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アリアドネの弾丸(上) の商品レビュー

3.6

79件のお客様レビュー

  1. 5つ

    11

  2. 4つ

    25

  3. 3つ

    30

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    1

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2017/09/06

『ブレイズメス1990』の次はこれ。医療vs警察の構図が(著者の?)悪意満載で構築されている。早い段階で田口センセが白鳥を召集しているが、この展開ではいたしかたないね。読み進め、読了したのは旅先のホテルの中。久しぶりにTVを観ずに読書に勤しんだ。即下巻に着手!

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2017/01/25

久しぶりに、桜宮サーガを。 ------------------読間(ほぼ中間)---------------- 名前と(海堂作品でおなじみの)通り名とはくっきりと覚えているのに「この人、何やった人だったっけ?」と、細部が思い出せないキャラが数人・・・。 ともあれ、世界観の雰...

久しぶりに、桜宮サーガを。 ------------------読間(ほぼ中間)---------------- 名前と(海堂作品でおなじみの)通り名とはくっきりと覚えているのに「この人、何やった人だったっけ?」と、細部が思い出せないキャラが数人・・・。 ともあれ、世界観の雰囲気は思い出せてきた。面白くなってきそうな手ごたえもアリ。過去のレビューを参考に既読作品 をおさらいしつつ、続きを読む。 ーーーーーーーーーーーー読了ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 淡々とした進行はいつものこととして、“サーガ”作品とのちょいと混み入った絡み合い具合に少々うんざりしかけたけれども……。 ●極北市の事情はシリーズ2編を読んでいるので輪郭は覚えているものの細部は忘れた。 ●そこで、“螺鈿”で行方不明になっていた姉妹の片割れがなにやら不穏な動きを見せていた記憶も、一応残ってる。 ●元警察官僚の言によると“極北市”への陰謀(←やっぱりそうだったか)と、桜宮市への陰謀とは、中央の思惑によるものだったらしい。 ●どうやら“ナニワ”のインフル騒動にも中央からの工作が為されていたらしいことは匂わされてはいたが……、それとも繋がっているような、ないような・・・。 ●“田口もの”の直近前作のハイライトだったナントカ会議は、結局あんまり意味が分からなかったままだし……。 それらが全て繋がっている、というのは書きぶりから伝わるのだが、あまりに話が壮大すぎてね…(苦笑)。 ※実は妊婦だろうと囁かれた老婦人が“婦人科もの”の登場人物だと推測できるのは……筆者の読者サービスか。(物語自体への関連は、さすがになさそう) それが、白鳥の登場で雰囲気も一変(笑)。 実は何者かの謀略であるらしい、会社員の死亡案件を挟んでの、 「東城大 & 彦根」 vs 「中央の手先」と、「カタツムリの生き残り」が絡んだ変則的な三つ巴 ……という分かりやすそうな構図が、ようやく見えてきた。 で、「爆音が聞こえた」で上巻終了。下巻に続く。 ・・・なんとにくい売り方なのだろう(笑) ★3つ、7ポイント半。 2017.01.25.古。

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2016/02/08

どんどんうまくなっていくね、ドーソン( ´ ▽ ` )ノ。 警察がすっかり悪者扱いだ( ´ ▽ ` )ノ。 既得権益に執着するだけのエゴ組織( ´ ▽ ` )ノ。 ここまで極端な描き方されると、さすがに「ほんまかいな?」と思っちゃうね( ´ ▽ ` )ノ。 ミステリーを捨てたの...

どんどんうまくなっていくね、ドーソン( ´ ▽ ` )ノ。 警察がすっかり悪者扱いだ( ´ ▽ ` )ノ。 既得権益に執着するだけのエゴ組織( ´ ▽ ` )ノ。 ここまで極端な描き方されると、さすがに「ほんまかいな?」と思っちゃうね( ´ ▽ ` )ノ。 ミステリーを捨てたのかと思ってたけど、ここで原点回帰したんだね、このシリーズ( ´ ▽ ` )ノ。 本作にかぎらず、全編田口一人称で通さないのは、ミステリーとしては卑怯なんだけどね( ´ ▽ ` )ノ。 またかなり強烈なキャラが新登場したけど、あの描き方は大丈夫なのかな?(´ェ`)ン-…障害者(斜視)が悪役というのは……(´ェ`)ン-…。 下巻に期待( ´ ▽ ` )ノ。 2016/02/08

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2015/11/24

久しぶりに読むこのシリーズ。シリーズとしては「ナイチンゲール…」以来読んでおらず、間の2作ほどすっ飛ばしているけど、それぞれのキャラの説明がくどいくらいにあるので、不自由なく読めます。 この作家さんのストーリーも仕掛けも苦手ではないけれど、医療がテーマになってるからか、若干、説...

久しぶりに読むこのシリーズ。シリーズとしては「ナイチンゲール…」以来読んでおらず、間の2作ほどすっ飛ばしているけど、それぞれのキャラの説明がくどいくらいにあるので、不自由なく読めます。 この作家さんのストーリーも仕掛けも苦手ではないけれど、医療がテーマになってるからか、若干、説明が長い。 さらには、同じストーリーの中に同じようなキャラ表現がなんども出るので、全体的にもっさりした印象。 上巻は特に、事件が出揃うまでの話なので、余計そうなのかも。 現在の医療問題の説明は、作者の主観がだいぶん入っており、やや偏ってはいるものの、概ね正しかったりする。

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2015/11/10

事件がある度に望まぬ出世をしてゆく田口先生。ついにエーアイセンターのセンター長にまで上り詰める。田口先生と亡くなった友野君との関係は読めば解る。

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2015/10/10

意地悪な警察と東城医大の闘いの物語。 あの高階院長が殺人? 白鳥の強引な推理のもと、AIでこれを補足していく感じはなんとも。 強引であっても時間との戦いも絡めて、推理劇としてはやはり面白い。

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2015/11/26

2015/07/22ブックオフオンラインにて購入 2015/11/16読み始め 2011/11/24読了

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2015/08/16

このシリーズ大好きです。 上巻で、主だった人物が登場して、舞台が整った感じでしょうか。 この先、どのような展開になるのか楽しみ。 下巻に続く。

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2015/01/30

田口・白鳥コンビの第5弾でその上巻。 今度の田口先生は何とエーアイセンター長に就任。 しかし最新MRI技術者が突然の死を遂げる謎を追う物語。 1作目以来のミステリーがあります。 といっても田口白鳥コンビのグダグダ感の方が面白いです。 登場人物も警察側・医療側共に個性的です。 ...

田口・白鳥コンビの第5弾でその上巻。 今度の田口先生は何とエーアイセンター長に就任。 しかし最新MRI技術者が突然の死を遂げる謎を追う物語。 1作目以来のミステリーがあります。 といっても田口白鳥コンビのグダグダ感の方が面白いです。 登場人物も警察側・医療側共に個性的です。 この個性の出し方が著者は上手だと思います。 本シリーズ好きの方におお勧めの作品です。

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2014/12/24

海堂尊のアリアドネの弾丸を読みました。 読んだ順番がケルベロスの肖像と逆になってしまいましたが、桜宮サーガの終章の前の物語を読みました。 今回は、警察庁の謀略により高階病院長が犯人に仕立て上げられて東城大が大スキャンダルに巻き込まれるところだったのですが、白鳥と田口たちの活躍...

海堂尊のアリアドネの弾丸を読みました。 読んだ順番がケルベロスの肖像と逆になってしまいましたが、桜宮サーガの終章の前の物語を読みました。 今回は、警察庁の謀略により高階病院長が犯人に仕立て上げられて東城大が大スキャンダルに巻き込まれるところだったのですが、白鳥と田口たちの活躍でなんとか阻止することができたのでした。 医療機器の進歩により司法と医療が対立する構図が描かれていました。 最後に明らかになる藤原看護師の暗躍?もおもしろく読みました。

Posted byブクログ