かすてぃら の商品レビュー
おもしろかった。長崎弁がとてもいい。 前に読んだ「アントキノイノチ」もおもしろかった。ハズレがない感じがする。他の本も読んでみたい。 さださんのコンサートには2回行ったことがある。そのときに映画製作で借金を作り、その返済のために、他の歌手より多くのコンサートを行っていると聞いた...
おもしろかった。長崎弁がとてもいい。 前に読んだ「アントキノイノチ」もおもしろかった。ハズレがない感じがする。他の本も読んでみたい。 さださんのコンサートには2回行ったことがある。そのときに映画製作で借金を作り、その返済のために、他の歌手より多くのコンサートを行っていると聞いた。でもその借金が28億円だったなんて‼ さださんの中には、たくさんの物語が眠っているはず。長生きして、もっと本を書いてほしい。
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さだまさしさん、好きです。 けど、「精霊流し」も「解夏」も「眉山」も読んでいません、映画も見ていません、「かすてぃら」が初めてです! 父との別れまでの10日間ほどを描いた自伝的小説。過去の思い出を差し挟みながら、ゆっくり時間が流れていく。不思議なくらい淡々と。別れの日も、茫然自...
さだまさしさん、好きです。 けど、「精霊流し」も「解夏」も「眉山」も読んでいません、映画も見ていません、「かすてぃら」が初めてです! 父との別れまでの10日間ほどを描いた自伝的小説。過去の思い出を差し挟みながら、ゆっくり時間が流れていく。不思議なくらい淡々と。別れの日も、茫然自失になるわけでもなく、大泣きして取り乱すわけでもない、そこが逆にリアルで、実際の死との直面はそんなものかもしれないなぁと思う。頭の中で余計なことばかり考えていたり、やけに客観視する自分がいたり。やっぱり残された私たちは生きているから、しゃべるし、笑うし、ご飯を食べるんだ。 お父さんはまぁとんでもない人だけど、やっぱりさださんにとってはかけがえのない父で、お父さんへの愛情が伝わってくる。個人的には、柴田先生のキャラクター、好きだなぁ。 父との思い出のそこここに出てくるカステラをタイトルにしたところ、うまいなと思う。 ”親という生き物の本能的な喜びは「子どもにたらふく食べさせられる」幸せの中にあるのかも知れないと思う。” 「カーネーション」のお母ちゃんも、いっつも家族や友達のご飯のことばかり気にしていたなー。 ”僕は南の海が大好きだが、この父の一言で以後「同胞の玉砕した島」へは遊びに行かない、と決めた。 行くときには観光ではなく、慰霊の旅でなければならない、と。” やはり、戦争をしていたという事実、歴史は、実際に体験した人たちから話を聞かなければ、私たちは「知る」ことはできないのだと思う。
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さださんのお父上を見送るまでの初めての自叙伝。 作家デビュー作の「精霊流し」はベースはご自身のことですが、 あくまでも自叙伝的フィクションでしたので、 本作品は本当のノンフィクション自叙伝になっています。 私も一度コンサートホールのロビーでお見かけしたことがあったのですが、 好々...
さださんのお父上を見送るまでの初めての自叙伝。 作家デビュー作の「精霊流し」はベースはご自身のことですが、 あくまでも自叙伝的フィクションでしたので、 本作品は本当のノンフィクション自叙伝になっています。 私も一度コンサートホールのロビーでお見かけしたことがあったのですが、 好々爺的な穏やかそうな人だとばかり思ってましたが、実際は全く違ったんですね。 数々の武勇伝を持ちながらも、誰からも愛される仁徳を持った人。 ノンフィクションなので、泣かせる展開に敢えてしていないのでしょう。 これまでの作風とは少し違いますが、その分数々の武勇伝に現実感があります。 この本を読み終わった翌日、私も父親を亡くしました。 素直に泣けなかったさださんのお気持ちよく理解できました。
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さだまさしさんの作品としての内容よりも、先ず、校正(?)が酷すぎます。 ふだんあまり気にしたりせずに、少々の誤字や脱字は読み飛ばしますが、本作はあまりにも目につき、作品に浸ることが難しいほどでした。 ・数値の単位が変わる『PSA値 PPSA値』 (誤植?) ・『僕たちにはに...
さだまさしさんの作品としての内容よりも、先ず、校正(?)が酷すぎます。 ふだんあまり気にしたりせずに、少々の誤字や脱字は読み飛ばしますが、本作はあまりにも目につき、作品に浸ることが難しいほどでした。 ・数値の単位が変わる『PSA値 PPSA値』 (誤植?) ・『僕たちにはには父のその姿が~』 (にはには?) ・段落初めの一字落とすところが、二~三字分ぐらい落ちてる ・脱字は方々に・・ これはさだまさしさんの問題ではなく出版社の問題だとおもいますが、こんなことで作品の評価がかわったりしたら寂しいかぎりです。 内容的には、わたし自身仕事上で幾度かお会いすることがあった、父・佐田雅人さんの人柄を上手に書かれた逸品だと思いました。 息子にこのような追悼作品を書かす父を羨ましくおもいながら、読み終えました。
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さだまさしのお父さんはなかなかの「傑物」でした。 文体は非常に読みやすく、一気に読みました。 お父さんのエピソードはかなり惹きこまれます。
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http://sgk.me/GAlGwq 笑いと涙あふれる、さだまさしさんの実名小説です。 2012年4月10日、還暦(60歳)を迎えたさだまさしさん。 昭和30年代、カステラの香りに包まれた長崎の雰囲気が素敵です。
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長崎弁が懐かしすぎる 最後はちよっときてしまいました。 良い本です。 おすすめはやめときます。 長崎人にはおすすめ
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