月の影 影の海(上) の商品レビュー
一気に読んだ… この本を貰ってから三、四年経っていてずっと積読だったのを時間があるからと読み始めたらあっという間だった まだ下巻を読んでいないけど、最近の異世界ものとは違う救いようのない感じにすこしどんよりとした気持ちになっている
Posted by
最近のご都合主義の異世界トリップに比べて、ハードモードが過ぎる。ここからどう好転するの？設定世界の深さもさることながら、主人公の心の動きが丁寧に描写されてて面白い。幸せになってくれ。
Posted by
えっ…と…感想書いてる間があったら下巻読んでいいですか…？ 魔性の子を読んで、壮絶さに言葉を失ったけれど、これもたいがい…すごいね…？ ネズミが出てくるまで耐えろ、と言われた気がするんだけど、この巻じゃなかったっけ。まぁそう言う気持ちはわかる、わかるけどこれ耐えるとかじゃなく、...
えっ…と…感想書いてる間があったら下巻読んでいいですか…？ 魔性の子を読んで、壮絶さに言葉を失ったけれど、これもたいがい…すごいね…？ ネズミが出てくるまで耐えろ、と言われた気がするんだけど、この巻じゃなかったっけ。まぁそう言う気持ちはわかる、わかるけどこれ耐えるとかじゃなく、読むのをやめてしまうの？やめたらあかん気しかしなくない？ まぁ気分は良くはないけれど、ここで終わらせてはいけない、続きがどうなるのか気になる、という気持ちになった。 なんというかこの巻が、ではなくて、このシリーズ全てがきっとこういう世界なんだろうなと思う。鮮やかで深刻で壮絶な、現実。それに惹かれる気持ちはとてもよくわかる。魔性の子でも思ったけれど、少しワクワクというかドキドキしてしまう。絶望感に苛まれつつも、好奇心に抗えない。 桜のもとで強烈な風が吹いて、目をつぶって開いたときのような。髪をなぶりながら通り抜けていく強風。 そんな風にあおられて呆然としながら結局感想書いた。 こんな世界を日々眺めてる作者どうなってるんや…
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ずっと読んでみたかった十二国記シリーズの一作目。 面白い。めちゃくちゃ面白いけど、陽子の置かれた状況があまりにも過酷。誰か助けてあげてほしい、切実に。下巻で救いがあると信じたい。続きが早く読みたくなります。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
陽子が知らない世界に連れ去られて迷子になり、お腹ぺこぺこ傷だらけで、でも珠の力でギリギリ死なない程度に回復されている状態で襲われ裏切られ あーひどい。 怖いよね。敵だとしても殺したく無いし血しぶきなんて浴びたくない。 あと何がなんだか分からない状態で知らない国で1人っていう孤独な状態がつらい。 どうしても読みながら眉間に力が入ってしまう 下巻でどうにかなって欲しい
Posted by
気になっていた十二国記シリーズに着手しました。 表紙が魅力的。 エピソード1から読むと世界全体の流れを追えるというおすすめがあったので、エピソード0はとばしてこの『月の影 影の海』から読み始めてみました。 最初に十二国の地図が書かれていて、文字の通り十二の国があって、壮大な物...
気になっていた十二国記シリーズに着手しました。 表紙が魅力的。 エピソード1から読むと世界全体の流れを追えるというおすすめがあったので、エピソード0はとばしてこの『月の影 影の海』から読み始めてみました。 最初に十二国の地図が書かれていて、文字の通り十二の国があって、壮大な物語になることは明らかでわくわくする。 わくわくして読み進めるが───つらい... あまりにも救いがなさすぎる泣 つらいけどおもしろい... すがるように下巻へ こんなにハードモードなファンタジー初体験です泣
Posted by
ひたすら辛い。突然巻き込まれて、何もわからないまま異世界に飛び込む物語。信頼できそうと思った人は皆、裏切り、誰も信じることができない。でも死ぬのは何か違う。自分にこの強さは無い。一体、この強さは何なのか。上だけで終わるのは本当に損です。下まで読まないとカタルシスは得られません。
Posted by
前から読んでみたいと思っていたシリーズ。Amazonのポイントが貯まっていたので何気なくポチり。 主人公が連れられた異世界で経験する恐怖、裏切り、人間関係の孤独により精神的、肉体的にどん底に陥った先に何があるのか。伏線に次ぐ伏線。 めっちゃ気になる。 速攻で続刊をポチり。(今度は...
前から読んでみたいと思っていたシリーズ。Amazonのポイントが貯まっていたので何気なくポチり。 主人公が連れられた異世界で経験する恐怖、裏切り、人間関係の孤独により精神的、肉体的にどん底に陥った先に何があるのか。伏線に次ぐ伏線。 めっちゃ気になる。 速攻で続刊をポチり。(今度は実費)
Posted by
ブクログのお勧めにあって読みたいにしてたのかなあ。 最初は入りにくくて、映像だと理解しやすいかなあ、と思いながら。 読み進むにつれて、世界観を頭の中で作れた感じ。 ファンタジーってそこまで読まないけど、楽しめたかな。
Posted by
陽子の髪は生まれつき赤い。それ以外はいたって普通の、学校では優等生と言われる女子高生だ。 ただ、ここひと月、奇妙な夢を見る。異形の獣の群れが踊りながら移動する夢。それらは、漆黒の闇に立ち竦む陽子に次第に近づいてきている。 あれが来たら、殺される。 十二国記シリーズ第一作 ど...
陽子の髪は生まれつき赤い。それ以外はいたって普通の、学校では優等生と言われる女子高生だ。 ただ、ここひと月、奇妙な夢を見る。異形の獣の群れが踊りながら移動する夢。それらは、漆黒の闇に立ち竦む陽子に次第に近づいてきている。 あれが来たら、殺される。 十二国記シリーズ第一作 どこまでも希望も救いもなくて哀しく、恐ろしかったです。 最後には希望や救いがあるかと思いましたが、まだ上巻だから仕方がないかと思いつつもやはり辛い。 どこに向かっているのか、何のための生き延びようとするのか、読めば読むほど元々あったものは遠く離れていき、希望だと思っていたものは幻だったと知り、主人公の陽子はもちろんのこと、読み手の自分も分からないことだらけ、信じられないことしかないと絶望の淵に立たされているような気持ちになりました。 下巻を早く読みたい…！という気持ちにさせてくれる、とても読み応えのあるお話でした。下巻を読めば、多少は救われるのだろうか、何かがはっきりするのだろうかと希望を持ちたくなりますが、期待をしてはいけないと自分を戒めています。 この手のファンタジーは、自分では手に取らなかっただろう、読んでも途中で諦めていたと思うので、人からの薦めで読めて良かったと思います。その点はさすが、ファン層が厚く信頼がおけます。
Posted by