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感性の限界 の商品レビュー

4.1

76件のお客様レビュー

  1. 5つ

    20

  2. 4つ

    30

  3. 3つ

    11

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2012/05/24

おもしろかった。自分の無知を感じた。いろいろ興味深かったけど、ほんとうに知りたかったら元の文献を読まなきゃ駄目なんだろうなと思った。

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2012/05/23
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雑多な内容の詰め合わせシリーズ。 感性の限界とタイトルにあるように、ぼやっとした話題が多かったので、論理学のようなすっきりとする面白さはなかった。 バナールの完全なる未来は、マトリックスの世界ですね。 早くそうなってほしい。

Posted byブクログ

2012/05/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「知性の限界」「理性の限界」そして第三弾 「感性の限界」 もう大好きですこのシリーズm(_ _)m

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2012/05/17

人間の行為の限界については、行動経済学を援用し先天的本能と後天的理性のせめぎ合いを示す。 意思の限界については、ドーキンスの利己的遺伝子の考えを援用し、真の自由意志はあるのかということを問う。 存在の限界については、カミュの「真に重要な哲学上の問題は一つしかない。自殺ということだ...

人間の行為の限界については、行動経済学を援用し先天的本能と後天的理性のせめぎ合いを示す。 意思の限界については、ドーキンスの利己的遺伝子の考えを援用し、真の自由意志はあるのかということを問う。 存在の限界については、カミュの「真に重要な哲学上の問題は一つしかない。自殺ということだ。人生が生きるに値するか否かを判断する。これが哲学の根本問題に答えることなのである」。死んでしまってはすべては無意味。あるいは無意識こそがすべてを決めているかもしれないとする。 存在の限界以外は、既出の議論そのままな感じであり、目新しさには乏しい。3部作ではだんだん衰えてくる感じもあるが、それでもこのまとめ方は良い。

Posted byブクログ

2012/05/14

行為の限界、意志の限界、存在の限界というテーマでそれぞれ「愛」「自由」「死」をキーワードに二重過程理論、自律的システムと分析的システムを併せ持つ人間の感性の限界を探る。 購買戦略や服従実験、自殺など、生物としての遺伝子に加え利己的遺伝子を持つ人間特有の行動から様々な議論がなされ...

行為の限界、意志の限界、存在の限界というテーマでそれぞれ「愛」「自由」「死」をキーワードに二重過程理論、自律的システムと分析的システムを併せ持つ人間の感性の限界を探る。 購買戦略や服従実験、自殺など、生物としての遺伝子に加え利己的遺伝子を持つ人間特有の行動から様々な議論がなされます。異なる思想や知識を持つ登場人物の議論の中で、新しい発見が多々あります。 科学や哲学を扱ってきた限界シリーズの中では一番読みやすい!(とか言う前に途中放棄した知性の限界を読まなきゃ…)

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2012/05/12

心理学に関する内容がほとんどであったと思う。そういう意味では期待していたような内容ではなかった。それでも読み物として十分に面白いし、対話形式で書いてあるせいか、すらすらと読める。 人間の行為や感性は、外部環境に強く影響を受ける―もちろん環境だけで行為などが規定されるわけではない...

心理学に関する内容がほとんどであったと思う。そういう意味では期待していたような内容ではなかった。それでも読み物として十分に面白いし、対話形式で書いてあるせいか、すらすらと読める。 人間の行為や感性は、外部環境に強く影響を受ける―もちろん環境だけで行為などが規定されるわけではない―。常に外部環境に晒されている人間は果たして、どこからが自由意志であり、どこまでが自由意志であるのか。興味深い。 他の「理性の限界」や「知性の限界」も読んでみたくなった。

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2012/05/05

書店に置いてあったのを思わず衝動買いした。相変わらずわかりやすくて、面白かった。 「理性」、「知性」の限界につづいて三冊目。

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2012/04/30

人気シリーズ第三弾。第三弾となる今回は、『感性』に焦点を当て、行為・意志・存在の限界の観点から、不合理性・不自由性・不条理性を読みとくものとなっている。 今回のテーマは、一見すると文系側の側面の印象を受けるが、内容自体はしっかりと論理だてたものになっており、しっかりとした理解の...

人気シリーズ第三弾。第三弾となる今回は、『感性』に焦点を当て、行為・意志・存在の限界の観点から、不合理性・不自由性・不条理性を読みとくものとなっている。 今回のテーマは、一見すると文系側の側面の印象を受けるが、内容自体はしっかりと論理だてたものになっており、しっかりとした理解の上に成り立っている。また、前回と同様に会話を多方面(多くの視点)からつなげていくことで、読者に対しても一本調子で飽きさせることのないものとなっている。しっかりと読みたい人にはテーマの余韻を残し、さらっと読みたい人にはその会話を楽しめる誰に対してもお薦めしたくなる良書である。

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2013/08/05

『理性の限界』『知性の限界』に続く限界シリーズ第三弾。 大学生や会社員、行動経済学者や生理学者などなど、ユニークなキャラクターが登場しシンポジウムを繰り広げる形は変わらず、今回は「愛」や「自由」「死」について考えていくことになる。 恋愛について、相手のことで頭がいっぱいになっ...

『理性の限界』『知性の限界』に続く限界シリーズ第三弾。 大学生や会社員、行動経済学者や生理学者などなど、ユニークなキャラクターが登場しシンポジウムを繰り広げる形は変わらず、今回は「愛」や「自由」「死」について考えていくことになる。 恋愛について、相手のことで頭がいっぱいになって胸が高鳴り、いてもたってもいられない気持ちを、神経生理学者は「軽い躁鬱症と強迫神経症の合体した一種の中毒症状」だと言い切る。 様々な専門家が各々の観点から極端とも言える意見をぶつけ合うのは、この本の楽しさの一つ。 著者が「楽しみながら考えていただくという趣旨を優先している」というように、今回も知的好奇心をくすぐる内容になっている。 「『限界シリーズ』の最初に挙げたのは、オリンピックの百メートル走で、ヒトがあらゆる局面でベストを尽くして走ったとしても、永遠に九秒の壁は越えられないだろうという限界値の話だった。(…)こうして並べると、壮観なネガティブの山のように映るが、逆に言うと、どれほど果敢に限界に挑戦し続けていることか、信じられないほどポジティブな人間の姿が見えてくるはずである」 ーおわりによりー

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2012/04/27

大変面白かったです。 世の中こういう入門書的な本がもっともっと増えれば良い。 「理性の限界」「知性の限界」に続くシリーズ第三弾だけれど、今回は前2冊と比べるとかなり簡単で、その分理解しやすかったと思う。 人に勧めるならまずこの巻からが良いかな。

Posted byブクログ