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The Indifference Engine の商品レビュー

3.9

132件のお客様レビュー

  1. 5つ

    26

  2. 4つ

    56

  3. 3つ

    32

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    1

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2013/05/26

〃From the Nothing, With Love〃〃フォックスの葬送〃が特に好き。 もっと読みたかったな・・・・。

Posted byブクログ

2013/05/25

早逝の作家伊藤計劃氏の短編集。 SFってあまり得意ではないけれども、表題作はSFを超えた戦争の悲惨さと平和へのメッセージが込められていたような気がした。さらに本屋大賞にノミネートされた「屍者の帝国」の未完成冒頭部分があり、その続きを円城塔さんがどう完成させたのかが気になった。そっ...

早逝の作家伊藤計劃氏の短編集。 SFってあまり得意ではないけれども、表題作はSFを超えた戦争の悲惨さと平和へのメッセージが込められていたような気がした。さらに本屋大賞にノミネートされた「屍者の帝国」の未完成冒頭部分があり、その続きを円城塔さんがどう完成させたのかが気になった。そっちも読んでみよう。

Posted byブクログ

2014/01/14

伊藤計劃の007シリーズと小島秀夫作品への愛に溢れた作品集。「Heavenspace」「フォックスの葬送」は、「メタルギアソリッドシリーズ」や「スナッチャー」のオマージュであるが、その作品のデティールを掘り下げて物語に深みをもたせることに関しては、本当に上手いなあと感じた。「女王...

伊藤計劃の007シリーズと小島秀夫作品への愛に溢れた作品集。「Heavenspace」「フォックスの葬送」は、「メタルギアソリッドシリーズ」や「スナッチャー」のオマージュであるが、その作品のデティールを掘り下げて物語に深みをもたせることに関しては、本当に上手いなあと感じた。「女王陛下の所有物」「From the Nothing, With Love.」では、まさか、007シリーズのそんな所に着目して、それをSFに再解釈するとは、と驚いた。作品はそれぞれ単独でも読めるが、それぞれの元となった作品を知っていると更に面白く読めると思う。

Posted byブクログ

2013/05/06

図書館で。 虐殺機関を読んだ後だとどうしてもちょっと物足りないカンジがします。そして大量殺人が多すぎませんか?この方の作品は。それが今の世界の現実だ、と言うことが言いたいならば仕方ないかもしれませんが。(Bowling for Columbineみたいに?)表題作は興味深いなあと...

図書館で。 虐殺機関を読んだ後だとどうしてもちょっと物足りないカンジがします。そして大量殺人が多すぎませんか?この方の作品は。それが今の世界の現実だ、と言うことが言いたいならば仕方ないかもしれませんが。(Bowling for Columbineみたいに?)表題作は興味深いなあと思いながら読んだのですがゲームの話はイマイチ良くわからなかったです。世界観がわからないからなのかな。思想教育を施していない外国人に思想犯の処刑を行わせる意図がよくわからなかったので。少し時間を置いてから他の長編を読んでみたいと思います。

Posted byブクログ

2013/04/19

表題作がすごかった 残虐なシーンも多々あるけれど この状況をどう思う?っていう問題提起と 深い憂いを感じられると思う 星4つでもいいんだけど やっぱり虐殺器官とハーモニーほどの衝撃はなかったので この作家だから、あえての星3つ

Posted byブクログ

2013/04/09

「わたしはその名前を生ききった。ザ•ジョイとしての生を」 「国が、時代がそれを奪うというのなら、土足で踏みにじって幸福の初夜権を行使すると横暴に怒鳴り散らすのなら、私は全力で抗おう。抗って死のう、そう決意したんだよ」

Posted byブクログ

2013/03/18

表題作と「From the Nothing, With Love」が特に素晴らしい。 「フォックスの葬送」も良いのだけれど、メタルギアやってないとあまり楽しめない。上の二つだけでも読む価値はある。

Posted byブクログ

2013/03/12

うーむ、どうもしっくりこない。 なんというか、さらっと記述しているようでいてくどくどした印象を受ける文章が多いのだ。 しかし、「虐殺器官」や「ハーモニー」よりも以前に書かれた短編ということで、納得。 以下、収められている短編。 「女王陛下の所有物」、「The Indifferen...

うーむ、どうもしっくりこない。 なんというか、さらっと記述しているようでいてくどくどした印象を受ける文章が多いのだ。 しかし、「虐殺器官」や「ハーモニー」よりも以前に書かれた短編ということで、納得。 以下、収められている短編。 「女王陛下の所有物」、「The Indifference Engine」、「Heavenscape」、「フォックスの葬送」、「世界、蛮族、ぼく。」、「A.T.D: Automatic Death」、「From the Nothing, With Love」、「解説」、「屍者の帝国」以上9編。 007を題材とした「女王陛下…」や「From the Nothing,… 」は発想がおもしろい。 また絶筆となった「屍者の帝国」は、さすがに作風もこなれており、続きが読みたくなってしまう。

Posted byブクログ

2013/02/28

伊藤計劃の短編集 「女王陛下の所有物」 「The indifference engine」 「Heavenscape」 「フォックスの葬送」 「セカイ・蛮族・ぼく。」 「A.T.D」 「From the Nothing, With Love.」 「屍者の帝国」  全て伊藤計劃っ...

伊藤計劃の短編集 「女王陛下の所有物」 「The indifference engine」 「Heavenscape」 「フォックスの葬送」 「セカイ・蛮族・ぼく。」 「A.T.D」 「From the Nothing, With Love.」 「屍者の帝国」  全て伊藤計劃っぽい雰囲気が満載。 「The indifference engine」と「フォックスの葬送」が特に良かった。

Posted byブクログ

2013/02/09

私的ゼロ年代日本SFベスト3に入る傑作「虐殺器官」の作者 伊藤計劃の没後に編集された短編集。ルワンダ内戦をモチーフにナノテクノロジーを絡めた表題作や、メタルギアソリッド世界を題材にした作品等、圧倒的な世界観を持った作品を収録。とにかく凄い!面白い!

Posted byブクログ