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玩具店の英雄 の商品レビュー

3.3

58件のお客様レビュー

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2022/09/17

今回の座間味くんもすきっと切れ味抜群だ ヒロインのエリート研究者のイメージが全く像を結ばないのだが、お話はどれも魅力的だ。先日座間味くん登場イベントを読んだばかりだが、飲み屋の個室というシチュエーションが良いな。しばらく楽しみだ。

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2022/04/05

座間味くんシリーズ第3弾。今回から津久井操という大迫警視正の大学の後輩が飲み会のメンバーに入った。津久井さんは科学警察研究所に勤務し、終結した事件を調べて成功と失敗の分かれ目を標準化する研究をしているらしい。科警研と科捜研。科捜研の方が聞きなれているけど、こんな部署もあるんだなっ...

座間味くんシリーズ第3弾。今回から津久井操という大迫警視正の大学の後輩が飲み会のメンバーに入った。津久井さんは科学警察研究所に勤務し、終結した事件を調べて成功と失敗の分かれ目を標準化する研究をしているらしい。科警研と科捜研。科捜研の方が聞きなれているけど、こんな部署もあるんだなって初めて知った。 座間味くんに二人目の子供が生まれたり、大迫さんが警視正になってたりで、ハイジャック事件から8年くらいたっているのかな。 7編の短編で、すべて終結している事件だけど、座間味くんの推理で事件の全容がガラッと変わるのは面白い。やっぱりこじつけ気味もあるし、警察が頭悪すぎwwって思っちゃうところもあるけど、面白かった。座間味くんほどの推理力は発揮できなくても、「ここがおかしい」ってポイントをみつけて自分なりに考えてから答え合わせ・・・をしたりと楽しめました。最強の盾が好きかな。

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2020/09/25

一つ一つのお話が短いにもかかわらず二つの真逆の解釈ができるような構成になっていて1日で読みおわってしまった。キャラクターも魅力的だし、他も読んでみたい。

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2020/03/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

久しぶりに石持さんの本を開く 『座間味くんシリーズ』とのこと。雑誌連載らしい。 相変わらず秩序正しく論理を組み立てる人で読んでいてストンと落ちる感がいい。 ヒロインとしての操さんの成長もほほえましい。 機会があればほかのシリーズにも手を伸ばしてみようか。

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2018/01/13

毎回同じパターンだか、よくそこまで推理できるなぁと思う。つまり、よく練られて書き上げられている。たまに、それは無理かなというのもあるが。

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2018/01/13

警察の警備中の事件のみがテーマというちょっと変わった連作集。推理の切れ味もいいけど、毎回食事(飲み会)の描写がおいしそうでたまりませんでした。

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2017/03/26

石持浅海、最近ちょっと(自分の中で)リバイバル。長編はいつもそれほど好きじゃないんだけど、こういう連作短編ものは気軽に読めるし、納得いくオチがあるし、シニカルで面白い。

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2016/10/17

科学警察研究所の職員津久井操は、事件を未然に防げるかどうか、の「分かれ目」について研究をしている。難題を前に行き詰まった操が、大学の大先輩でもある大迫警視正にこぼすと、ひとりの民間人を紹介された。「警察官の愚痴を聞かせたら日本一」と紹介された彼は、あの『月の扉』事件で活躍した“座...

科学警察研究所の職員津久井操は、事件を未然に防げるかどうか、の「分かれ目」について研究をしている。難題を前に行き詰まった操が、大学の大先輩でもある大迫警視正にこぼすと、ひとりの民間人を紹介された。「警察官の愚痴を聞かせたら日本一」と紹介された彼は、あの『月の扉』事件で活躍した“座間味くん”だった。 連作短編集。月の扉は未読。津久井ちゃんが警備にかかわる事件を話して座間味くんの推理で思いもかけない捜査のミスが発覚して絶句する、というパターンが毎話繰り返されるのは、ちょっと変化が欲しかったかも。半分くらいははっとしたけど、こじつけっぽいのもあった。ただ座間味くんのキャラクターは良かった。

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2016/02/21

真実といわれることも、別の見方、角度から捉えると全く違う事実になる…本当のことがわかるのがいいのか普通の社会人として暮らしつつ物事を見抜く力を持つ彼の姿は憧れと共に畏怖も感じます。 だから操の未熟さがホッとしました。 最後まで名前が明かされない彼は世の中にいるのかも知れないけど。

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2015/07/11

座間味くんによる安楽椅子探偵モノ。警視庁警備部の大迫警視正と、同じく科学警察研究所の津久井との異色の3人で時々行われるプライベートな食事会が舞台。津久井の研究資料である、解決済みの事件をネタにしながらの食事で、わずかな違和感を感じ取り、見事に隠された事件の真相を解き明かす座間味く...

座間味くんによる安楽椅子探偵モノ。警視庁警備部の大迫警視正と、同じく科学警察研究所の津久井との異色の3人で時々行われるプライベートな食事会が舞台。津久井の研究資料である、解決済みの事件をネタにしながらの食事で、わずかな違和感を感じ取り、見事に隠された事件の真相を解き明かす座間味くん。7つの短編どれもが同じ形で進行されるが、大迫警視正がいつも連れて行く食事がとても美味しそうで、また、交わされる家族の話などが楽しいので飽きることなく最後までおもしろく読めました。このシリーズはやはり、短編で楽しみたいと思いました。

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