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遺伝子はダメなあなたを愛してる の商品レビュー

3.6

39件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    15

  3. 3つ

    12

  4. 2つ

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2016/02/11
  • ネタバレ

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福岡さんの文章はいつも、心地よい。読んでみたら毎週取っている「アエラ」に掲載されてる文章。どうりで、読んだ記憶がある話題が多かったはず。日常と生物と、脈略も内容な二つを深い知識でつなぐ福岡さんならではのエッセイ集。

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2014/10/19

読書録「遺伝子はダメなあなたを愛してる」4 著者 福岡伸一 出版 朝日新聞出版 p49より引用 “この生物学的事実は、資本主義の今日、全 く別の意味を持つことになりました。「余 剰」の約29万9500個の卵子に商品としての価 値が生まれたのです。” 目次から抜粋引用 “パン...

読書録「遺伝子はダメなあなたを愛してる」4 著者 福岡伸一 出版 朝日新聞出版 p49より引用 “この生物学的事実は、資本主義の今日、全 く別の意味を持つことになりました。「余 剰」の約29万9500個の卵子に商品としての価 値が生まれたのです。” 目次から抜粋引用 “パンダの戦略  犬の裏切り  片づけられない女  トンボの婚活  ネコの哀愁”  生物学者である著者による、雑誌連載のコ ラムをまとめた一冊。  ゴキブリについてからクニマスについてま で、身近な疑問や悩みに著者が答えるという 形でかかれています。  上記の引用は、卵子提供について書かれた 項での一文。 経済は大切なことなのでしょうが、経済活動 に利用するものはもう少し選んだ方がいいよ うな気もします。 卵子提供者や妊娠を望む人達には、ありがた い方法でしょうから、体を壊さないように気 をつけて利用してほしいものです。  著者の答え方が穏やかで、情感のこもった 書かれ方をされているので、読みやすいので はないでしょうか。 ーーーーー

Posted byブクログ

2014/09/11

質問とは関係ないような話をしているように見えて、最終的には答えに行き着く。 しかも詩的で、そこにロマンさえも感じてしまう。

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2014/04/28

週刊誌AERAの連載コラムをまとめた本。 分子生物学者の著者が、ささやかな疑問や悩みに答えるといった内容。 その答えには、著者のニュートラルで寛容な人柄が伝わってくる。生物学者ならではの視点でありながら、なぜかほっこりする。

Posted byブクログ

2014/03/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

Q&A形式で書かれていて読み易い。 日常でふと気になるような質問が集まっていて、それに対する回答を生物学的アプローチから解説されています。 ところどころ分かりにくい部分(知識不足)や専門用語もありましたが、全体的に面白いと思いました。

Posted byブクログ

2013/06/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

一つの話題が4ページほどと、短めなので読みやすかったです。 興味を持った話題はもちろん面白くスラスラ読んだけど、あまり興味のない話題はちょっと読み飛ばしちゃった・・・。 ▼「消えたステラー海牛」の”動物たちは人間に対する接し方を知らないのです。人間の身勝手さ、貪欲さ、そして残酷さを全く知らないのです。”の一節が強く心に響きました。ステラー海牛は発見から30年も経たないうちに人間たちが乱獲したため絶滅してしまったと・・・ステラー海牛だけでなく、人間の身勝手さで絶滅させてしまった生物がたくさん。まったく愚かな人間たちです・・・。

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2013/03/07

 さきに読んだ著者の「できそこないの男たち」は、「生物学」も最先端の知見ともなると「社会学的認識」を深めることにつながる面白さを持っていると高く評価したのだが、本書にはいささかがっかり。  本書は週刊誌AERAの連載コラム「ドリトル先生の憂鬱」をまとめたものだそうだが、題材・切り...

 さきに読んだ著者の「できそこないの男たち」は、「生物学」も最先端の知見ともなると「社会学的認識」を深めることにつながる面白さを持っていると高く評価したのだが、本書にはいささかがっかり。  本書は週刊誌AERAの連載コラム「ドリトル先生の憂鬱」をまとめたものだそうだが、題材・切り口・文章、どれも光るものがないように思える。  一般に作家の場合、本当に面白い作品は1作しかない場合も多いのだが、この著者もそうなのだろうか。  本書は、残念な本であると思う。

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2013/02/04

福岡祭り中。もともと別媒体で連載していたコラムをまとめたもの、ということで、トリビア山盛りな本。全部あげるときりがないので、個人的メモをいくつか。 コラーゲンはタンパク質だから消化酵素で分解されてしまって、経口摂取する意味がない、というのは科学者がよく言う話だけど、わたしはその原...

福岡祭り中。もともと別媒体で連載していたコラムをまとめたもの、ということで、トリビア山盛りな本。全部あげるときりがないので、個人的メモをいくつか。 コラーゲンはタンパク質だから消化酵素で分解されてしまって、経口摂取する意味がない、というのは科学者がよく言う話だけど、わたしはその原料となるところのアミノ酸は供給されるわけだから、多少の意味はあるんじゃないかと思っていた。それについてもこの本では「お賽銭として投じた硬貨が(略)タクシーのお釣りとしてあなたの財布に戻ってくるようなもの」とあって、非常に納得した。ならば肌に直接塗りたくるのはどうなんだろう。コラーゲンとして浸透しないんだろうか。高分子だから無理か。 あとは紅葉樹の謎も面白い。なぜ赤く染まるのか、わかっていないというのは。わざわざコストをかけて色素を作っているのに何か他の理由があるにしろ、少なくとも現代においては人間の目を楽しませていることが生存に有利に働いている気がしなくもない。

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2013/02/01

ゴキさんの話で引き込まれ 赤い染料に怯えつつ読了 知識なくても楽しめます 顕微鏡欲しくなる(´ω`*)

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2012/12/24

筆者にしてはずいぶんと質の低い文章だと思ったら、AERAの連載コラムか。要は、編集側が、ブランドだけ欲しかったんだな。

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