ブレイズメス1990 の商品レビュー
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桜宮サーガ溢れる展開、一気に読めました。 終わり方が唐突な分だけ、現在連載中のスリジエセンター1991が気になるとこ。 前作の1988もそうだけど、バチスタシリーズの若いころが垣間見えるのが、また面白い。 天城先生の考え方には賛否両論あるんじゃないかなと思う。すべてのひとを同じフィールドにあげて考えると難しいけれど、善意だけでは生きられないのも事実。それを改めて実感した。
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世良シリーズ。久々の。新たな医師天城の存在でこれから世良がどう変わってくのか。なんであんなにドライに変わっていったのか、きっかけを感じる内容やった。
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「ブラックペアン1988」から二年後の世界。このシリーズは魅力的なキャラクタがてんこ盛りなのですが、この作品から登場のドクトル天城がまた秀逸です。バチスタのあの人がちょろっと出てきてたりするのもシリーズならではの演出ににんまり。 雑誌連載されていた続編もそろそろ単行本化とか。楽し...
「ブラックペアン1988」から二年後の世界。このシリーズは魅力的なキャラクタがてんこ盛りなのですが、この作品から登場のドクトル天城がまた秀逸です。バチスタのあの人がちょろっと出てきてたりするのもシリーズならではの演出ににんまり。 雑誌連載されていた続編もそろそろ単行本化とか。楽しみすぎます・・・!!!
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前作同様テンポ良く話が進み、あっという間に読み切れる一冊。ただ、結末が中途半端ではないかなと思う。次が気になって仕方ないというよりも、えっ、ここで終わるの?という感じ。続編が出そろってから読んだ方が作品の魅力はより読み手に伝わるのではないかと。
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その題名から"ブライトメス・高階"の物語かと思ったら、違いました。 キーとなるのは"聖なる守銭奴・天城医師"、その名の示すとおりに"カネ"を優先させる人物。 個人的には、"医龍"の鬼頭と朝田の癖のあ...
その題名から"ブライトメス・高階"の物語かと思ったら、違いました。 キーとなるのは"聖なる守銭奴・天城医師"、その名の示すとおりに"カネ"を優先させる人物。 個人的には、"医龍"の鬼頭と朝田の癖のあるところを足して二で割ったような印象です。 どちらも"須磨先生"の系譜に連なると思えば、それもまた納得ですが、、閑話休題。 さてその天城医師、手段は違えど目指すところは高階先生や佐伯教授と同じ。 されどその違いに、どこか破局の香りを纏わせながら、それでも闊達に駆けていきます。 そのテンポ、ロジックの流れの快適さ相変わらずに、引きこまれました。 - 新たなるステージに導いた破境者と名づけたい 著者海堂さんの思いは文中にも出てくる「破境者」との言葉に集約されているかと、 旧い体制を壊しながら"新しいコト"を始めることが、如何に大変なことか。 ん、次の物語にて、"サクラ"の苗木は桜宮の大地に立てるのかどうか、 救急という名の萌芽をも包んでいるだけに、結実の内容が楽しみです。
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スピード感が素晴らしく、一日で一気読みした。海堂尊の医療モノはやっぱりめちゃくちゃにおもしろい。完璧で崇高な論理が素晴らしいし、その上で破滅的な天城というキャラクターがこの上なく魅力的。痛快なのに寂しい。もう一度バチスタから読み返したくなった。
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寝ぼけ眼で夜中に読んだから細部をあまり理解できてないのかもしれないけれど…。 一読しての印象は「で、どうなったの?」でした。 まぁ、前作やその他作品に出てきていた登場人物がパラパラ出てきたので、出てくるたびにニヤリとしたものですが。
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2012/5/15 Amazonより届く。 2021/9/21〜9/25 ブラックペアンに次ぐシリーズ第2作。天才的な心臓外科医天城雪彦が東城大学医学部附属病院をひっかき回す。招聘した佐伯教授の心意は如何に?両者の間で戸惑う世良。シリーズ第3作スリジエセンターが今から楽しみ。
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