はるまき日記 偏愛的育児エッセイ

瀧波ユカリ【著】

• 販売会社／発売会社: 文藝春秋
• 発売年月日: 2012/06/29
• JAN: 9784163753805

商品レビュー

2022/05/08

2010年秋に出産されたご夫婦と赤ちゃんの成長日記。
2011年3月を境とした混乱が伝わってきます。
乳飲み子を抱えた状態で、地震だ、原発だ、放射能だとなってしまったら、それはもう混乱しますよね。
それでも、子どもは育てなければならないし、子どももそれに応えて…という言い方は変ですが、育っていきます。
早いですね、本当に、この時期のお子さんの成長は。
たったひと月でがらりと違う。
しかし、0歳児でアボカドを嗜むとは…なかなか素晴らしい。
今どんなお子さんに成長しているんだろうな。

2020/08/05

漫画家である著者の、出産から生後14ヶ月までの育児日記。ごく個人的な経験を語るわけなので、同じくらいの子を育児中の人以外には何がおもしろいのか分からない内だろう。東日本大震災前後の世間の空気を思い出す部分もあり。

2020/07/29

おもしろい。可愛い。
江古田ちゃん愛読者としては、瀧波ユカリが母であるというのはなんだかとても不思議。
というか、母なる瀧波ユカリを見たくなくてずっと読んでいなかったのだけど、
「30になったばかりの頃、4年付き合って結婚の話もしていた彼氏にフラれ、自傷行為に近い気持ちでこれを読んだ自分を心の底から笑わせてくれた」というレビューをSNSで読んで、
絶対読む！といまさら読んだのでした。
たしかに。
独身子なしコンプレックス女を「けっ」と思わせない育児書・ママエッセイというのはなかなかないかもしれないな〜