月の影 影の海(上) の商品レビュー

小野不由美(著者)

2021/11/02

書店に行くたびに、気になって買おうか迷っていた本。やっと買いました。
結論から言うと、買って良かったです。「剣」や「旅」、「国」といったキーワードが好きなので、終始ワクワクしながら読めました。
戦闘シーンは興奮するのと同時に、あまりそういった描写に耐性がないので少しびっくりもしましたが…

毎晩獣と戦ってはズタボロになる陽子、先が見えない状況の中で、物語がどのように展開していくのかがとても気になり、飽きずに読めました！

この先の物語も早く知りたいですし、ケイキや青い猿、陽子を襲った女は一体何者なのかもやはり気になりますね！

2021/10/23

5年振りの再読。
1回目より、更に情景が浮かび入り込んでいった。
こんな壮大な世界、どうしたら思い浮かぶのか。。。
凄いの一言です。
陽子の成長も凄い。
一気に下巻へ！

2021/10/17

いや〜〜〜〜。
ずっと気になっていて難しそうと敬遠していた
十二国記。とうとう、手に取りました。
絵柄的にとっても好きで、
どんなファンタジーかと前情報なしで読んだら
暗い暗い！重い重い！！！！
これは苦しい！！と思いながらも
この世界に引き込まれて読み終えました。
前半の、陽子のどうしても受け止められない感から、
私も十二国記の世界になれてきたのか
諦念と孤独、絶望がみられる後半にかけて早い早い。

他の海客と出会って陽子のイレギュラーが
さらに浮き彫りになるからもう不思議すぎる。
たくさんある伏線が、どうやって回収されるのか。
ケイキは一体誰なのか？
あーすごく気になって、続きをすぐ借りちゃいました。
またよみまーす。

2021/10/17

中学生の時に読んだ時より、読みやすく感じた。
たぶん2〜3時間くらいで読み終えた。
展開も所々しか覚えていなかったけど、なんとなくこの人裏切りそうだなというのがわかったのは、前の記憶？笑　青い猿とかもすごく覚えていた。
この上巻だけではまだ世界観やキャラクターにそこまで入りこめないけど、読者が陽子と同じ目線だから、一緒にわからないところはわからなく感じられるし、一緒にこの世界を知っていく感じがして、そういう面でもとても上手に書かれているなと思った。
色々な細かい設定がしっかり書かれていて、世界に深みがでる。作者はどうやってここまで細かな設定まで気を配ることができるんだろうと、感動する。
下巻がどういう展開だったかも、すっかり忘れているので、これから読むのが楽しみ！笑

2021/10/17

異世界ファンタジー＆女子高生の自分探しのロードストーリー的設定に引き込まれる。十二国記の世界に嵌りそう。

2021/10/16

嫁に勧められて手に取った。スタートから謎だらけで、何故知らない世界に飛び込まざるを得なかったのか、全く分からないまま、主人公の少女はたった1人で孤独な毎日を歩む。生きたくない、でも死ぬのはいやだ。だからこそ今を生き延びようとする力はとても力強く、ついつい感情移入してしまう。 今は停滞気味だが、下巻で展開することを期待する。

2021/09/23

｢ーーー生き延びる。生き延びて、必ず帰る｣

十二国記シリーズ1作目。
慶国のお話。

2年ぶりくらいの再読。
一度シリーズの最新まで読んで世界観が分かってるから、前に読んだときよりも深く物語に集中できた気がする。

上巻は陽子がひたすらにかわいそうで辛い。どちらの世界でも報われなくて、もがく様子が切ない。襲われて裏切られて傷ついて、それでも｢帰りたい｣と戦い続けるのが痛々しい。
けど、血みどろになりながらも徐々に強かになっていくのは格好よかった。

そしてやっぱりイラストが素敵すぎる！表紙も挿絵もすごく綺麗。物語の独特の世界観を、このイラストがさらに魅力的にしていると思う。

始めから終わりまで辛いこと尽くしの上巻だったから、下巻をすぐに読みたい。陽子、救われて！
推しの楽俊にもはやく会いたい。

2021.9.20　読了(再読)

2021/09/20

最初に「白銀の墟　玄の月」を購入、最初は「月の影　影の海」だというので、「魔性の子」も入れて全てを揃えたところで、読み始めた。ゼロ巻扱いの「魔性の子」から読むか「月の影　影の海」から読むか迷ったが、結局こちらから読み始めた。結論を言うと、どちらから読み始めても全体の面白さを損ねることは無いが、あちらの世界のことを知らないうちに「魔性の子」を読んだとしたら、どう感じていたのだろう？という、今となっては知り得ないパラドックスに陥った（笑）。この本を開いたばかりのこの時は、続く十二国の物語にこれほど心奪われるとは思っていなかったように思う。ただ、本を閉じるときには、次に出会う国や人に想いを馳せている自分がいた。

2021/09/19

アニメから入りし者　上巻ずーっと辛いんかい！ケイキの王捜し要領が悪すぎて仮にも王になる予定の人に過酷すぎる試練を与えてしまうという痛恨のミスをやらかす麒麟さん　アニメだとこっちの世界には陽子だけじゃなく杉本さんと浅野くんも一緒だったけど原作は違うのね…3人で山をさまよってた時とかあの２人がガチめに付き合ってるせいで感じる陽子の疎外感と居づらさがリアルで嫌だな～という生々しい気持ちにさせられたのが印象深かったけどあれはアニオリ設定なのね…
嘘か本当か分からないけど突然姿消した娘に対して騙されていたんだとか抜かす毒親見るの辛いな　幻影かもしれないけど娘に理想的な女性としての過大な期待を寄せていた父的にはまじで言ってそうなのが地獄だった

早く楽俊を出してくれ～～！！！

2021/09/07

十二国記シリーズ、一作目。
魔性の子を飛ばして読んだが、これが後々吉と出るか凶と出るかはまだ分からない。
内容は抜群に面白い。