ラバー・ソウル の商品レビュー
醜い男が美しいモデルに恋をしてストーカーになるお話。 ふーん、と読み進んだらどんでん返し、純愛だった。 ビートルズに絡めてすごく凝ってるし読みやすくて分厚いのにあっという間に読めた面白かった。
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賛否両論ありそうな本だった。私は読後のしんどさと重さ嫌いじゃないなと思います。 ただただ悲しく虚しさが残るお話。 表紙イラストを改めて見て、あぁ、とまた悲しくなる。 彼の考えや愛の在り方は過酷な過去を経験してきた彼にしか分からへんもんなんやろうな、と。 ストーキングの恐怖はすごか...
賛否両論ありそうな本だった。私は読後のしんどさと重さ嫌いじゃないなと思います。 ただただ悲しく虚しさが残るお話。 表紙イラストを改めて見て、あぁ、とまた悲しくなる。 彼の考えや愛の在り方は過酷な過去を経験してきた彼にしか分からへんもんなんやろうな、と。 ストーキングの恐怖はすごかった、実際自分がやられているような気にもなったぐらい。 分量が678ページと多いので途中の間延び感は否めなかったかなぁとは思う。 節々にあったビートルズの曲たち、ちゃんと聴こうと思います
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ミステリーとか叙述作品は本文のどこかしらに綻びとかヒント的な要素があることが多いのですが、本作はそれが全くないので、最後にだーまーさーれーたーという感じかなかったのが残念です。事前情報がなければ楽しめたかもしれません。
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なるほどねぇ。叙述小説で検索すると、このタイトルが結構出ていて読んでみたいと思い、読んでみた。570ページのボリュームだが、スラスラと読めた。 究極の選択純愛叙述だとか、どんでん返しだとかの謳い文句に、あれ?この化け物はもしかしたら別人?とかそんなことを思いながら読み進めた...
なるほどねぇ。叙述小説で検索すると、このタイトルが結構出ていて読んでみたいと思い、読んでみた。570ページのボリュームだが、スラスラと読めた。 究極の選択純愛叙述だとか、どんでん返しだとかの謳い文句に、あれ?この化け物はもしかしたら別人?とかそんなことを思いながら読み進めたら、なんとなんとそうきましたか!って感じ。 確かに純愛小説だし、どんでん返しを楽しめるけれど、鈴木誠の供述が存在しているのがなんで???そこがわからないままだった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ずーっと薄気味悪いストーカーの話で「どこが純愛なんだ」と思って読み進めました。ところが、最後にあっと驚く展開が! ちょっと長めですが、大満足の本でした。
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井上夢人新作。久々。 コンビ時代から、常に斬新さが魅力であった著者にしては、結構良くあるパターンの小説だった。 それだけに、実力がよく分かった。面白い。 なんとなくオチが読めるものの、細部までは明かされるまでなかなか解けないと思う。 いかにもエンタメっぽい書き口や、割と極端な登場...
井上夢人新作。久々。 コンビ時代から、常に斬新さが魅力であった著者にしては、結構良くあるパターンの小説だった。 それだけに、実力がよく分かった。面白い。 なんとなくオチが読めるものの、細部までは明かされるまでなかなか解けないと思う。 いかにもエンタメっぽい書き口や、割と極端な登場人物描写も、安っぽくなく仕上げてるのがとてもよかった。 2012年の上位タイトル。 4+
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これは面白いのか?多分分かる人には良いのだろう。 2015.3.14
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病気のせいで醜顔、身体になった金持ちの男がモデルをしてる女性にストーカーする話。関係者の証言を絡めながら、女性の周りで起きた殺人事件の真相を追っていく警察目線の展開。だが真実は…ある意味自業自得じゃないの?と思った結末。
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最終的に見えてくる愛の形におおげさではなく震えた 事実→鈴木誠の告白→登場人物の告白がないまぜになって語られる。ビートルズの曲名が章になっていて、これもあとから聞いてくるという、非常に練られた作品。 最初はただのストーカーの恐怖を描いた作品か、と思っていただけに、最後まで読み...
最終的に見えてくる愛の形におおげさではなく震えた 事実→鈴木誠の告白→登場人物の告白がないまぜになって語られる。ビートルズの曲名が章になっていて、これもあとから聞いてくるという、非常に練られた作品。 最初はただのストーカーの恐怖を描いた作品か、と思っていただけに、最後まで読み進めたときの読後感は何ともいえない。 厚めの本だけど、さっと読めてしまうと思うので、 ぜひ最初から読み進めてほしい作品。
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醜い男がストーカーになる話。そう思って読んでいたので、間延び感があり、途中で興味を失いそうになってしまった。最後のどんでん返しが醍醐味なのだろうけれど、そこまで絵理が魅力的に思えなかったのが残念。読後感はすっきりしつつも、悲しく虚しいお話。
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