自分の娘かと思とそっくりで、
内容もあるあるネタが盛りだくさん！
楽しみながら子育てしているのが伝わってきて、育児に疲れた時に読むと
元気がでた。
秀逸な表現力にも驚かされました。

2013/11/17

シュールで笑っちゃう、でも、
やっぱり母親なんだと改めて感じる。
子を守るために北海道に移住したり。
あの日を境に、日本中が変わった。
それがいいとか、悪いとかではなく、
変わらなきゃいけなかったのだ。

2013/11/26

面白いんだけど　途中で挫折☆
もっとマンガが多い方がやっぱ育児日記は強いな；
はるまきちゃんの絵が可愛くて
この人絵が上手なんだな〜って思いました
えこたちゃん？より上手☆

2013/11/05

漫画家さんの育児日記。
乳児にまつわる日々の出来事はもちろん、夫婦のかけあいや家庭のルールが面白い。
育児の面白さは想像力次第！…と思った一冊。

2013/11/04

江古田ちゃんの人も、育児エッセイ書いちゃうのかーと思いながら開いて数行後、図書館本で今手元にないためあやふやだけれど「まえがき」だったか「エピローグ」だったかの、育児エッセイを書く理由みたいなのを読んで、やっぱり江古田ちゃんの人だわーと安心して読み進めました。
おもしろかったー
お手本にはできないなと思うところも、できたらいいけど性格的に無理だなと思うところもあるけれど、こんな心持ちで育児できるといいだろうなと思う。
内田春菊の「私たちは繁殖している」を愛読して出産に挑んだ友人がいるけれど、わたしはこれを手元に置いておこうかなと思う。
愛読書になるかはわからないけれど(笑)、助けられるときはあると思う。