聖女の救済 の商品レビュー

東野圭吾【著】

2023/04/10

安心のガリレオシリーズ。
四作目をこちらの本と勘違いして、
図書館で借りました（こちらは五作目）。

※探偵ガリレオ
https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4167110075#comment

※予知夢
https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4167110083#comment

※容疑者Xの献身
https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4167110121#comment

三作目の「容疑者Xの献身」に続いて、
こちらも長編ミステリー。
こちらも物語の冒頭に犯人は明らかにされているのだが、
その鉄壁のアリバイをどのように崩していくのかを楽しむストーリー。
アッと驚くトリックは、さすがとしか言いようがありません。

個人的には「容疑者Xの献身」ほどの興奮は味わえませんでしたが、
それでもガリレオシリーズの長編ミステリーは、
安心して楽しめる作品だと思います。

ここなん作か連続して東野圭吾さんの作品を読んで、
ブクログで平均3.8以上の評価を得ている作品は、
自分も楽しめる作品であることが分かってきました。
（4.0以上なら、期待度かなり高し。）
図書館にあるガリレオシリーズを読んだら、
ブクログ平均3.8以上の作品をチマチマ読んでいこうと思います。

次の長編「真夏の方程式」も楽しみです。

※真夏の方程式
https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4167110156#comment

2023/04/07

犯人が、一年前から亜ヒ酸を仕込んでいたなんてびっくりした。
最初は、草薙刑事と内海刑事で意見が分かれていたが、結局二人の別々の調査が最後犯人確定に繋がったなと感じた。

2023/03/31

久しぶりのガリレオシリーズ。資産家の男が何者かに毒殺された。P10に妻の殺意が書いてあったから読み終わったあと繋がったなと思った。浄水器のトリックをあばく所は湯川先生らしい。

2023/03/25

まず、こんなにも長い間、我慢？…忍耐？…見張り？ができるものなのかと思いました。東野作品だけにトリックは納得がいき、さすがだと思います。
内海刑事が福山雅治さんの曲を聞いているのが笑えました。

2023/03/21

我らが草薙さんの恋は全力で応援して差し上げたいけども行く所が悪すぎてもうそういう星の元に生まれてしまったんだと思いました。

聖女の救済、最初はタイトルに不思議さを感じていたのが、最後まで読み終えるとすごく納得。

夫人の胆力が凄すぎる、そのエネルギーをもっと違う所に使えていれば、きっと違う未来もあったんじゃないかな、と思わざるおえない。

ただ、容疑者Xの献身が良すぎたせいか、どうしても長編に対する期待感に対して、若干のスケールダウンを感じてしまったりもして。

石神に感じたリアリティ、感情の動き、美しさ、そういったものの欠片は夫人からも感じるんだけど……もう少し夫人視点の描写があれば違ったのかな。

2023/03/21

面白くて一日で読んだ。
草薙が恋に落ちて犯人じゃないって頑なに否定してたけどちゃんと刑事としての心も持ってて最後は感心した。

救済の意味が分かったときはなるほどなあって思った。
だからこのタイトルなんだと。

2023/03/20

タイトル回収が凄かった。納得。

映画とかでたまに聞く「女性は生まれながらにして女優」がすごく腑に落ちた。

2023/03/04

犯人探しではなく、事件にどんな背景があるのか、どんなトリックが明らかになるのか、など展開が気になり、一気に読み進んだ。あまり読書習慣がない方でも楽しめる作品ではないかと思う。

2023/02/09

読みはじめたら止まらなくなった。
容疑者の強かさと覚悟みたいなものが美しく描かれていた。
草薙などの人間性が表れているところもよかった。

2023/02/05

シンプルにミステリーとして面白かった．冒頭の会話は殺害前の会話ではなくて1年前の会話だと分かったときは，おーーーってなった．