凍原 の商品レビュー
こっちの方が先なのか? このシリーズ2作目だった。 本当に最後の最後まで、結末が分からなかった。 でも半分くらいで、ひょっとしたら? と、犯人の目星はついていた。 動機は全く分からなかったけども。 詳しいあらすじ話す気はない。 正味6時間で読めてしまった。 北...
こっちの方が先なのか? このシリーズ2作目だった。 本当に最後の最後まで、結末が分からなかった。 でも半分くらいで、ひょっとしたら? と、犯人の目星はついていた。 動機は全く分からなかったけども。 詳しいあらすじ話す気はない。 正味6時間で読めてしまった。 北海道が舞台ということで、より身近に感じた。 そうそう、言っておかなければならないことがもう1つ。 終戦時の樺太からの引き揚げの件。 私の父も樺太から引き揚げてきたらしいので、他人事とは思えず。 引き揚げ時、ソ連軍の機銃掃射で亡くなった人達も居たという事実に、打ちのめされた。 ソ連軍容赦なかったのね。 それについては、ちょっと調べてみたいと思います。 すごく面白かったです。
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現代、弟の事件、終戦ころの樺太。時代が交差しながらも分かりやすく、誰が犯人だ?と思いながらではなくいつの間にか繋がりが分かる書かれ方が読んでいて面白かった。しかし、犯人が分かったあとにこんなにもしっくりこない事があるのだろうか。うーむ。 樺太から本土への命からがらの引き揚げ、極寒...
現代、弟の事件、終戦ころの樺太。時代が交差しながらも分かりやすく、誰が犯人だ?と思いながらではなくいつの間にか繋がりが分かる書かれ方が読んでいて面白かった。しかし、犯人が分かったあとにこんなにもしっくりこない事があるのだろうか。うーむ。 樺太から本土への命からがらの引き揚げ、極寒での生活。この辺りはシベリアより認知度ないのではなかろうか。もっと歴史を日本人として知っておくべき。
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北海道中を行ったり来たりで、知ってる場所ばかり出てくるのが面白かった! 桜木紫乃さんの本は割と北海道舞台なので、それだけで面白いなぁーと思っちゃいます。 釧路湿原。 行ってみたい。 言われてみたら、ちゃんと行ったことないような 釧路出身だっていう友人は数人いるんだけど、...
北海道中を行ったり来たりで、知ってる場所ばかり出てくるのが面白かった! 桜木紫乃さんの本は割と北海道舞台なので、それだけで面白いなぁーと思っちゃいます。 釧路湿原。 行ってみたい。 言われてみたら、ちゃんと行ったことないような 釧路出身だっていう友人は数人いるんだけど、 別にくるほどのとこじゃないから、札幌で会おうっていうし。笑 JRの駅に くしろよろしく っていう怪文書みたいなのがあるのは知ってる。笑 あと夕日がすごいキレイだとか。 そのくらいだなぁ。 いい山あるかなー? 今度行ってみようかなー そんなふうに思う一冊でした。 伏線回収もきれいで、あぁ、そういうふうに収まるのか。 と、ラストもめでたしめでたしではないものの、しっかりと締めてくれます!! バタフライ仲間からの本 #バタフライ仲間 #本 #交換 #面白かった #桜木紫乃 #1日一冊 #読みたいなぁ #積読消化中 #北海道 #釧路湿原 #小樽 #ノクターン #ありそう! #探してみよう
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桜木さんのミステリはノーマークだった。桜木さんと言えば道東、それも釧路だ。こんなにも物語の中に、その土地の持つ閉塞感や息苦しさを緻密に書き込めるもんだといつも感心をする。釧路湿原。知らない人にはただの広大な湿地に見えるだろうが、実際は底なしの湿地帯。何が飲み込まれているのか、得体...
桜木さんのミステリはノーマークだった。桜木さんと言えば道東、それも釧路だ。こんなにも物語の中に、その土地の持つ閉塞感や息苦しさを緻密に書き込めるもんだといつも感心をする。釧路湿原。知らない人にはただの広大な湿地に見えるだろうが、実際は底なしの湿地帯。何が飲み込まれているのか、得体の知れない場所だ。発見された他殺体。被害者の正体、足取りを追うとその後ろには「顔のない女の一生が」ある。三代遡れば大体入植者。自分の出自を知りたいと思う気持ちと、その出自の先にある「顔のない女の一生」の生き様に凄みを感じた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
青い目のために苦労したうえに殺された被害者がただ気の毒で… 樺太からの脱出や生き抜く苦労は読んでいて辛かった。 生き残った人の嘘が歴史になってしまうというのはあるんだろうなとすこしぞっとしました。
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この作者の作品をはじめて読みました。 シリーズもののミステリーかと思いましたが、続編は無いのかな? 一人の青年の死が、絡み合った人生の糸を浮き彫りにしていく。
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シリーズかと思ったけれど、これは刑事ものにかたちを借りた、やはり桜木紫乃独自の小説だった。 これで完結しているから、シリーズにはならないのだろうな。(いやいや、『氷の轍 北海道警釧路方面本部刑事第一課・大門真由』の続編が2019年に出ていました) 私は推理小説をあまり読まないので...
シリーズかと思ったけれど、これは刑事ものにかたちを借りた、やはり桜木紫乃独自の小説だった。 これで完結しているから、シリーズにはならないのだろうな。(いやいや、『氷の轍 北海道警釧路方面本部刑事第一課・大門真由』の続編が2019年に出ていました) 私は推理小説をあまり読まないので、犯人を当てたりするの苦手なのだけど、犯人が誰かということよりも、殺された被害者を巡る人々と、彼らの歴史が印象に残る作品。 人が抱える罪は、いろいろ。
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冒頭 、釧路署に小学校4年生男児の捜索願が届くところから始まります。大掛かりな捜査をするも自転車が発見されたのみで、見つからないまま捜査は 打ち切りになります。 そして 場面は1945年、樺太の地へと遡ります。ソ連軍が大挙して侵攻し焼夷弾と機銃掃射で街が破壊される中、必死に逃げ...
冒頭 、釧路署に小学校4年生男児の捜索願が届くところから始まります。大掛かりな捜査をするも自転車が発見されたのみで、見つからないまま捜査は 打ち切りになります。 そして 場面は1945年、樺太の地へと遡ります。ソ連軍が大挙して侵攻し焼夷弾と機銃掃射で街が破壊される中、必死に逃げるキクという女性の過酷な樺太引き揚げの道のりを描写していきます。 さらに 場面は映り 2009年、釧路川合流地点の湿原で成人男性の遺体が発見されます。その遺体は日本人の骨格でありながら 目だけ青いのです。捜査に当たったのはベテラン刑事 片桐と、行方不明の弟の姉、松崎比呂。 時代も人物も脈絡も全く異なるこれらの事象が1つの線に繋がっていきます。点と線がつながっていく過程で深い悲しみが浮かび上がってきます。 犯人が明かされた時、この人が犯人であって欲しくない!と 読み手である私は祈りました。 そう思う読者は多かったのではないでしょうか‥。 ベテラン 刑事の片桐も『ずっと まさかと思ってた。勘が外れることを祈りながら 足使ったのは初めてだ』こう つぶやきます。 湿原には谷地眼(やちまなこ)という現象があって、足を取られると沈んで命をも奪われるそうです。それは人の心の中にもあって、隠したい過去を埋め込んだまま凍らせていくのでしょう。 このタイトルのように‥。 過酷な樺太 引き揚げをミステリーの根幹としたのは北海道出身の作者ならではでしょう。南の沖縄だけではなく、 最北の樺太でも太平洋戦争時代 、ソ連軍によるむごい日々があったことを見つめ直さなければいけない、とあらためて思いました。 時代を行きつ戻りつして登場人物が多いことが読みづらいという評価もありましたが、メモしながら読み進めると良いかもしれません。
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読み進めるのが辛い作品でした。 北方領土に関する描写は常に日本人として知らなければならないものと感じた。 現実と比較して読み進めると世界では同じようなことが続いて、作品と同じようになる方もいらっしゃるのかと考えさせられる。 辛い作品でした。 少女は、刑事にならねばならなかった...
読み進めるのが辛い作品でした。 北方領土に関する描写は常に日本人として知らなければならないものと感じた。 現実と比較して読み進めると世界では同じようなことが続いて、作品と同じようになる方もいらっしゃるのかと考えさせられる。 辛い作品でした。 少女は、刑事にならねばならなかった。 1992年7月、北海道釧路市内の小学校に通う水谷貢という少年が行方不明になった。両親、警察関係者、地元住民の捜索も実らず少年は帰ってこなかった。最後に姿を目撃した同級生の杉村純少年によると、貢少年は湿原のほうへ向かっていったという。 それから17年、貢の姉・松崎比呂は刑事となって札幌から釧路の街に帰ってきた。その直後、釧路湿原で他殺死体が発見される。被害者は、会社員・鈴木洋介34歳。彼は自身の青い目を隠すため、常にカラーコンタクトをしていた。比呂は先輩刑事である片桐周平と鈴木洋介のルーツを辿るように捜査を進めてゆく。 事件には、混乱の時代を樺太、留萌、札幌で生き抜いた女の一生が、大きく関係していた。 『起終点駅(ターミナル)』で大ブレイク! いま最注目の著者唯一の長編ミステリーを完全改稿。待望の文庫化! 【編集担当からのおすすめ情報】 最新作『起終点駅(ターミナル)が、大増刷につぐ大増刷!!! 「王様のブランチ」で特集され大ブレイク! いまもっとも書店員・書評家・編集者の注目を集める作家・桜木紫乃がおくる、唯一の長編ミステリー!
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初めての桜木紫乃さん。 何て言えば良いんだろう、話は面白いし、時代が行ったり来たりする構成も無理なく分かりやすくて読み易いんだけど、ちょっと荒削り? キクの系列と比呂の系列の、2つの系列があるけど、この関連性がよく分からなくて。で、どこでどう関係してこういう事件が起きたのかがどう...
初めての桜木紫乃さん。 何て言えば良いんだろう、話は面白いし、時代が行ったり来たりする構成も無理なく分かりやすくて読み易いんだけど、ちょっと荒削り? キクの系列と比呂の系列の、2つの系列があるけど、この関連性がよく分からなくて。で、どこでどう関係してこういう事件が起きたのかがどうも腑に落ちない。そのあたりが薄くて残念だった。
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