玉村警部補の災難 の商品レビュー
海堂シリーズ。 題名は玉村刑事ですが、勿論中身は加納警視正のお話で、 短編4話についてまとめられていて、間に田口と玉村の回想シーンが書き下ろしですかね。 内容は当然トリック破りばかりですが、何より海堂シリーズの司法2大看板の加納と斑鳩の邂逅が一番注目点。まあ何も起きてないけど...
海堂シリーズ。 題名は玉村刑事ですが、勿論中身は加納警視正のお話で、 短編4話についてまとめられていて、間に田口と玉村の回想シーンが書き下ろしですかね。 内容は当然トリック破りばかりですが、何より海堂シリーズの司法2大看板の加納と斑鳩の邂逅が一番注目点。まあ何も起きてないけども。 あとは最終話の話は今後も繋がっていくみたいですな。
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小説『玉村警部補の災難』を読了。バチスタのスピンオフだが、主人公?が思い入れのないキャラであり感情移入出来ず。最新医療が事件に絡んでくるのがらしさではあるが、事件の背景がチープ過ぎ。海道ワールドのキャラもゲスト出演するが、最新作との時代のズレもあり違和感を覚えた。
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さくっと読めて楽しかったです。 ぜひ中村靖日さん主演でドラマ化を(笑) あのドラマシリーズの中で唯一違和感がなかったキャストなので。
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警察庁の加納警視と桜ノ宮署の玉村警部補が主役の短編5作品。 おなじみ不定愁訴外来の田口先生と、玉村警部補が事件を振り返っていくという設定になっています。 おもしろかったです、個人的には最終話のエナメルの証言がイチバンおもしろかったかな。
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ここ数年、寄稿していた「このミス○○年版」の作品をひとつにまとめた本作。 元々、短編だったものを違和感無く、きっちりと繋ぎ合せたのはナイスオペでした(笑)
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海堂シリーズは毎回、医療や司法など現在のシステムに対して、問題、課題、現場の声を取り上げ、様々な角度からメスを入れている為、医療に携わる事の無い、僕にもそういう問題があるのか、と感がえる機会をくれる。それに、ひとりひとりのキャラ設定が凝っていて面白い。 そして今作は、スピンオフ...
海堂シリーズは毎回、医療や司法など現在のシステムに対して、問題、課題、現場の声を取り上げ、様々な角度からメスを入れている為、医療に携わる事の無い、僕にもそういう問題があるのか、と感がえる機会をくれる。それに、ひとりひとりのキャラ設定が凝っていて面白い。 そして今作は、スピンオフとして長編に登場する加納警視正を主役とした作品となっている為、刑事モノのミステリーになるかと思っていたが、そこに医療を登場させ、出番を与えることで、現状の捜査方法と違い、医療視点から調査を行うことで、今まで気づけなかった事に気づくきっかけが生まれると書かれているように思える。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
社会的貢献が大きく、とても尊敬している海堂 尊氏。 出版されている本はすべて読んでいます。 今回は加納警視正と玉村警部補が主人公。 テーマは死因究明。 田口先生も随所に登場。 警察庁のデジタル・ハウンドドックと振り回される玉村警部補。 このミステリーがおもしろい の雑誌に掲載されていた短編集。 読んだことがある作品ばかりでしたが、製本されたものを読むと、また新鮮でした。
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さくさく読める短編集。 これだけでもおもしろいんだけど、 本編の不穏な動きも伝わってきて続きが気になる。
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各短編それぞれのネタはあまりにもクリアなので、通常のミステリーというジャンルに分類はできない。医療と司法の関係についての海堂の見解を補完する背景画のような感じ。
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田口&白鳥シリーズでおなじみの、加納警視正と玉村警部補が難事件に挑む! 切れ者だけれど、直観の元に暴走する警察庁のデジタル・ハウンドドックこと加納警視正に毎度毎度振り回される玉村警部補の哀愁漂う短編集でした。「イノセント・ゲリラ」中に田口医師が遭遇した事件などもあり、リ...
田口&白鳥シリーズでおなじみの、加納警視正と玉村警部補が難事件に挑む! 切れ者だけれど、直観の元に暴走する警察庁のデジタル・ハウンドドックこと加納警視正に毎度毎度振り回される玉村警部補の哀愁漂う短編集でした。「イノセント・ゲリラ」中に田口医師が遭遇した事件などもあり、リンクしていて楽しく読めました。
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