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やりたいことは二度寝だけ の商品レビュー

3.5

80件のお客様レビュー

  1. 5つ

    8

  2. 4つ

    22

  3. 3つ

    32

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2015/11/03

友だちからお勧めされた一冊。 めっちゃその友だちが言いそうなことで笑える。途中から完全に友だちが語ってたからな。 根性ばば色。今年も残りわずかですが、積極的に口にしていきたい。

Posted byブクログ

2015/09/15

よかった編 ・イケア体操。(You tube見に行ってしまった。思考停止になりそうなユルい曲だけど、言ってることは「現状を数値で把握せよ!」「必要と言えないのなら排除!」って結構スパルタだと思う。) ・孤独耐性。確かに人によって違うので、友達いなくても本人は傍から見るより平気な...

よかった編 ・イケア体操。(You tube見に行ってしまった。思考停止になりそうなユルい曲だけど、言ってることは「現状を数値で把握せよ!」「必要と言えないのなら排除!」って結構スパルタだと思う。) ・孤独耐性。確かに人によって違うので、友達いなくても本人は傍から見るより平気なこともある。というか友達作って維持していく根性がなくなってきてえるのもあると思う。(友達でも気を遣う場面とか踏み込みラインの見極めとか、聞いてほしかったのに聞き役にされちゃったりとか)。 面白いのと面白くないのとが混ざった、かたつむりみたいなエッセイ。時制が前後したりダブり気味のネタもあるので整理して厳選すればもっと光ったかもしれない。小説の方も読んだことがないので一度読んでみようかなと思った。でももっと濃いエッセイの方が好みかも。

Posted byブクログ

2015/07/15

これこそユルいっていうのか。 でも、とても、地に足をつけて生きている、毎日を「生活」してる感じが、羨ましい。 強い印象はないけれどスッと文章が入ってきて、息をついて、楽になる瞬間があります。 メモを書いて切り取って貼る。できることを積み重ねて小説を書く。常に確信はない、というのが...

これこそユルいっていうのか。 でも、とても、地に足をつけて生きている、毎日を「生活」してる感じが、羨ましい。 強い印象はないけれどスッと文章が入ってきて、息をついて、楽になる瞬間があります。 メモを書いて切り取って貼る。できることを積み重ねて小説を書く。常に確信はない、というのが興味深くもあり好ましかった。この1冊しか読んでないけど、すごくこの方らしいなあと思った。

Posted byブクログ

2015/05/27

へらっと笑えるエッセイ。一編は2〜5ページだが、4年分は多すぎる。 ぬるめのスープに、ゴロッとしたじゃがいも、やわらかい玉ねぎに、たまにピリッとするコショウという感じ。 「美味しいんだけど、量が多いかな…あ、この食感はイケる、いやでもやっぱりぬるいし…」と逡巡してたら食べ終わった...

へらっと笑えるエッセイ。一編は2〜5ページだが、4年分は多すぎる。 ぬるめのスープに、ゴロッとしたじゃがいも、やわらかい玉ねぎに、たまにピリッとするコショウという感じ。 「美味しいんだけど、量が多いかな…あ、この食感はイケる、いやでもやっぱりぬるいし…」と逡巡してたら食べ終わった気分。 テーマごとに三部に分けられてるのはいいとして、その中で時系列ではないことが少し残念。 年齢に触れている文章も、31歳→32歳→31歳など 「あれっ?」となるときがある。 特に問題はないのだけれど気になった。

Posted byブクログ

2015/04/17

やりたいことは二度寝だけ - bookworm's digest http://tacbook.hatenablog.com/entry/2015/03/25/070137

Posted byブクログ

2015/03/16

敬愛する津村先生の初エッセイ!相変わらずのユルさと地味さなのに、文章は秀逸で感情の枠にピタッと嵌まる気持ちよさ。ちなみに二度寝については書かれていないのでご注意を。

Posted byブクログ

2014/12/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

俺にとっては、純文学といわれる小説のハードルって結構高さがあって、純文学作家が書いた随筆ってのは、さらに一段ハードルがあがるような気がして、よほどじゃないと手に取らない。芥川賞受賞作家で手に取ろうと思うのはせいぜい花村萬月ぐらいかな っと思ってたんだけど、津村さんが芥川賞作家だということをすっかり失念して、普通に読んでしまったこの本。ドラクエ偏愛とか友人Yさんのこととか古紙利用の手作りノートとか、いれんでエエとこに力みが入るのに全体に漂う脱力感がいい。純文学どころか濁文学やでこれ、それも毒にも薬にもならんもんで濁らせてあるから胃にも心にも優しい。 一番身近にいそうな気がする芥川賞作家、津村記久子。大阪在住、疲れた時は天神橋筋商店街を放浪して癒されるっちゅうねんから、リアルに身近なんや。気がつかないだけで十八番あたりで隣り合ってワンコインランチとか食ってるんかも知れんなぁ

Posted byブクログ

2014/10/28

津村記久子さんのエッセイ集。 読んだ小説があまりにもツボにはまってしまったので、ついついエッセイにまで手を伸ばしてしまいました。 案の定というか、予想通りというか、小ネタを仕入れるとか雑学の知識を得るとかいうようなものではないけれど、小説と同じような独特の気怠いゆるさがあって、...

津村記久子さんのエッセイ集。 読んだ小説があまりにもツボにはまってしまったので、ついついエッセイにまで手を伸ばしてしまいました。 案の定というか、予想通りというか、小ネタを仕入れるとか雑学の知識を得るとかいうようなものではないけれど、小説と同じような独特の気怠いゆるさがあって、なかなか味わい深いエッセイでした。 津村さんというのは、やはりこういう人柄なんだろうな、というのがよく分かります。 「生まれてきてすみません」はたまた「生きていてすみません」或いは「こんな私が芥川賞など受賞して申し訳ない」みたいな自虐的雰囲気がそこかしこに表れていて、こんな腰の低い人がいるのかなあ、と心配になります。 思えば、彼女の作品の主人公も、いつも自分に自信がなく、何か行動を起こそうとすると逡巡するような人ばかり(まだ三作しか読んでいませんが) その葛藤の仕方、考え、発想がちょっと呆けていて面白いのです。 関西人独特のユーモアセンスも至る所で活かされているし。 津村さんの小説の書き方のヒントが、膨大な裏紙にしたためたメモにあるというのも、発見できました。 今後も彼女の作品は欠かさず読んでいくつもりなのであります。

Posted byブクログ

2014/08/09

桜、紅葉、打ち上げ花火という三大見上げ系娯楽 アッパッパー = up a parts 昔の人の歳時記もいいのだが、リアルな現代生活に即した歳時記もないものかと…九月ならば、「衣替えを忘れてまだ半袖。服の加減がわからず常に風邪ひき…」

Posted byブクログ

2014/07/20

芥川賞受賞した津村記久子さんのエッセイ。 そのゆるーい感じのせいで読むのに思いの外時間がかかった。ドラクエとか植物とか深入りし過ぎてて、縁のない私は読み飛ばしたりしたけど、随所に笑えたり、頑張ろうって思えるところがある感じ。

Posted byブクログ