ラバー・ソウル の商品レビュー

井上夢人【著】

2014/10/31

急展開にヤラレタ！このまま素直には終わらんとは思ったが！徐々に三島江利子の言葉遣いが荒くなり…引っかかっていた新携帯番号が実は！
井上夢人は読もう読もうとしていた一人。ややクドい面はご愛嬌。どんどん読んでみましょう！

2014/10/04

著者は初。
正直読み進めるのが苦痛だった。何の前知識もなかったし素直に騙された終盤は一気に読めたものの、そこに至るまでが長すぎた…
どんでん返し物は一時期ハマっていたけど、そこに力を入れるせいかたまたまか、それ以外の部分が今ひとつだったなと思うので今後は避けようかな

2014/10/01

この鈴木誠というストーカー男の思い込みってば、気持ち悪くて耐えられない…　を耐え続けてＢ面ボーナストラックまで。ここで世界はひっくり返るのである。
最後は心をもっていかれたので★４にしました

2017/08/06

【あらすじ】
幼い頃から友だちがいたことはなかった。両親からも顔をそむけられていた。36年間女性にも無縁だった。何度も自殺を試みた―そんな鈴木誠と社会の唯一の繋がりは、洋楽専門誌でのマニアをも唸らせるビートルズ評論だった。その撮影で、鈴木は美しきモデル、美縞絵里と出会う。心が震える、衝撃のサスペンス。

【感想】
ものすごいどんでん返し。後半は先が気になって飛ぶように読み進めた。面白かった。

2014/09/04

帯や裏表紙の説明文のネタバレがすぎるため、オチのインパクトがちょっと弱かった。とはいえ、そういう“オチ“を臭わせておかないと途中で読むのをやめてしまいそうなほど、序盤〜オチ直前までの展開はダルい。
ビートルズの『ラバーソール』という名盤に合わせてプロットを展開させることを優先しすぎていて、そこにあまり必然性は感じず、オチに対して話が少し長過ぎる結果になってしまったのかも。

岡嶋二人時代に比べると、いまひとつ盛り上がりを欠いている気がするなぁ。

2014/08/28

化け物男がモデル美女に恋をする。
化け物男がモデル美女のストーカーになる。
化け物男がモデル美女の男友達を殺害する。
化け物男はモデル美女に全てを捧げる。
簡単に言うとこんなお話。
ではありますが。

1965年に発売されたビートルズの6枚目のアルバム「Rubber soul」、
その曲目と同じタイトルが各章を飾り、
その曲目に合わせた話の内容が進むことがミソ。
ボーナストラックもあったりして、
ビートルズファン×ミステリーファンにはたまらない1冊では？

最後にしっかりどんでん返しが用意されています。
結局女は怖いものだということであり、
見た目（外見）って大事だということであり、
純愛って言葉はもう死語なのかなということ。

鈴木の外見がどれほど醜いのかが気になります。
そして絵里の美貌がどれほどのものなのかも気になります…。

2014/07/27

インタビュー形式によるストーカーとモデルを中心とした話。
どんでん返しがあるとわかっていても、最後まで真相がわからなかった。
ビートルズのRubber Soleを聴きたくなること必須。
(図書館)

2014/07/17

★3.5ってとこ

ミステリーはあまり好きではないけど
久々に挑戦。

病気？から醜い容姿を抱えて生きてきた、
鈴木誠と、
鈴木誠が恋をした、モデルのエリ。
その周辺で起きる残虐な殺人事件…

その真相とは…？！

てな話なわけだが、
もちろんミステリーならではの
どんでん返しがある。

本当の犯人は誰？？！
って深読みしながら読んだけと、
全く予想外の結末。

すっとした。

けど、トリックはなんか、納得できないというか、騙されたというか、
それがミステリーなんだけれど…

映像では決してできないミステリーでした。

ちなみに、
本の裏面には、サスペンス、とかかれている。

サスペンスと、ミステリーの違いは、
サスペンスは犯人が最初に分かっていて、
事件の真相を解いていくのに対して、
ミステリーは、犯人を突き止めるために推理していく、だそうです。

確かに、この作品は
まぎれもなく、サスペンス。

2014/07/11

あっと驚くどんでん返し

　気持ち悪いストーカーと美女と思ったら、ラストのどんでん返しは一気読みの逆転。

　上手な騙しだなぁ。しかも、無理が無い。ビートルズが常に BGM になるような異常な優しさが根底に流れるミステリーだ。一時間半から二時間かな、サクッと読めるテンポの早さが魅力の作品だ。

2014/06/22

読み応えはある。文庫のなかでもなかなか分厚いし。ただ、読み始めて暫くは気分が悪い。毎日こんな本読んでる自分は変なんじゃないか、って思うぐらい。読む前に、「予想もしない結末が...！」っていう感想を聞かずにいたら絶対途中放棄していた。
タネ明かしを意識してずっと読んだから、プリペイド携帯番号の誤魔化しや、絵里の言葉遣いの定まらないところは多少気にかかっていた。それでも、結末は想像つかなかった。
最後まで読めば、少し自分が救われる。そういう小説かな。
それでもやっぱり途中の流れがうけつけないので星は2つ。