ブレイズメス1990 の商品レビュー

海堂尊【著】

2012/08/22

バチスタ、極北、セントマリアクリニック、そしてまたこの新たなストーリー。拡がるのでしょう。ブラックペアンは自己紹介の要素が強かったけど本作には展開があったので楽しかった。ミステリーでもないのにこんなにスリリングになるのは、この国の医療のドキュメンタリーだからだろう。

2012/08/20

面白いけれど、海道尊は何故呼んでる方が恥ずかしくなるようなニックネームをわざわざ付けるのか、やっぱり疑問(´・ω・`)

2012/08/18

久しぶりの海堂シリーズだったので人物相関に置いていかれないか不安でしたが杞憂に終わりました。

今回の主人公天城雪彦のキャラは強烈で、厚生省某をも凌駕する(ロジカル)モンスターぶりを発揮していました。
バチスタシリーズでは狡猾さ随一を誇る高階先生を軽くあしらうエピソードだけ取っても、この天城雪彦の豪腕さが伝わってきます。

いつの時代も黒崎センセは報われませんね(泣)

2012/08/10

天城先生の破天荒さにはびっくり。日本の医療の世界では、確かに彼の考えは受け入れられないだろう。だけど、言ってることはもっともだし、なくては成り立たない。
彼が活躍する時代がもう少し後だったら、受け入れてもらえたかもしれないのに！と思ってしまった。

2012/08/06

ブラックペアン1988の2年後を舞台とした研修医・世良のお話の続編です。

東城大学医学部付属病院を舞台に、一人の天才心臓外科医・天城雪彦が既存の医療体制をバッサバッサと一刀両断にする様が爽快！

そういった爽快感は同氏作品の「イノセント・ゲリラの祝祭」に近いものを感じました。こっちはバチスタシリーズの一作品で、こちらもお勧め。

2012/08/03

「ブラックペアン」から2年後、桜宮のハートセンター設立を巡る攻防。果たして天城はカネの亡者なのか？日本医療界に挑戦状をたたきつけた天城は･･･海堂ファンにとっては、若き日の高階先生にも出会える嬉しい1冊！

2017/01/24

海堂尊……も、今のところはハズレナシ。

本作は本作で当然面白かったが、これで物語が完結したわけではない、あくまでも、壮大な“桜宮サーガ”の中に織り込まれた“章”の一つであるという点がまた、海堂作品の楽しみ方の一つなんだろうな。

そこには、伊坂さんの“作品間のリンク”のような、読者のウケを狙って時に意味もなく時に無理矢理に物語を交錯させていると感じさせられるような“ワザとらしさ”が無いので、好感が持てる。

※桐生先生、見～つけた(笑)。

海堂さんの初読みだった「バチスタ」の時点では既にこの世に無かった“スリジエハートセンター”の創設が、この先どのように進行して、どのような末路を辿ることになるのか、続編が待ち遠しい。

※花房さんの恋も………結末を先に知らされているだけに………気になるところだな。

★４つ。８ポイント。
2012.08.03.了。

2012/07/22

世良の潜在能力は、いつ開花するんでしょう。変化点はまだ訪れない。
「アリアドネの弾丸」で、スリジェハートセンターの行く末はなんとなく予言されてしまいましたが、、天城と世良のその後が早く読みたいです。

2012/07/22

天才的心臓外科医、天城が登場する「ブラックペアン１９８８」の続編。
「バチスタ」シリーズでは曲者の高階を、チェスの駒扱いする天城の豪腕ぶりが楽しい。

2012/07/07

海堂尊ワールド満載のお話。
非常に面白いのです。
でも、
筆が滑りすぎるというか、テンションが高いと思うのは私だけでしょうか。
続きが気になりますよね。