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凍原 の商品レビュー

3.2

57件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    14

  3. 3つ

    28

  4. 2つ

    7

  5. 1つ

    1

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2014/08/14

ストーリーとして腑に落ちないところが随所にあったこと、文章として、説明不足な箇所があってよく考えないと理解できないところが桜木さんにはめずらしいほどたくさんあったことなど、期待はずれでした。桜木さんは他の本は素晴らしいので、期待し過ぎていたのかもしれませんが、非常に残念

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2014/02/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

樺太引揚者の波瀾万丈な物語としては面白かった。 戦後の混乱期にはこんなことは珍しくなかったかもしれない。 人間関係が複雑で何度かページを読み返した。 ミステリーとしては動機があまりにも弱くてつまらない。主人公の女刑事もあまり魅力的じゃない。 桜木紫乃作品に出てくる女はみんな好きなのだが。

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2014/01/31

最初の1/3くらいまでは読ませてくれた。後半、人物の説明になってしまい、ミステリーとしても内面の投影としても中途半端は否めない。

Posted byブクログ

2013/09/20

序盤から中盤まで、おもしろく読み進めた。 そのため、真相がハッキリするにつれ 人物像、繋がり、動機が見えにくくなったのが残念。 十河キクと樺太と云うキーワードは それほど重要だったのか。 殺人を犯すまでの動機は? 何もかもが薄ぼんやりと霞んでしまった感じ。

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2013/09/19

北海道の田舎の、寒々しい側面がとてもリアルな感じがする。(北海道在住者の感想) しかし、読み進めているうちに人間関係がよくわからなくなってしまった。 もうひとつは、それぞれの人物の行動の動機が弱い。 関係性の意外さが、この小説のキモだと思うんだけど、その設定のみが際立って、他...

北海道の田舎の、寒々しい側面がとてもリアルな感じがする。(北海道在住者の感想) しかし、読み進めているうちに人間関係がよくわからなくなってしまった。 もうひとつは、それぞれの人物の行動の動機が弱い。 関係性の意外さが、この小説のキモだと思うんだけど、その設定のみが際立って、他の部分がついていけなかったという感じ。 残念です。

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2013/08/11

201308/ミステリとしては期待外れだし、最後まで読んでも青い目の男性が殺された理由が理解(納得)できず。題材や、樺太引き揚げ描写はいいし、ススキノのシゲちゃんとか味のあるキャラや、所々印象的な台詞もあるのに、全体的になんだか残念、惜しいなー。

Posted byブクログ

2013/08/05

桜木氏が最近直木賞を受賞されたので、本棚に眠っていた本書を読んでみた。 普通の警察ものかと思いながら読み始めたのに、途中からえらく壮大な広がりを見せだし、最後には広げ過ぎて収集がつかなくなってしまった印象。少なくとも他人に薦められる作品ではありませんでした。

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2013/07/27

北海道の湿原に落ちて死んだ小学生の弟。姉、比呂は刑事になり、湿原で発見された他殺死体の事件にあたる…1945年と現代が交錯するミステリ

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2013/06/09

釧路湿原を舞台としたミステリ。 刑事の過去と殺人事件、複数の人生が絡まり合ったなるほどな展開と結末。 そこそこ面白いけど文体が淡々としているからかどうも印象に残らず。 決定的に主人公の印象が薄すぎる、詰め込みすぎな感。 『起終点駅』があたったから文庫化したのだろうけど、この装丁と...

釧路湿原を舞台としたミステリ。 刑事の過去と殺人事件、複数の人生が絡まり合ったなるほどな展開と結末。 そこそこ面白いけど文体が淡々としているからかどうも印象に残らず。 決定的に主人公の印象が薄すぎる、詰め込みすぎな感。 『起終点駅』があたったから文庫化したのだろうけど、この装丁とタイトルではそこからのファンは取り込めない気がするからいっそ人間ドラマで押せばよかったのに。 ミステリにしては謎解き要素が凡々。

Posted byブクログ

2013/03/10

事件自体はなんとなく刑事モノの割りに地味。 組織を巻き込んだ大きな事件でも、大掛かりなトリックも ないけれど、最後は涙が出ます。 ただ殺す必要があったの?って所が残念です。 内容を思い返してみても特に感動的なシーンは思い浮かばないけど きっともう一度読んでも泣くと思う。

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