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かすてぃら の商品レビュー

3.8

37件のお客様レビュー

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2013/07/06

破天荒で型破りだけど情に厚い…そんなさだまさし氏の父君の数々の武勇伝に抱腹絶倒。ひとたび事件が解決すればそこには父君の好物のカステラが甘い香りを放って登場。どこか昭和のノスタルジーを誘います。家族の温もりがちょっぴり懐かしくなった方にオススメの一冊。

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2013/02/08

さだまさし本人のお話でした。 有名人の家族ってなんか普通じゃない方が多いですよね。さだまさしさんのお父さんも例に漏れず、ファンキーな感じで、でも人柄の良さは、お葬式に参列した人数を見てもよく分かります。 最後の誕生日のケーキがかすてらでろうそくを消したのは、粋でした。 素敵な人の...

さだまさし本人のお話でした。 有名人の家族ってなんか普通じゃない方が多いですよね。さだまさしさんのお父さんも例に漏れず、ファンキーな感じで、でも人柄の良さは、お葬式に参列した人数を見てもよく分かります。 最後の誕生日のケーキがかすてらでろうそくを消したのは、粋でした。 素敵な人の周りには素敵な人が集まってくるんですかね。

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2013/02/02

読後、ほわっと心が暖かくなった。ずれた感想としては、カステラ食べたくなったし、定禅寺通りのライトアップ見たくなった。

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2013/01/15

昨年ラジオで流れて来た『パンプキンパイとシナモンティー』に嵌り、『ローズパイ』を口ずさむようになった我が夫。 さだまさしさんのライブ見てみたいなぁ~と思ってたところ、実家に置いてあったこの本。 なんかイメージ通りの方でほのぼのしました。

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2014/01/24

『本の紹介』 さだまさしさんの「かすていら」 「父子愛」「親の死と自分の生」「昭和の風景」を、 “笑って泣ける、さだまさし節”真骨頂で描き切った、家族文学の金字塔誕生。 『司書日記』 今、カウンターの机の上にはピンクの可愛らしいロールペーパーカバーが置いてあります。 先日の終業...

『本の紹介』 さだまさしさんの「かすていら」 「父子愛」「親の死と自分の生」「昭和の風景」を、 “笑って泣ける、さだまさし節”真骨頂で描き切った、家族文学の金字塔誕生。 『司書日記』 今、カウンターの机の上にはピンクの可愛らしいロールペーパーカバーが置いてあります。 先日の終業式の日の朝、3年生女子が 「先生、クリスマスプレゼント!」と言って渡してくれました。 毛糸で編んだペーパーホルダーです。 「トイレットペーパー入れて、真ん中から出して(*^_^*)」と言っていましたので、トイレットペーパーの芯を少し苦労しながら抜いて、ペーパーをカバーの中に入れると、ホント、真ん中絞ったところからスルスルスルッとペーパーが出てきます。 この子は1年生の時にも、ごっついひざ掛けを編んで持ってきてくれました。とても暖かく、今も重宝しています。使わせていただいています。 図書室のおばちゃんにまで、こんなに優しい心遣いをしてくれるこんな女子生徒は、これから先、どんな女性に成長していくのでしょう。楽しみです。彼女が幸せを与えた人たちから、彼女はきっとそれ以上の幸せを与えられるでしょう。どうか幸福な人生を歩んでください。今のままの笑顔を将来の新しい家族に向けてください。まだまだ先でしょうが。まずは、来年から始まる大学生活が楽しくありますように!ですね。

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2012/12/24

さだまさしさんのお父様が危篤状態になったシーンから、お父様との思い出を回顧し、最期に見送るシーンまでが綴られています。 題材が「親の死」ではありますが、内容に湿っぽくなく、さださんの父親の人生を表すがごとく笑いがいっぱいです。 さだまさしさんの幼少時代は、近所の大人が子供を叱っ...

さだまさしさんのお父様が危篤状態になったシーンから、お父様との思い出を回顧し、最期に見送るシーンまでが綴られています。 題材が「親の死」ではありますが、内容に湿っぽくなく、さださんの父親の人生を表すがごとく笑いがいっぱいです。 さだまさしさんの幼少時代は、近所の大人が子供を叱ってくれていた頃。 お父様はいろんな方の親父さんだったようです。 そして、お父様はかなり破天荒な方だったようですが、さだまさしさんの大らかな心で愛すべき父が語られています。 あるいは、さだまさしさんが大らかな心なのは、お父様の影響だともいえるのでしょう。 弱いものの味方で人情に熱い父、そして怖くてメチャクチャで不道徳な父を、良いも悪いも無くひとりの人間として受け入れ、自分の人生になくてはならない存在だったことを語った内容に、自身の亡くなった父が重なり、涙が出ました。 親の死は、何かを正しく受け継ぐことなのだと思います。そんなことが伝わってきました。 愛すべき亡き父を偲びたい時に読みたい一冊です。

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2012/12/23

昭和30年代、長崎。カステラの香りに包まれた記憶の中には、明るくて、ちょっと迷惑で、それでも皆から愛された破天荒な父と、振り回された家族の姿があった――。『精霊流し』『解夏』『眉山』など、数々の名作を綴る作家・さだまさしが父に捧ぐ、「もうひとつの“精霊流し”」。フォークデュオ・グ...

昭和30年代、長崎。カステラの香りに包まれた記憶の中には、明るくて、ちょっと迷惑で、それでも皆から愛された破天荒な父と、振り回された家族の姿があった――。『精霊流し』『解夏』『眉山』など、数々の名作を綴る作家・さだまさしが父に捧ぐ、「もうひとつの“精霊流し”」。フォークデュオ・グレープとして、ソロとしても『雨やどり』『関白宣言』『秋桜』『親父の一番長い日』『北の国から』など、温かな涙の果てに、涙あふれる独壇場世界を紡いできた著者の、真骨頂とも言える、初の自伝的実名小説。

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2012/11/26

最近は作家として定着しつつあるさだまさしさんが、亡くなったお父さんとの思い出を書いたエッセイ。 豪邸に住みバイオリンを習っていた時代から、 「食べるものがないということはおそらく誰でもが理解でき、また誰もが理解できない切ない感覚だろう。」と書かれているような経験もしたさださん。...

最近は作家として定着しつつあるさだまさしさんが、亡くなったお父さんとの思い出を書いたエッセイ。 豪邸に住みバイオリンを習っていた時代から、 「食べるものがないということはおそらく誰でもが理解でき、また誰もが理解できない切ない感覚だろう。」と書かれているような経験もしたさださん。 破天荒なお父さんに苦労させられた部分もあっただろうけど、、 大きな愛を感じました。

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2012/11/23
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※このレビューにはネタバレを含みます

さだまさしが書いた父の思い出話。大事な場面で、お父さんが突如として自分なりの筋を通していく。なかなか味のある本でした。

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2012/11/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 父の死と向き合う緊張感の中でホッとする長崎弁の会話が効いている 気取らない人々の生活が生き生きと息づいている さだまさしの「詩」の深いわけが解った気がする。それだけ悲しみと向き合って生きて来たから 老いることを淡々と書き綴る姿に脱帽

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