表現の技術 の商品レビュー
広告や小説、映画などの表現の技術について、電通社員が書いた本。比較的わかりやすく書いていて、私のようなズブの素人でもささっと読めてしまうが、基本的なことは結構詰め込まれていた。特に、並び替えについてはなるほどと思った。
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図書館で借りた本だけど、これは買って手元に置いておきたいと思った。CM制作において大切なことが詰まっているバイブル的な本
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「おどろき」「リアル」「つながる」 「なんかええな」をつくりだす 人と人がつながる時に ただ単に情報の伝達だけでなく 「なんかええな」が加わっていると それは とても素敵なことだと おもう
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クリエイティブの世界を覗けて楽しかった。人を笑わせるのは才能よりは論理に基づく地道な努力の産物だという話が印象的だった。左脳で作り出してから右脳で感覚的に検証するのだ。独学で自分なりのやり方を見つけた後、師との運命的な出会いを通して名実相伴うプロに生まれ変わる成り立ちも、人生って...
クリエイティブの世界を覗けて楽しかった。人を笑わせるのは才能よりは論理に基づく地道な努力の産物だという話が印象的だった。左脳で作り出してから右脳で感覚的に検証するのだ。独学で自分なりのやり方を見つけた後、師との運命的な出会いを通して名実相伴うプロに生まれ変わる成り立ちも、人生ってやっぱりそういうことだねと頷くようになった。熱い仕事人の優しい語りだったね。
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映像表現中心にクリエイティブについて。 「探してでも見たくなるもの 教えたくなるもの を広告はもっていなければならない」 昨年の京都のクリエイティブトークを聞いた時にも仰っていましたが、「コンテンツの力がすべて」というような考え方が基本にあります。納得、超納得。 メディ...
映像表現中心にクリエイティブについて。 「探してでも見たくなるもの 教えたくなるもの を広告はもっていなければならない」 昨年の京都のクリエイティブトークを聞いた時にも仰っていましたが、「コンテンツの力がすべて」というような考え方が基本にあります。納得、超納得。 メディアがどうだ、クチコミがどうだ、PRがどうだ、SNSがどうだ、キャンペーン構造がどうだ・・・・。 手法はどんどん複雑化していますが、広告が話題にならないのはメディアの力が弱くなったからではない。 面白いものをつくりきれていないから話題にならないだけ。 結局PRでどんだけ仕掛けたって面白くないものは広がらないですからね。。。 構造とか企画書だけカッコつけたって、結局アウトプットがつまらなければ、何の意味も無い。誰の心も動かない。絵に描いた餅です。 「ちゃんとコンテを書こう」の章など、耳が痛く、反省すべきところがたくさんありました。 日々忙殺されているトップのクリエイターさえ、これだけ全てをかけて取り組んでいるのに、僕ときたら・・・と反省ばかりが口をつく良本です。
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ナルホドと思わせる。 アツイなと感じさせる。 広告のど真ん中で活躍している人だもんな。 広告の端っこだけど、できる限りガンバります。
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2012年5月20日初版 高崎卓馬 著 人の心を動かすための表現技術を、著者の経験と実績を元に紐解いた一冊。 == 「船が沈む」は物語ではないのです。 時間どおりに着きたくて無理をした結果、「船が沈む」が 物語なのです。 == この事に気づいているかどうかが、どれだけ大きい...
2012年5月20日初版 高崎卓馬 著 人の心を動かすための表現技術を、著者の経験と実績を元に紐解いた一冊。 == 「船が沈む」は物語ではないのです。 時間どおりに着きたくて無理をした結果、「船が沈む」が 物語なのです。 == この事に気づいているかどうかが、どれだけ大きいことか。 この他にも、当たり前に表現を受給して生きてきただけでは気づかなかった、表現する側から見た技術の中身が、とてもシンプルな言葉でつづられていて、「面白いものを作る」ということがどれだけ大変な山なのか、改めて感じられる良著でした。頑張らなきゃっていう気持、が素直な読後感。
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自分の仕事が、どれだけ幸福なチャンスで満ちているかを自覚したほうがいいと思った。 スキルとかはあるが、原点としては努力というか、きれいごとじゃない部分がある。 続けることと、好きでいること。 毎日の密度をあげていかんとなと思った。 ・結論から先に言う会話法 ・観客だけ...
自分の仕事が、どれだけ幸福なチャンスで満ちているかを自覚したほうがいいと思った。 スキルとかはあるが、原点としては努力というか、きれいごとじゃない部分がある。 続けることと、好きでいること。 毎日の密度をあげていかんとなと思った。 ・結論から先に言う会話法 ・観客だけが知っていることをつくるとひきこまれる ・企画の精度をあげるために置換する ・こちらの都合を感じたら見てる人はひく。 ・映像とセリフは別のことをやる ・みんんはこういうときにこう思うよ、より、僕はこういうときにこう思った、を。 ・商品の機能が優れているが故におこる不幸 ・葛藤を描く。キャラ設定 ・ミッションを発見する→どういうことが最終目標、ターゲットは誰か ・「のようなもの」にならないこと ・言わないことは考えていないに等しい ・アイデアは、商品そのものからは出ない、商品と人の関係から出る ・イメージではなく、ほんとに人に意味があるものを
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考えることをサボるな、楽な方に逃げるな、と言われたような気がした。どんな仕事もクリエイティブになるかどうかはその人次第、と思っていたけれど、まさしくその通りだと思った。畑違いなワタシの仕事にもヒントがたくさんあった。苦労しなきゃ楽しめないんだな、きっと。がんばろ。
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電通のクリエイティブ・ディレクター高崎さんの本。 特にCMディレクションを得意とされているため、 本の中にも実際にコンテを登場させてくれたり、 テクニック論も映像寄りの話になっています。 でもそんなことより何より、「はじめに」の部分がものすごく良いです。 何かしら表現に携わって...
電通のクリエイティブ・ディレクター高崎さんの本。 特にCMディレクションを得意とされているため、 本の中にも実際にコンテを登場させてくれたり、 テクニック論も映像寄りの話になっています。 でもそんなことより何より、「はじめに」の部分がものすごく良いです。 何かしら表現に携わっている人なら、絶対胸が熱くなります。 人の心を動かすために、 誰よりも努力し、誰よりも正直に、 誰よりも冷静に、誰よりも熱く、 考え抜き、つくり続けてきた人。 そういった高崎さんの人柄がにじみ出ている一冊。 おすすめです。
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