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アリアドネの弾丸(上) の商品レビュー

3.6

79件のお客様レビュー

  1. 5つ

    11

  2. 4つ

    25

  3. 3つ

    30

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

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2024/09/26

前作イノセントゲリラが事件という事件が起こらなかったのに対し、今作はいきなり不穏なオープニング… エーアイが起動に乗り始める前日譚のようで、またまた会議会議だがまだわかりやすい。 各所にかなり匂わせが散りばめられているが、肝心なところで下巻へ!

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2024/06/13

冷たくなっていた。 ここまで身体を酷使していることを知っていたのであれば、本人がなんと言おうと無理にでも帰宅させて休ませるべきだろ。 たった一枚の紙切れとはいえ、書かれている内容は出世という名の地獄への切符だっただろう。

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2023/10/31

 上巻では若き技術者の謎の死とMRIの説明、Aiセンター会議など。クエンチは本書で初めて知り、その後コナン君の映画で「バチスタシリーズで出てきたやつ!」とヤバさが想像できた思い出がある。やはり白鳥が出てくると俄然面白さが増す。ただ宇佐見の喋り方とゴムをパチパチ弾く癖などからどうし...

 上巻では若き技術者の謎の死とMRIの説明、Aiセンター会議など。クエンチは本書で初めて知り、その後コナン君の映画で「バチスタシリーズで出てきたやつ!」とヤバさが想像できた思い出がある。やはり白鳥が出てくると俄然面白さが増す。ただ宇佐見の喋り方とゴムをパチパチ弾く癖などからどうしても小物感が漂って好きじゃない。

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2023/01/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

田口・白鳥シリーズ第五弾。 AIセンターを軸に医療と司法の対立が語られる。東城大は本格的にAIセンター設立に向けて動き出した。田口は相変わらず病院長に言われるがままセンター長を拝命。早速センター運営に向けた会議が行われるが、そのメンバーはクセ者だらけ。その最中、病院内で事件発生。田口先生の知らないところで事はもうすでに起きていた。これまでのあれやこれやが集約されていく。『バチスタ』に次ぐ医療ミステリー。 ちなみにドラマも面白くて、終盤に流れる主題歌「アリアドネの糸」に興奮したのが思い出。懐かしい。

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2021/07/20

久しぶりに読書。 あ~いつものメンツが 揃っているなぁ。。。 と思いながらも かなり前から続く 碧翆院と桜宮小百合と爺さんたち 極北から続く官憲の方々 少し間が空くと 誰だったかな?  この西郷どんのような警視って と思いながら上巻、終了 ★3つ というところで。。。(笑)

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2021/03/14

バチスタ(田口・白鳥)シリーズで読み飛ばしていた作品。TVドラマ化もされてた。 始まりは友野という一人の技術者の死因不明の死だった。 その数日前、いつものように高階病院長に呼び出された田口は、立ち上げ予定のエーアイセンターのセンター長に就任という驚愕の人事を受ける。 だが、エー...

バチスタ(田口・白鳥)シリーズで読み飛ばしていた作品。TVドラマ化もされてた。 始まりは友野という一人の技術者の死因不明の死だった。 その数日前、いつものように高階病院長に呼び出された田口は、立ち上げ予定のエーアイセンターのセンター長に就任という驚愕の人事を受ける。 だが、エーアイセンター稼動を快く思わない法医学者、警察は内部瓦解を目論み、エーアイセンターの副センター長に就任して叩き潰そうとする。 かくして警察・東城大を先駆とした司法と医療の戦いがエーアイセンター運営会議で繰り広げられる。 だが友野の死後、院内で拳銃による殺人事件が発生し、その現場で取り押さえられた高階が警察に拘束されてしまう。 白鳥の政治的な裏工作によって警察が強制捜査を開始するまでの3日間のタイムリミットが設けられた。 田口と白鳥は高階の無実の証明ひいては東城大の未曾有の事態を回避するため、事件の真相究明に奔走する。。。 前作に当たる「イノセントゲリラの祝祭」があまり面白くなかったからなのか、 今作ではシリーズ第一弾の「チーム・バチスタの栄光」により近い感じの内容となった。 要するに、田口先生が色々考えたことを白鳥に一刀両断されて、 白鳥の強引かつ他人のことを微塵も思いやらないロジックで問題が解決していく、という風味。 やっぱりこのシリーズはこれだろう。 にしても、警察のやり口がエグイ。どこまで真実に近いのかは不明だが、 これに似たようなことが実際の現場で起こっているとしたら少し恐ろしい。 あと、彦根と白鳥が数式だけでお互いの考えがわかるってのがちょっと現実的じゃ無いような。 天才過ぎるでしょう。 桜宮小百合の出方も次作に続くのは知っているのだが、この小説だけ読んだ人には消化不良ではないだろうか。 ともあれ安心して読める作品。

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2019/01/11

始めは、またエーアイかー…と、若干うんざりはしていたのですが、だんだんおもしろくなってきたので、下巻に期待。

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2018/11/11

久々の海堂さんのこのシリーズを読んだ。前作からかなり間が開いたので登場人物のバックボーンを思い起こすのに手間取ったのと、やはり医療業界用語や官僚世界知識の乏しさ故の脳内フリーズがしばしばあって前半(文庫の上巻)を読み終えるのに時間がかかった。 でも後半に入ってから終盤の地階MRI...

久々の海堂さんのこのシリーズを読んだ。前作からかなり間が開いたので登場人物のバックボーンを思い起こすのに手間取ったのと、やはり医療業界用語や官僚世界知識の乏しさ故の脳内フリーズがしばしばあって前半(文庫の上巻)を読み終えるのに時間がかかった。 でも後半に入ってから終盤の地階MRI室での謎解きまでは一気に引き込まれました。まさにアリアドネの【弾丸】です。 このシリーズを読むと日本の医療レベルって本当はどのあたりなんだろうと思う。 ずっと「世界トップレベルくらい(決して1位ではない)」と思っていたんだけど。

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2018/10/08

面白いんだけど、だんだん都合が良くなってきている/ ボイスレコーダを持ち歩くというくだりもわざとらしい/ ウサちゃんみたいな奴が仮にいたとしてそこらで簡単に正体が知られているのもどうかと思う/

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2018/05/31

不定愁訴外来の田口公平医師はいつものように高階病院長に呼び出され、エーアイセンターのセンター長に任命されてしまう。そのため田口は、東城大学病院に新しく導入された新型の縦型MRI、コロンブスエッグの説明を技術者の友野から受けていた。しかしその矢先、MRIの中で友野が亡くなった。死因...

不定愁訴外来の田口公平医師はいつものように高階病院長に呼び出され、エーアイセンターのセンター長に任命されてしまう。そのため田口は、東城大学病院に新しく導入された新型の縦型MRI、コロンブスエッグの説明を技術者の友野から受けていた。しかしその矢先、MRIの中で友野が亡くなった。死因は不明。過労死と判断されたが…。

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