悲鳴伝 の商品レビュー

西尾維新【著】

2012/05/18

13歳の少年、空々空。
彼の前に剣藤犬个が現れたことにより、英雄として戦うことになる…

500ページに上下二段だったので長かったです。
読み応え十分です。

戯言シリーズと似たようなかんじです。
といっても、そんなに西尾維新作品を読んでないのですが…(^_^;)

戯言シリーズは好きだったので悲鳴伝も好きな感じですが…結構死んでいくキャラが多いのでそこは苦手かな(-_-;)
なので★は3つにしました。

気になる部分がまだあるので、続きが出たらまた読みたいです。

2012/05/18

序盤～中盤は結構面白かったけど、終章が微妙すぎて何とも残念。
空々くんがちょっとおかし過ぎて感情移入出来ないっすね

2012/05/17

西尾維新にありがちですが、終盤の収束への窮屈感が半端ないです。読み疲れて★一つ減らしました。

主人公の空々くんは、良いキャラで良かった。剣藤さんのキャラはちょい薄め。パンチに欠けたのも読み疲れに影響したかも。何となく、はいそんな展開になりそうですねって。
そして、相変わらずのヒロイン死んじゃうっていう。
死んじゃうと、後日談が存在しないというか、この先どうなるんかなっていう想像のワクワクが無くない。しかも大円団ってわけでもないから、読んだ後の「､､､で！！？」っていう。

でも読んでる最中は楽しいんだよね。それは流石の西尾さんです。

個人的には『茶飲み話』もうちょっと目立って欲しかった。スーツ紳士、デフォルト敬語なんて、もう何か狙ったとしか思えないのですが。

2012/05/16

衝撃の分厚さです。すこぶる持ちにくいです。いまは四合目と行ったところですが、戯れ言シリーズが好きな自分としてはもっとハチャメチャがいいなぁと思いましたが、これはこれ。
しかしまぁ、面白いお名前の方々ばかり。いつものにさらに輪を掛けた名前だったような。でも馴染んでしまうのが西尾マジックでしょうかね。

2012/05/14

＜戯言遣いシリーズ＞への原点回帰。セカイ系、ゼロ年代の想像力の総決算のメルクマールたる作品に仕上がっていると思う。

2012/05/15

"分からなささ"、そして"共感のなさ"故に、空々はヒーローなのだという潔さが面白い。
面白いのに、それを地の文で説明し過ぎる。
それぞれのキャラがネガティブに自己認識できていなかったり、他人に依存し過ぎていたり、と際だっているのに、際だったことを説明し過ぎる。
だから読んでいて、心躍らない。
戯言シリーズより説明が酷い。
思い切って、連作短編の方が切り取り方に変化が出来て面白かったのでは？　と思う。

2012/05/14

戯言路線・・・だと思う。こういう形の新作は意外。
長いけどエピソードごとに細かく区切られてるのでテンポよく読める。

2012/05/14

　空々空という少年が、地球を倒すためのヒーローとして、戦う物語。そして、自分の中にある『正義』を元に、『悪』を倒すために戦う物語でもある。
　これまでの西尾作品では、最大の長さを誇る作品であり、西尾さん独特の語りが、やや食傷気味になるかもしれない。空のおおよそヒーローらしからぬ言動や考え方は、やきもきするし、ともすれば腹が立つこともある。
　しかし、最後まで読むと、不思議な感覚を覚える。長い小説を読みきった達成感では決してない、とても不思議な感覚。言葉にするのは、ひどく難しいけれど、それは心地よい感覚だということは間違いない。

2012/05/13

感想はいまいちに尽きる。

西尾維新史上、最長巨編と言うコピー通り長くはあったけれど、結構スカスカな内容だった気がしてならない。
それも含めての主人公の名前が空々空だったのかな？

借りぐらしのアリエッティーを見終わった時と同じ気分で、結局その後はどうなるのさ？って言うのが一番の感想。

2012/05/11

西尾維新の新作長編の感想です。ジャンルとしては、ヒーローもの。でもこの作者が書くものなので、一癖も二癖もございます。
色々深くて重い事を考えようと思えば考えられる気もするんですが、僕としてはもっとライトに、エンタテインメントとして愉しめば良いような気がしました。

以下、物語の導入部分紹介も含む感想はブログにて公開しています。
http://tk2to.blogspot.jp/2012/05/blog-post_11.html