天地明察(上) の商品レビュー
激動の人生を地を足をつけながらマイペースを崩さず食らいついて歩んでいく根性のある主人公。好きです。 春海は絶対内向型だと思う。めちゃめちゃ気持ち分かるわと感じるくだりがたくさんあった。その共感も読みやすく感じた大きな理由だと思います。 のちに続くのであろうみえている伏線もあり、後...
激動の人生を地を足をつけながらマイペースを崩さず食らいついて歩んでいく根性のある主人公。好きです。 春海は絶対内向型だと思う。めちゃめちゃ気持ち分かるわと感じるくだりがたくさんあった。その共感も読みやすく感じた大きな理由だと思います。 のちに続くのであろうみえている伏線もあり、後編も楽しみです。
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第7回本屋大賞受賞作の帯があり読んでみる。 徳川4代将軍家綱の、日本独自の暦を作り上げるというpjtに参加する事になった主人公。碁が本職だが算術に大いに興味をもっている。歴史小説かと思いきや、壮大な知識欲を持った人々が次々と登場。引き込まれる
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学問や職業が制限されていた江戸時代において、主人公渋川春海が己の知的好奇心の赴くままに算術や暦法の研鑽を追い求める姿に心を打たれた。渋川春海の人柄や彼の純粋な向上心、彼を取り巻く少年のような心で学問に打ち込む人々が軽快に描写されており、読んでいて気持ちが良くなる。
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ギリギリ1月に読了。kindleの角川セールで見かけて、知り合いがおもしろいと言っていたのを思い出して勢いで購入。歴史物なので理解できるか不安でしたが、主人公の春海の穏やかな気質とヒロイン?のえんの男前さに癒されながら、意外にすらすら読めました。春海と建部と伊藤の旅路のくだりが一番好きです。えんの縁談にはびっくりしましたが、これからどうなるんだろう?下巻が楽しみです。
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江戸時代の史実に基づく小説 登場人物の個性が物語の展開にアクセントを付けている。 歴史を知らない自分にとっては読みやすく、理系の自分にとっては興味深く読み進める事ができた。 上巻ではまだまだ印象に残る内容が少ないが、下巻に期待したい。
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学ぶということに、こんなにも貪欲な人たちがいたとは。碁や算術、天文学など、とても深い考えや問いがあるように感じた。今は学ぶ自由があるけれど、この時代はある程度、制限された中での学び。 暦を作る話しだけど、上巻は学びについての内容が多めかな。
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購入したのは本作が本屋大賞か何かの賞をとった結構前で、度々手を付けるものの中々加速せず、ついに読み切りました、面白かった!出だし、算額絵馬やら御城碁に飽きている様子なんかのくだり、「あれ?日本初の暦を作った人の話じゃなかったっけ?」と既に映画化もされていることのにわか知識が邪魔して入り込めない。俄然面白くなってくるのは、建部と伊藤という二人の老人と共に出た北極出地のあたりから。 時代は徳川家綱、四代将軍の御代。渋川春海は現在も残る碁の一大流派「本因坊」家と共に将軍に碁を指南する「安井」家の、名人安井算哲の二代目として江戸城に登城する身でありながら、定石通りの碁を並べるばかりの御城碁に飽き飽きしていた。彼の趣味は幅広く、一つは天文学、一つは算術であった。ある時神社に飾られていた算額絵馬。誰もが自由に算術の問を絵馬に著し、分かるものはまた解答を自由に記して、正解なら出題者が「明察」と記す。そこで難問を次々と「明察」していく存在を知る。圧倒的な頭脳。算術の竜「関孝和」との出会いであった。 将軍家綱の老中、酒井忠清は度々春海を碁に呼び出し、ある時「北極出地」を命ずる。日本各地を巡り、天に不動たる北極星からその地の緯度を測るのだ。隊長は将軍家右筆・建部昌明、齢なんと六十八才。副長は伊藤重孝、齢五十八才。当代将軍の御典医であった。そこに二十代そこそこの春海が帯同し、各地で北極星の位置を観測していく。道中二人の老人は、春海の関孝和との算術対決を面白がり、「弟子入りしたいのう」と言う。師匠が若いのは素晴らしい。先に死なれることがない、と。 建部と伊藤の天文への造詣の深さ、学ぶことへの老いてなお旺盛な好奇心は、春海を大いに刺激した。北極出地の最中、隊長の建部は老齢もあり体調を崩して離脱。それでも春海は建部の回復と復帰を信じて疑わなかった。だが、道半ばで建部は病没。「関に弟子入りしたい」と言い、この手で抱えるような渾天儀(こんてんぎ)を作るのが夢、とも言った建部。「頼んだぞ」と声をかけられ春海は「頼まれました」とつぶやく。建部の「精進せよ、精進せよ」との声が脳裏に響いた。
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江戸での生活とその心情変化を生き生きと描かれており、これから迎える改暦作業にどのように関わっていくのか、主人公に寄り添った気持ちで下巻が楽しみになりました。
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算学が得意な主人公(春海)のことが純粋に羨ましいと感じた。算学に熱中する姿や即解の士である関と出会えて、幸せだろうな。一方でその能力は、人に勝る特別なものであり、そこに対する生きづらさのようなものも感じる。
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もう少し算術家とのやりとりがあるかと思ったけど、ある程度は史実に従ったのか。まあ、最後の根回し等はあまりにも上手くいき過ぎてるきらいはあるものの、小説としてはアリだと思った。
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