きみはいい子 の商品レビュー
重松清をむりやりちょっとハッピーエンドにした感じという印象。最後の絶望感が薄いぶんまだ読みやすいかな、くらいの感じ。
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虐待される子供とその親の姿を様々な立場から描いた連作短編。 担任の先生、虐待をする母親、友達のお父さん、近所に住むおばあちゃん、そしてかつて虐待を受けて育った娘。 今でこそ虐待が大きな社会問題となっているが、虐待をする親も、虐待を受ける子供も、昔から存在していた、そんな風に思...
虐待される子供とその親の姿を様々な立場から描いた連作短編。 担任の先生、虐待をする母親、友達のお父さん、近所に住むおばあちゃん、そしてかつて虐待を受けて育った娘。 今でこそ虐待が大きな社会問題となっているが、虐待をする親も、虐待を受ける子供も、昔から存在していた、そんな風に思った。 気づかなかっただけで、私のクラスメイトの中にもいたかもしれない。
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文庫が新刊で出ていたのを見て、タイトルが何となく気になり、単行本を図書館で借りた。 虐待を(フィクションだけど)垣間見ることの後ろめたさと怖さ。
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何かのきっかけで、気付かされるって事あるのかなぁ 私はいい親なのか?愛情をいっぱい与えて下さい。
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2015.4.5読了。 辛い話ではあるけど、でもどこか希望が持てたのでよかった。 人はどんな状況でも、ひとりだけどひとりじゃない。自分が気付いていないだけで程度の大小はあっても気づかってくれる誰かが必ずいる。それに気付けたら、今の状況を乗り越える勇気を少しもらえるのかもしれない。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2015.03.2013年坪田譲治文学賞受賞作品.虐待されている小学生を学級崩壊させた若い教師が救おうとする話.子供のころに虐待された母親が自分の子供にも虐待してしまう話.虐待されていた子供と自分の子供が一緒に仲良く遊ぶのを見守る親の話.障害のある子どもとおばあさんとの話.子供のころに虐待されていた母親が認知症になり世話をする話.の子供の虐待をテーマとした5つの短編集.テーマは重いが,救いのある終わり方なのでよかった.
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虐待話だった ひどいはなしだけどこれがお話じゃない現実… 小学校の先生は(中学校も)メンタル…と思った 親をえらべない子どもたち 親になるのに審査があったらいいのにね
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連作短編。ある町の小学校に関わる人達の物語。ちょっとした思いやりや優しさ、それを実行する勇気。心が温かくなる、重松清さんの本に似てる気がしました。
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短編集だけど繋がりがあって、 読み終わるとほっこりしたような切ないような気持ちになる。 親になること、子どもと関わることについていろいろ考えさせられる感じ。
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虐待の話。抵抗できない子どもを傷つける大人たち。やりきれない思いです。しかしこの本には最後に希望が残ります。
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