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痛み の商品レビュー

3.2

46件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

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  3. 3つ

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  4. 2つ

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2013/03/09

事件だけを見るな。人を見ろ。真実はすべて心の中にある…。刑事と通訳捜査官が中国人の犯罪組織に挑む「シザーズ」など、名手たちによる警察ミステリー全3編を収録。 貫井徳郎、福田和代、誉田哲也の3人ならいずれも長編を読んだことがあり、その実力はわかっているつもりだが、この中篇集に限っ...

事件だけを見るな。人を見ろ。真実はすべて心の中にある…。刑事と通訳捜査官が中国人の犯罪組織に挑む「シザーズ」など、名手たちによる警察ミステリー全3編を収録。 貫井徳郎、福田和代、誉田哲也の3人ならいずれも長編を読んだことがあり、その実力はわかっているつもりだが、この中篇集に限っては残念だった。意外性に欠けていたり、起伏に乏しかったり、魅力に欠けていたり…で。 (C)

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2013/02/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

警察小説のアンソロジー。誉田哲也の新しい本ということで借りた。裁判員制度、死刑制度、通訳捜査官、留置担当とちょっと視点を変えた警察ものって感じ。特に福田和代の通訳捜査官の話はまだまだ続きそうだ。誉田哲也のは何の救いもない感じ。こんなにすぐ人を殺していいのか。いや良くないけど。死刑制度も私はまだ結論が出せない。

Posted byブクログ

2013/01/21

三人の作家の作品。 貫井徳郎「見ざる、書かざる、言わざる」 好きな作家。 だけど生意気だけど犯人が読めてしまった。 で、そのりゆうであれ程の犯罪を犯すのかも疑問のまま。 福田和代「シザーズ」 物足りなかった作品。 3作の中では暗さがなく読みやすい作品かも。 誉田哲也「三十...

三人の作家の作品。 貫井徳郎「見ざる、書かざる、言わざる」 好きな作家。 だけど生意気だけど犯人が読めてしまった。 で、そのりゆうであれ程の犯罪を犯すのかも疑問のまま。 福田和代「シザーズ」 物足りなかった作品。 3作の中では暗さがなく読みやすい作品かも。 誉田哲也「三十九番」 誉田氏らしいダークな作品。 おっ!と言う捻りもあり、 一番好きだった。

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2013/01/12

1作目は、冒頭から顔が歪むほどの「痛い」描写。 3作目は予測を覆す結末に驚き。 2作目は・・・中国マフィアがらみなので、苦手。

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2012/12/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

貫井さんが好きで読んでみたが、誉田さんのも面白かった。途中で伏線が結構張ってあったので、何となく読めた部分もあるけど、そういうオチなんですね。福田さんのは、このコンビの話をもっと読んでみたい、という気にさせられました。

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2012/11/25

好きな作家さんのアンソロジー。 甲乙つけがたい!!あっという間に読み切りました。 まだ読んだことのない作家さんで、長編に挑戦するのは・・・というかたにおすすめ

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2012/11/12

貫井徳郎・福田和代・誉田 哲也『痛み』読了。警察小説アンソロジー。現在から何年後か、人を1人殺せば死刑という法律となった社会。しかしもしかしたら殺されるより辛い仕打ちを受けた場合は?命があればそれでいいのか?死刑制度の闇を突く『見ざる、書かざる、言わざる ハーシュソサエティ』他。

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2012/10/30

図書館にて。 興味のある作家ばかりだったので手に取った。 1つ目、貫井作品は設定がひどすぎる…。そのこと自体が重要なないようなのだが、人間はいくらでも残酷になれるものなのだな・・・。 福田作品はたぶんのこの作家の初めて読んだ作品。うーん、良かったけど次に期待・・・。 誉田作品は、...

図書館にて。 興味のある作家ばかりだったので手に取った。 1つ目、貫井作品は設定がひどすぎる…。そのこと自体が重要なないようなのだが、人間はいくらでも残酷になれるものなのだな・・・。 福田作品はたぶんのこの作家の初めて読んだ作品。うーん、良かったけど次に期待・・・。 誉田作品は、意外なラストにびっくり。でもちょっと短絡的で軽い?

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2017/11/09

以前、まーちさんがご紹介された短編集です。 レポを読んで面白そうだと思ったことが読んだ理由その1。 理由その2は、私が書いたブクレポ『通訳捜査官―中国人犯罪者との闘い2920日―(作者:坂東忠信)』を見たまーちさんから、この本の中の作品の一つに同じ職業の警察官が出てくる作品があっ...

以前、まーちさんがご紹介された短編集です。 レポを読んで面白そうだと思ったことが読んだ理由その1。 理由その2は、私が書いたブクレポ『通訳捜査官―中国人犯罪者との闘い2920日―(作者:坂東忠信)』を見たまーちさんから、この本の中の作品の一つに同じ職業の警察官が出てくる作品があったと、教えてもらったからです。 犯罪と量刑のありかたを問う「見ざる、書かざる、言わざる ハーシュソサエティ」。警視庁保安課刑事と通訳捜査官の活躍を描く「シザーズ」。留置場で何が起きたのか「三十九番」と、それぞれに興味をそそられる警察小説でした。 例の通訳捜査官の話は「シザーズ」です。「シザーズ」の一番後ろに参考文献として、『通訳捜査官』の書名が載っていました。作者は『通訳捜査官』を読んで「シザーズ」の構想を練ったのでしょうか。現在、外国人の犯罪には通訳捜査官は欠かせない存在なのでしょう。 3つの小説からもわかるように、犯罪もいろいろ多様化しています。それに応じる警察官のタイプも様々。この作品集は、各作品の作者の個性も感じられて、十分楽しめる警察小説だったと思います。 ところで、タイトルの「痛み」はどこからつけたのでしょう。 「見ざる、書かざる、言わざる ハーシュソサエティ」の被害者が受ける痛みなら、想像しただけで、恐ろしいし残酷な痛みだと思いました。

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2012/09/07

3つの中編警察ミステリー作品。どれも面白いが誉田さんの作品が一番いい…ジワジワ追い詰められる流れ、伏線の上手さ、意外な結末。貫井さんのは確かにストレートに痛いわ。

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