夏天の虹 の商品レビュー
小松原との別れを選んだ澪は直接別れを告げる。 身分の違いもあり、町人から断ることができないことを察して、小松原から断る形にして、憎まれ役を買う。 同じ頃、今年は新しい料理をお客に出していないこともあり、料理番付から名を消すが、これが功を奏して、番付に拘らず客が喜ぶ料理を提供す...
小松原との別れを選んだ澪は直接別れを告げる。 身分の違いもあり、町人から断ることができないことを察して、小松原から断る形にして、憎まれ役を買う。 同じ頃、今年は新しい料理をお客に出していないこともあり、料理番付から名を消すが、これが功を奏して、番付に拘らず客が喜ぶ料理を提供することに改めて気付く。 その後、牡蠣を昆布の舟に乗せた牡蠣の宝船を考案し、再び人気を博する。牡蠣の宝船食べたい! 小松原の婚礼で心を痛めた澪は、味覚と嗅覚に障害をきたす。 店主の奔走で又次を2ヶ月借り入れるが、その2ヶ月は又次がつる家に来られる最後の日だった。 燕が巣立つ頃、又次もつる家を離れることになる。 物語はそれで終わらず、その日吉原で火事があり、あさひ太夫を助け出した又次が亡くなる。 深い悲しみを経験して、澪の味覚と嗅覚が戻る。 あきない世伝でもそうだが、江戸時代の火事が多すぎる。 そして、主人公に降りかかる天災が多すぎて気の毒になる。雲外蒼天といえども。。。
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「惨いことしやがる」種市が仰ぐ。相手は神だ。誰一人、現実を受け止められない。江戸の街ではよくあったと言えども、このタイミングとは。無念が募る。 心星を目指した途端、この有様です。選んだ道は厳しいかもしれないけれど、なぜ神さまはこんなにも試練を与えられるのでしょうか。ヨブ記ではないけど。 「鼻と舌が眠っている間に、すべきことはあるハズだ」匂いや味がわからない澪に、それすら試練と説く柳吾の厳しさ圧倒される。「超えられる試練を与えたまえし」なのだろうか。受け止める澪も凄いが、、、 料理人の再出発に臨むには、あまりにも失ったものは大きい。しかし、だから小松原の「良いか、もはや迷うな、道はひとつきりだ」が響く。それも、ご寮さんの「もっと早うに気付いてやれたらよかった。堪忍だす」に救われたのかも、と。
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シリーズ7作目。 苦難が続きすぎて胸が締め付けられる。 想像も出来ないまさかの出来事に涙。 何があっても料理一筋に精進を続ける澪は易者に雲外蒼天と言われているので、今は試練の時だけど晴れ間がきっとやってくるという希望を持って見守りたい。
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あー、お澪坊、しっかりしておくれよぅ。 これでもかと襲いかかる苦難にこちらまで滅入りそうでした。 その苦難を乗り越える原動力となった又次。 お澪坊と意見交換しながら料理をする様が良し。さりげなく、ふきに料理を教える姿も良し。 又次の人柄に惚れてまうやろ。 それがまさかこんな結...
あー、お澪坊、しっかりしておくれよぅ。 これでもかと襲いかかる苦難にこちらまで滅入りそうでした。 その苦難を乗り越える原動力となった又次。 お澪坊と意見交換しながら料理をする様が良し。さりげなく、ふきに料理を教える姿も良し。 又次の人柄に惚れてまうやろ。 それがまさかこんな結末になろうとは…。 これから先ももうひと山ふた山あるんでしょうねぇ。オススメです!
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いや〜〜。゚(゚´Д`゚)゚。 危なかった…本破りそうだった… いつか誰かって考えてましたよ? ありがちな話だからね! でもいやや〜あきまへんで‼︎ 悲しみの☆5だす_| ̄|○
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なんでやー!! こんなんもうダメです 『みをつくし料理帖』シリーズの七はこのシリーズはこれ以上読まないことを決意するに至った★1です!(全部塗りつぶされてますけど?) 料理から離れることができないと気付き、ひとりの料理人として生きる決意をし、愛する人に残酷すぎる運命を背負わせ...
なんでやー!! こんなんもうダメです 『みをつくし料理帖』シリーズの七はこのシリーズはこれ以上読まないことを決意するに至った★1です!(全部塗りつぶされてますけど?) 料理から離れることができないと気付き、ひとりの料理人として生きる決意をし、愛する人に残酷すぎる運命を背負わせてしまうお澪坊 確かにひどい、確かにひどいがわしはこれからもお澪坊の味方やでと、密かに心に誓うわたくしでした(お前さてはつる屋の常連客だな) しかし、そんな想いもむなしくお澪坊には天罰のような苦難が次々降り注ぎます そして、あり得ない結末が! なんでやー! そんなんあかーん! はい、もうおしまい こんなことするんならもう読みません まぁまぁ面白かったです(ここまで全部★5) ありがとうございましたm(_ _)m (絶対読むな( ̄ー ̄)ニヤリ)
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吉原炎上もでてきた。こんなにたて続けに事があってよいのかと思ってしまうほど。 又治の笑顔もよかった。幸せなひとときがあって。 ていねいに人に食物に向き合っていく様子か心にしみていく。
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小松原への想いに揺らぎながらも己の道を極めんとする澪に襲いかかる病。料理人として致命傷となる体の不調を周りが懸命に支える温かさが良い。才があっても才を生かさぬは愚という柳吾の言葉も温かい。親友の危機で料理人として再び命を与えられるも、大切な人を失う。物語の重要なキーマンだった又治...
小松原への想いに揺らぎながらも己の道を極めんとする澪に襲いかかる病。料理人として致命傷となる体の不調を周りが懸命に支える温かさが良い。才があっても才を生かさぬは愚という柳吾の言葉も温かい。親友の危機で料理人として再び命を与えられるも、大切な人を失う。物語の重要なキーマンだった又治がいなくなり悲しくなりました。澪は苦難をどのように克服するのか?もどかしさと応援する気持ちでのめり込みました。何気なく書かれた風景描写も端節ですが美しく江戸の匂いが漂って気持ちが入ります。やはり傑作です。大好き度❤️❤️❤️❤️
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だめだ、涙が止まらんかった。 どうか皆んなが幸せになってくれますように って祈りながら読んでしまう。
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小松原様が最後に初めて「澪」と呼んだ場面が好き。 たとえ結ばれなくても、この一瞬を胸に抱いて生きていける気がする。 心は常に希望と失望の間を振り子のごとく行き来する。 試練の間もすべきことがあるはず。
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