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玩具店の英雄 の商品レビュー

3.3

58件のお客様レビュー

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2012/05/27

シリーズその3。 仲間も増えてなかなか楽しかったです。 相変わらず食べ物、美味しそうだし。 短編だからホイホイ読めます。でも物足りない感じはしない。 続編出たらまたよみたいな。

Posted byブクログ

2012/05/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【収録作品】傘の花/最強の盾/襲撃の準備/玩具店の英雄/住宅街の迷惑/警察官の選択/警察の幸運 座間味くんシリーズ3。 科学警察研究所の職員・津久井操が、大学の大先輩で上司の大迫警視正に民間人の通称「座間味くん」を紹介される。彼は、操が行き詰まっている事件に新たな角度から示唆を与えてくれるのだった。

Posted byブクログ

2012/05/16

座間味くんシリーズⅢ。短編集だけど一つ一つ良く出来てるな~出てくる料理も美味しそう♪ 2012.5.16

Posted byブクログ

2012/05/16

飲み会の席で、解決済みの事件の話を聞き、実は真相はこうだったのかも的な推理を座間味くんがしていく短編集。 当初の結末からして違和感ありありだし、なんか途中で飽きた。

Posted byブクログ

2012/05/11

座間味くんの短編集第二弾。パズラー好みの展開で、お手軽に本格テイストを味わえる。 すでに決着している事件について、意外な側面を座間味くんが指摘する安楽椅子探偵スタイルなのだが、小粒ネタを強引に捻っているので、どうしても違和感が残る。作中のテーマである「分かれ目」についての定義も...

座間味くんの短編集第二弾。パズラー好みの展開で、お手軽に本格テイストを味わえる。 すでに決着している事件について、意外な側面を座間味くんが指摘する安楽椅子探偵スタイルなのだが、小粒ネタを強引に捻っているので、どうしても違和感が残る。作中のテーマである「分かれ目」についての定義もご都合主義っぽく見えてきて、無理矢理感の強い推理同様、徐々に吸引力を失って萎えてしまった。 伏線回収や推理のプロセスは本格の展開に則っているのだが、肝心のオチが映画のそれと酷似していたりと、読み終えてもハッとさせられる感覚がない。女性警察官の座間味くんに対する過剰なリスペクトも鬱陶しかった。 「分かれ目」から事件を切り取るのは珍しい着眼点だとは思うが、なんとなく好きにはなれず。こってり作品後のお口直しにはちょうどいい軽さです。

Posted byブクログ

2012/05/01

『月の扉』『心臓と左手』に続く第3弾。 短編それぞれの冒頭に(解決済みの)事件のあらましが語られ、 それを食事の場で聞いた「座間味くん」が気になった点を挙げながら 真実は警察でさえまだ気づいていないようなところにあったのではと 鋭く指摘するタイプのミステリー。 (『月の扉』は全...

『月の扉』『心臓と左手』に続く第3弾。 短編それぞれの冒頭に(解決済みの)事件のあらましが語られ、 それを食事の場で聞いた「座間味くん」が気になった点を挙げながら 真実は警察でさえまだ気づいていないようなところにあったのではと 鋭く指摘するタイプのミステリー。 (『月の扉』は全然違います。『心臓と左手』以降がこのスタイル。) 真実については読んでくうちにパターンもあって予想できるものもある。 けれど、そこに至るまでの経緯を語る座間味くんの思考回路は秀逸。 論理的思考という意味では、松岡圭祐さんのQシリーズ(凜田莉子)とも 似ているけど、こちらの方が納得しやすく感じる。 一般の読者でも手の届くような範囲での語りのため、 いい具合に論理的思考を刺激してくれます。 前作に加えて、今作では警視正の後輩にあたる女性(科学警察研究所勤務)も 登場して人物相関図も少し拡がっており、その点もまた良い感じ。

Posted byブクログ

2012/04/25

シリーズ探偵の少ない石持さんの作品の中では、珍しい存在なのかもしれない「座間味くん」。相変わらず本名もわからず、存在自体がモザイクがかかっているような感じである。それなりに描写されているんだけれど、津久井や大迫ほどはキャラクターが見えてこない。 物語は、津久井が研究している事例...

シリーズ探偵の少ない石持さんの作品の中では、珍しい存在なのかもしれない「座間味くん」。相変わらず本名もわからず、存在自体がモザイクがかかっているような感じである。それなりに描写されているんだけれど、津久井や大迫ほどはキャラクターが見えてこない。 物語は、津久井が研究している事例を、座間味くんがまったく違う視点から読み解いていく連作。毎回いろんなお店で飲食しているのだが、大迫警視正の携帯にはいったいどれだけのお店が登録されているんだろうとそればかりが気になってしまった。 私はあまり飲食のシーンに興味がないので、会話の間にいちいち何を食べたとか何を飲んだとかいう描写が挟まるのがちょっと邪魔だった。 津久井が事件の概要を話し、それなりの解釈を述べたあとの、座間味くんの一言が大変意味深である。その一言からこちらもあれこれ想像をふくらませるのだが、なんとなく予想がつくものもあれば、まったく思いもかけない展開になることもあった。でもみんな決着のついている事件だから、わりと安心して読めた。 もう一度、座間味くんの登場する他の作品を読み返してみよう。

Posted byブクログ

2012/04/22

新しいキャラクターも登場して、座間味くんの推理も冴え渡る。そして何より牡蠣の土手鍋が美味そう(笑) 設定上ワンパターンになりがちなところを、上手く工夫してそうさせないようにしているのが窺えて良かったです。

Posted byブクログ