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西洋美術史入門 の商品レビュー

4.2

76件のお客様レビュー

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2020/12/31

kindleセールをやっているときに購入。 美術館大好きだけど、もっと作品の背景とか美術分野においての立ち位置とかも含めて楽しめるようになりたくて読んだ。 入門というだけあって美術史とはなんぞや?みたいなところから教えてくれる。絵に描かれてるちょっとしたアイテムからそのときの世相...

kindleセールをやっているときに購入。 美術館大好きだけど、もっと作品の背景とか美術分野においての立ち位置とかも含めて楽しめるようになりたくて読んだ。 入門というだけあって美術史とはなんぞや?みたいなところから教えてくれる。絵に描かれてるちょっとしたアイテムからそのときの世相が読み取れるようなメソッドをたくさん学べるので美術館好きな人はぜひ。 池上さんの他の本も何冊か読んだけど、どれも美術がいかにおもしろいのかという主張が強めで楽しいのでまた近いうちに別の著作も読みたい。

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2020/11/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

授業を受けているような感覚で読める導入書。‬ ‪絵画を読み解くにあたり、短時間で略図に直す訓練や、視覚情報を言語に直す訓練の話が面白かった。美術だけでなく実生活にも役立ちそうなので覚えておきたい。‬ ‪識字率の低い時代の美術、売るための美術、現代においての美術、その役割や価値は移り行くけれど、人々を惹きつける存在であることには変わりないのだと思った。‬

Posted byブクログ

2020/08/01

美術作品の分析方法や美術史と社会背景の関係性を絡めて『美術史とは何か』をわかりやすく解説してくれている一冊。 ・美術史とは何か ・美術作品の『読み方』 ・社会背景と美術史の関係性・変遷について を平たく網羅的に学ぶことができます。 これまでは国内外問わず旅行先に美術館があれ...

美術作品の分析方法や美術史と社会背景の関係性を絡めて『美術史とは何か』をわかりやすく解説してくれている一冊。 ・美術史とは何か ・美術作品の『読み方』 ・社会背景と美術史の関係性・変遷について を平たく網羅的に学ぶことができます。 これまでは国内外問わず旅行先に美術館があればなんの気なしに美術館を訪れ、有名な芸術家の絵を見て満足した気になってました。 しかし、この本と出会えたことで、美術作品の見方が変わるだけでなく、その当時の社会や生活について思いを馳せることができるようになったと思います。

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2020/07/25

2020年7月 高校生に向けて書かれたということもあって、とても読みやすい。 わたしはアートが好きで美術展にもちょこちょこ行っていたが、概念的な知識をちゃんと仕入れたことがなかったので、個人的に有意義な読書になったと思う。 芸術作品について、それが作成された意図や背景、作品の買主...

2020年7月 高校生に向けて書かれたということもあって、とても読みやすい。 わたしはアートが好きで美術展にもちょこちょこ行っていたが、概念的な知識をちゃんと仕入れたことがなかったので、個人的に有意義な読書になったと思う。 芸術作品について、それが作成された意図や背景、作品の買主の存在を頭に入れていると、美術館での鑑賞もさらに面白いものになる。

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2020/07/10

西洋美術史について、あるテーマや技法がなぜその時代にひろく取り入れられたのか、わかりやすくまとめられた本です。たとえば、絵を描くのにカンヴァスが使われ始めたのは港町のヴェネチアで、船の帆の材料である布があまっていたからとか、17世紀オランダでは商人層が力を得て、家庭にかざるような...

西洋美術史について、あるテーマや技法がなぜその時代にひろく取り入れられたのか、わかりやすくまとめられた本です。たとえば、絵を描くのにカンヴァスが使われ始めたのは港町のヴェネチアで、船の帆の材料である布があまっていたからとか、17世紀オランダでは商人層が力を得て、家庭にかざるような身近なテーマの絵画が描かれるようになった、など。 宗教や経済、社会情勢などの視点から説明されていたのが面白かったです。この本から娘にクイズを出したらだいぶ楽しんでいました。

Posted byブクログ

2020/04/07

ルネサンス→マニエリスム→バロック→…っていう時代区分の歩みの説明とどまらずに、様々な角度から美術史を考察してるのがよい。 新書じゃなくて、もっとカラーで大判の本で読んでみたい。

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2020/04/05

美術を見る本として現代アートの本を読んだが、美術史にも興味が出てきたので、古本市で購入。教養授業を元にしているので、概論+おもしろい個別事例をいくつか、という感じ。「なぜその主題や手法がその時期に流行ったのか?」というのを社会情勢などから読み解くというのがとても面白い。前に読んだ...

美術を見る本として現代アートの本を読んだが、美術史にも興味が出てきたので、古本市で購入。教養授業を元にしているので、概論+おもしろい個別事例をいくつか、という感じ。「なぜその主題や手法がその時期に流行ったのか?」というのを社会情勢などから読み解くというのがとても面白い。前に読んだ(サブカルチャー)文化論に似たものがあるが、やはり美術史研究は熟成していて深い。もっと美術史を知っていきたいと思ったので、もっと包括的な本を借りて読みたい。

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2020/02/20

2020.02.20 以前から読もうと思ったまま、積読状態だったが、やっと読み終えた。美術史に関する入り口のたったということか。

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2019/12/19

最近、頻繁に美術館に行くのだが、西洋美術について殆ど知らないので、ただ感覚的に絵を見るだけで終わってしまっている。それでは勿体ないと思ったので、本書を読んでみた。西洋美術とキリスト教は深く結びついていることがわかった。そのため、キリスト教を知ることは、西洋美術を深く理解することに...

最近、頻繁に美術館に行くのだが、西洋美術について殆ど知らないので、ただ感覚的に絵を見るだけで終わってしまっている。それでは勿体ないと思ったので、本書を読んでみた。西洋美術とキリスト教は深く結びついていることがわかった。そのため、キリスト教を知ることは、西洋美術を深く理解することにも繋がるのだろう。

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2019/11/27

これから西洋美術を勉強するにあたって、はじめに読み始めた一冊。 タイトルに入門とある通り、絵の種類や歴史の流れなどが広く、分かりやすく説明されてるので知識が無くても読みやすかった。 個人的には二章と三章での内容に興味を惹かれ、もっと詳しく学びたいと思った。 著者の池上英洋さんの「...

これから西洋美術を勉強するにあたって、はじめに読み始めた一冊。 タイトルに入門とある通り、絵の種類や歴史の流れなどが広く、分かりやすく説明されてるので知識が無くても読みやすかった。 個人的には二章と三章での内容に興味を惹かれ、もっと詳しく学びたいと思った。 著者の池上英洋さんの「おわりに」の内容も良かった。

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