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夏天の虹 の商品レビュー

4.3

394件のお客様レビュー

  1. 5つ

    152

  2. 4つ

    150

  3. 3つ

    48

  4. 2つ

    6

  5. 1つ

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2012/03/19

一気に読みました。そして、切なすぎする。下手な恋愛小説よりも切ない…。そして、まだまだ面白そうな展開がありそうだし、既に次回作に期待しています。

Posted byブクログ

2012/03/19
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今回は男達が主役。 全て俺に任せておけ、と言い放ち、澪に咎のゆかぬよう、全てを引き受け、澪の行く道を支持する小松原。 かっこよすぎる! そして又次。いい男をそんな運命にしてしまうのか!高田先生・・・。 太夫を、あんたの手で・・・ 澪の今後の飛躍を感じさせる巻ではありましたが・・・ 続きは来年か。 遠い。

Posted byブクログ

2012/03/25
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『みをつくし料理帖』シリーズの最新刊。 江戸に暮す市井の人々の、やさしさや切なさがにじみ出ている本。巻末に同著に登場する料理の調理法が付録で載っている。 シリーズが出るたびに、家族で誰が一番に読むかもめる。巻末レシピは、いつも参考にしていて楽しみのひとつでもある。

Posted byブクログ

2012/03/19
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みをつくし料理帳シリーズ第7弾。 前回がなんか激動な感じで「これはシリーズ続けていくうちに着地点見失ってるパターンじゃね?」と邪推しましたが、ちゃんと最後までストーリーがすでにできているんだとか。大変失礼いたしました。 で、その激動の続き。結構物語の核となるような部分での話だったので「この先どうするんだろう?」と思いましたが、案外あっさりと・・・・ まあ今度は別の要因での激動なんですが。 なんとなくもっとこう「料理を通してのほのぼの人情譚」みたいなイメージで読み始めたのでここまで話が黒くなってくると・・・ 雲外蒼天はいいけど、ちょっときつすぎるんじゃないだろうか。もうちょっとこう、いいこともあっていいだろう!と思わざるを得ないw

Posted byブクログ

2012/03/19

今回の澪ちゃんには、さまざまな試練が降りかかります。けなげに頑張る分、読んでて辛かった。続きがまた気になるけれど、次の新刊が出るのは、1年後だとか…。

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2012/03/19

読んでいてつらい。けれどこういうつらさを与えてくれる本に最近出会っていない。つらい中にも小さな幸がある。つらいことを書き続ける技量ってすごいなあ。

Posted byブクログ

2018/03/18
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一昨日読了。別の小説を読んでいたのだが、こちらを先に読み終えてしまった。今最も熱いともいえる作品。 「みをつくし料理帖」シリーズ、〈悲涙〉の第七弾!! ―あらすじより― 冬の雲雀―滋味重湯 忘れ貝―牡蠣の宝船 一陽来復―鯛の福探し 夏天の虹―哀し柚べし の全四話からなる。 〈悲涙〉の、である。 読んでいて哀しくて哀しくて。 前巻で自分の思いを、他のどんなものよりも譲れない想いがあることを知ってしまった主人公。 何か一つを選択するときには、必ずそれを選ばなかった未来というものを捨てなければならない。 それがあまりにも惜しくとも、一つを選んで進んでいかなければならない。今の時代ならどちらも手に入れることができるか。それほどまでに当時の身分とは越えがたいものだったのだろう。 想っているのに、想われていることが分かるのに。しばらくシリーズ前作までは悲しくて読めそうもない。こんな未来を知ってしまったら。 つらく苦しんだ彼女に襲い掛かる苦難の道。 それでも周りの人々に叱咤激励され力を取り戻していく姿。どうかこれ以上の辛苦は与えないでくれ。 彼女なら乗り越えられるけれども、見ている自分がつらい。 そして別れがもう一つ。 会えるけれども会ってはいけない。もう会いたくても会えない。 どちらも哀しすぎる。 二人が彼女にかけた言葉。笑顔。彼女と共に過ごした時間を想う。 次巻は一年先のよう。 自分もこの悲しみを落ち着かせよう。 苦難の道の先に広がる、真っ青な空を思う。底抜けに明るい空を見せてくれ。 どうか、どうか彼女を幸せに。

Posted byブクログ

2012/03/18

待ちに待った「みをつくし料理帖」シリーズ。武家の小松原と縁談が決まりかけていた女料理人・澪。けれど、小松原に嫁ぐには料理人は諦めなければならない。「想いびとと添い遂げる幸せ」と「料理人として生きる幸せ」は江戸時代は相入れないもの。澪は「料理人として生きる幸せ」を選ぶ。 小松原の引...

待ちに待った「みをつくし料理帖」シリーズ。武家の小松原と縁談が決まりかけていた女料理人・澪。けれど、小松原に嫁ぐには料理人は諦めなければならない。「想いびとと添い遂げる幸せ」と「料理人として生きる幸せ」は江戸時代は相入れないもの。澪は「料理人として生きる幸せ」を選ぶ。 小松原の引き際も見事。澪の悲しみも分かる。けれど澪にはさらなる苦難が待っていて、あるものを失い、大切な人を失う羽目に…。 頑張っても頑張っても、まだ頑張ろうとする澪がいじらしい。この作者はドSじゃなかろうか。こんだけ澪をいじめるなんてー!!でも、どんだけいじめられても立ちあがる澪を応援したいと思う。続きが楽しみ。

Posted byブクログ

2012/03/18
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うーん。 若い女性調理人、澪の恋が切ない。 これでは想い人に二度と会えないし、結ばれなくても澪の料理を食べてもらい、気持ちを寄せる事が出来ないじゃないか。 ちょっと、惨い展開だなあ。 武家の後新造になっても、料理の腕を磨いて頑張る話は無理だったのかなあ。 私はまだまだ江戸を理解してないってことかな。

Posted byブクログ

2012/03/18

待ちに待ったみをつくし料理帖、切なすぎる… 澪の決断、小松原様の想い。そしてまさかここで吉原炎上がでてくるとは… 最後の旦那さんの言葉に一番泣きました。これからはずっと… これからは又さんの想いも背負いながら、真っ青な空を目指してほしいです。

Posted byブクログ