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玩具店の英雄 の商品レビュー

3.3

58件のお客様レビュー

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2012/07/04

座間味くんシリーズ。第何弾になるんだろう? 今回は成功と失敗の分かれ目をテーマにした短編集。 どの作品もワンパターンで新鮮味にかける。

Posted byブクログ

2012/06/26

大好きな座間味くんシリーズ。警察ですら見逃していた事件の矛盾や動機を読み解く能力は秀逸。チョコザイ君とは違ってちゃんと説明してくれるし!

Posted byブクログ

2012/06/19

座間味くんシリーズの第3弾。短編7作。 解決済みの事件について津久井は成功と失敗の分かれ目を研究していたが、上手く行かずに悩んでいた。そんな時に大学の先輩である大迫に誘われ飲みに行くと、そこには座間味くんがいた。自分の研究している過去の事件を話すと、座間味くんが誰も気がつかなかっ...

座間味くんシリーズの第3弾。短編7作。 解決済みの事件について津久井は成功と失敗の分かれ目を研究していたが、上手く行かずに悩んでいた。そんな時に大学の先輩である大迫に誘われ飲みに行くと、そこには座間味くんがいた。自分の研究している過去の事件を話すと、座間味くんが誰も気がつかなかった真相を指摘する。 うーん、チョットこじつけが過ぎる感がある。しかも同じパターンで7作も続けられると飽きる。3作くらいで十分だった。最後の方は座間味くんが嫌味っぽい奴にしか見えなかった。

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2012/06/19

いまいち乗り切れず。短編集だからってわけじゃないけど小粒だなあ、と。短い枚数という制限かではしかたないとは言え、ちょっと無理があると感じる作品が多かった。単行本になった時点でもう少し背景を増やして説得力を補って欲しかったなあ。 まあ、話を聞いただけで解決しないと行けないので、設...

いまいち乗り切れず。短編集だからってわけじゃないけど小粒だなあ、と。短い枚数という制限かではしかたないとは言え、ちょっと無理があると感じる作品が多かった。単行本になった時点でもう少し背景を増やして説得力を補って欲しかったなあ。 まあ、話を聞いただけで解決しないと行けないので、設定としての制約が大きいのはあるんだけど。

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2012/06/08

「座間味くん」シリーズ。石持氏お得意の「天才すぎる安楽椅子探偵」もの。さすがに読み手側の自分が慣れてきたのか、あまり驚きは感じなかった。同じ推理はもちろんできないものの、事件パートで、しかるべきポイントに違和感を感じたりも。

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2012/06/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

座間味くんの鮮やかな推理にはうならせられるが、毎回美味しそうなお店が舞台になるところもいい。餃子とか牡蠣の土手鍋とか。食べたくなっちゃう。

Posted byブクログ

2012/06/01

+++ 科学警察研究所の職員・津久井操は、事件を未然に防げるかどうか、の「分かれ目」について研究をしている。難題を前に行き詰まった操が、大学の大先輩でもある大迫警視正にこぼすと、ひとりの民間人を紹介された。「警察官の愚痴を聞かせたら日本一」と紹介された彼は、あの『月の扉』事件で活...

+++ 科学警察研究所の職員・津久井操は、事件を未然に防げるかどうか、の「分かれ目」について研究をしている。難題を前に行き詰まった操が、大学の大先輩でもある大迫警視正にこぼすと、ひとりの民間人を紹介された。「警察官の愚痴を聞かせたら日本一」と紹介された彼は、あの『月の扉』事件で活躍した“座間味くん”だった―。 +++ 座間味くん、今作でもたぐいまれなる洞察力&推理力である。しかも甲走ったところも気負ったところもなく、いつもあくまでマイペースでいながらさりげなくちゃんと他人のことに気を配れるというできた人物なのである。なんていい人なんだ、座間味くん。酒の席での愚痴のような話――話す方は何らかのサジェスチョンを期待しているのだが――から、目のつけどころの間違いや、思い込みによる勘違い、見過ごされた真実をさらりと暴露し、しかも、渦中の人物の立場や心情まで慮って対応策を考えてしまうのである。座間味くんについ見とれてしまうが、語り手の津久井や大迫の存在があればこその一冊であるのも間違いない。

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2012/05/31

座間味くんシリーズ短編集。安楽椅子探偵ミステリですね。事件の裏に隠された新たな真相が次々解き明かされていきます。単なる謎が解かれるのではなく、事件の見え方そのものがガラッと変わってしまうところが非常に面白いです。 お気に入りは「襲撃の準備」と「警察官の選択」。「襲撃の準備」はこれ...

座間味くんシリーズ短編集。安楽椅子探偵ミステリですね。事件の裏に隠された新たな真相が次々解き明かされていきます。単なる謎が解かれるのではなく、事件の見え方そのものがガラッと変わってしまうところが非常に面白いです。 お気に入りは「襲撃の準備」と「警察官の選択」。「襲撃の準備」はこれ……とんでもなく恐ろしい話かも。これが真相ってのはちょっとやりきれない気もします。「警察官の選択」は、道義的に許されることなのかどうかはやや引っかかりますが。この選択を責めることは、きっと誰にも出来ないだろうなあ。

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2012/05/31

「月の扉」の座間味くんスピンオフ・・・とはちょっと違うか。 まあその座間味くん短編の第二弾。 今回も同様に「ちょっと聞きかじった話だけでその裏側を見抜く」という安楽椅子探偵に終始。一編一編は非常に短めで軽い読み物としてもいい感じ。 その分ちょっと軽めすぎるなあとは思いました。推理...

「月の扉」の座間味くんスピンオフ・・・とはちょっと違うか。 まあその座間味くん短編の第二弾。 今回も同様に「ちょっと聞きかじった話だけでその裏側を見抜く」という安楽椅子探偵に終始。一編一編は非常に短めで軽い読み物としてもいい感じ。 その分ちょっと軽めすぎるなあとは思いました。推理にしても「ちょっと一足とびすぎないか?」と思うこともなくもなかったです。 ストーリーを、というよりも「トリック集」みたいな印象を受けたなあ。。。

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2012/05/30

『月の扉』で活躍した「座間味くん」の安楽椅子探偵短編集。 主人公の津久井操は科学警察研究所で事件を未然に防げるかどうかの「分かれ目」の研究をしている。 彼女の研究対象となる事件前後の描写が冒頭にあり、その後主人公とその上司、座間味くんの三人の食事の場で事件の真相を座間味くん...

『月の扉』で活躍した「座間味くん」の安楽椅子探偵短編集。 主人公の津久井操は科学警察研究所で事件を未然に防げるかどうかの「分かれ目」の研究をしている。 彼女の研究対象となる事件前後の描写が冒頭にあり、その後主人公とその上司、座間味くんの三人の食事の場で事件の真相を座間味くんが解き明かすという筋。 ワンパターンだからだいたい筋は読めてくる。 ただ、座間味くんの解き明かす真相は正直首をかしげるようなものも多い。 理詰めすぎて腑に落ちない。感情すら探偵に解釈させるやりかたはイマイチ合わないなあと思う。 理屈っぽくてご都合主義なので連続して読むとだんだんうざくなってくるけれど、テンポがいいからさらっと読む分にはいいか。 ただ、警察ってこんなにバカなの?と思うし、主人公は座間味くんの視野の広さと賢さに自身を省みて打ちひしがれるわけだが、それほどすごいか、と謎い。 10周年に相応しい、これぞ石持浅海という一冊でした。 物語としてはまあまあなのに、なんでこんなに心に残らないのか。 たぶん現実にいたら仲良くなれない作家だろうな、といつも思う。

Posted byブクログ