いつか、君へ の商品レビュー
前のシリーズを読んだ時も思ったけど、思っていたものとちょっと違うな…?!という感想。でも前の本よりは読んでて、楽しかったかな。辻村深月さんの書く話ってなんかこう絶妙に心を抉ってくるから怖い、身に覚えがあり過ぎる。1番好きなのはやっぱり米澤穂信さんの図書委員のやつ。シリーズ化されて...
前のシリーズを読んだ時も思ったけど、思っていたものとちょっと違うな…?!という感想。でも前の本よりは読んでて、楽しかったかな。辻村深月さんの書く話ってなんかこう絶妙に心を抉ってくるから怖い、身に覚えがあり過ぎる。1番好きなのはやっぱり米澤穂信さんの図書委員のやつ。シリーズ化されているもの先に読んでいたけれど、やっぱりめちゃくちゃ好きだなあ。本音を言えば、このアンソロジーにはこういう空気感のものが収録されてるんだと思ってた笑
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文庫オリジナル企画で、男子を主人公にした短編が並ぶ。執筆陣は、石田衣良、小川糸、朝井リョウ、辻村深月、山崎ナオコーラ、吉田修一、米澤保信といった面々。総じて作品は小粒という感じ。男子が主人公だから小粒なのか? 印象的だったのは、小川糸「僕の太陽」かな。なぜか現実感には乏しい感じな...
文庫オリジナル企画で、男子を主人公にした短編が並ぶ。執筆陣は、石田衣良、小川糸、朝井リョウ、辻村深月、山崎ナオコーラ、吉田修一、米澤保信といった面々。総じて作品は小粒という感じ。男子が主人公だから小粒なのか? 印象的だったのは、小川糸「僕の太陽」かな。なぜか現実感には乏しい感じなんだけど、ビルドゥングスロマン的で少年と成長というテーマがそれなりに消化されている感じ。 べつの意味で印象的だったのは、最後を飾る米澤保信の「913」。もっと少年特有とされるキラキラした感じを期待して読み始めたんだけど、全編通してそういう色が薄く、その果ての最後がこれって残念至極だった。
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タイトル通り、男の子目線の短編集で、青さ、若さを感じて新鮮だった。 一部、まだ続きがありそうな、中途半端な所で終わった作品もあったけど、1冊まるまるのところから抜き出してきた?のなら読んでみたいなー。 『僕の太陽』で、ママ呼びだった男の子がお母さんの中に自分の存在があることに...
タイトル通り、男の子目線の短編集で、青さ、若さを感じて新鮮だった。 一部、まだ続きがありそうな、中途半端な所で終わった作品もあったけど、1冊まるまるのところから抜き出してきた?のなら読んでみたいなー。 『僕の太陽』で、ママ呼びだった男の子がお母さんの中に自分の存在があることに気付けて「母さん」呼びになるのが良かった
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7篇中5篇が既読だった。中でも4篇は、集英社の同ような企画本「短編少年」ともろかぶり。(「短編少年」のほうが後の企画だけど。) 吉田修一と米澤穂信の作品のみ初読だったけど、まずまずか。 アンソロジーの気恥ずかしいタイトルがよくない。(だから、短編少年というシンプルなものに鞍替...
7篇中5篇が既読だった。中でも4篇は、集英社の同ような企画本「短編少年」ともろかぶり。(「短編少年」のほうが後の企画だけど。) 吉田修一と米澤穂信の作品のみ初読だったけど、まずまずか。 アンソロジーの気恥ずかしいタイトルがよくない。(だから、短編少年というシンプルなものに鞍替えしたんだろうな。。)
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久々におもしろくないものを読んでしまった。 みなさん、好きな作家さんだから、期待値が高すぎたかな。 1番の目当ては朝井リョウさんだったけど…う〜ん。 辻村さん、吉田さん、米澤さんの作品は、その中でも好きな方でした。 石田さん、以前は好きだったのに、最近はなぜか嫌悪感。
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なんとなく、純愛風なモダモダ小説の集まりかと期待していたのだけど、全然違った。 最後の作品だけは面白かったけど、あとはあんまりかなぁ。 期待が大きかっただけに残念
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豪華すぎる作者陣です ひとつずつレビュー。 跳ぶ少年(石田衣良)・・・★ 中身なくて、ちょっとエロいだけの話。なぜ巻頭。。 僕の太陽(小川糸)・・・★★★★ 子供みたいな母とちょっと大人びた息子ってどこかで 読んだことある気もするけど、すがすがしい読了感 ひからない蛍(朝井...
豪華すぎる作者陣です ひとつずつレビュー。 跳ぶ少年(石田衣良)・・・★ 中身なくて、ちょっとエロいだけの話。なぜ巻頭。。 僕の太陽(小川糸)・・・★★★★ 子供みたいな母とちょっと大人びた息子ってどこかで 読んだことある気もするけど、すがすがしい読了感 ひからない蛍(朝井リョウ)・・・★★★★★ 児童養護施設の話。子どもたちの感情の動きがよく伝わる。 個人的にはこれが一番良かった サイリウム(辻村深月)・・・★★★★ AKBがめっちゃ意識された作品。かなりリアル。 でもそれだけじゃないおもしろさ 正直な子供(山崎ナオコーラ)・・・★★★ 途中までおもしろかったのに、終わりがもやっとした ここで終わるの?っていう 少年前夜(吉田修一)・・・★★ 平成猿蟹合戦図読んだばかりのせいもあって、 こういう訳ありな背景を持つ登場人物設定に ワンパターンさを感じる 913(米澤穂信)・・・★★★★ 実はこの人の本初めて読んだけど、 ミステリー作家さんなんですかね? 急に背筋がひやっとした。おもしろい!
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短編集なのでスキマ時間にちょうどいい。まだ読んだことのない人気作家の作品がつまみぐいみたいにちょっとずつ読めて楽しかった。
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割と今までに好んで読んだ作家が多く、それぞれ少年の成長をモチーフにしたものが多かったかな。 辻村さん目当てでしたが、それも含めて結構面白かったです。バンギャルとアイドルオタクの姉弟だけで話がちゃんと完結している。 朝井リョウさんの話はこの間読んだ『世界地図の下書き』の一部でした。...
割と今までに好んで読んだ作家が多く、それぞれ少年の成長をモチーフにしたものが多かったかな。 辻村さん目当てでしたが、それも含めて結構面白かったです。バンギャルとアイドルオタクの姉弟だけで話がちゃんと完結している。 朝井リョウさんの話はこの間読んだ『世界地図の下書き』の一部でした。 山崎ナオコーラさんのは初読み。悪くなかったですが、もう少し主人公の年齢上げても良かったかも。 米澤さんの『913』は短編とはいえ謎解きが面白かったです。一番読み応えがあり、一番印象に残りました。 石田さんのは、なんだか微妙だけど、コンセプトとしてはこの短編集にふさわしい話だと思います。 小川さんのは、すごくらしい話。今までの作風と何ら変わりないテンポ。 吉田さんのは、初読みした『悪人』の雰囲気で、好みかと言われると微妙。 さらっと読むには悪くない短編集でした。
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クリスマスの本交換でもらった本。久しぶりだったり、初めての作家さんが多かったけど、小川 糸、朝井リョウ、吉田 修一、米澤 穂信の文体が個人的にはしっくり。よかった。石田 衣良の表現は好き、バスケの跳躍のところとか凄い共感。ナオコーラさんはぶっ飛んでてよく分からず。科白などのぶった...
クリスマスの本交換でもらった本。久しぶりだったり、初めての作家さんが多かったけど、小川 糸、朝井リョウ、吉田 修一、米澤 穂信の文体が個人的にはしっくり。よかった。石田 衣良の表現は好き、バスケの跳躍のところとか凄い共感。ナオコーラさんはぶっ飛んでてよく分からず。科白などのぶった表現もあまり好きではなかった。物語として印象的なのは、サイリウム。913も好きだった。ひらかない蛍とか感動ものは深夜テンションで読むと涙腺に来る。全体的には人気作家の個性が分かる非常に面白い短編集だった。
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