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左岸(上) の商品レビュー

3.3

83件のお客様レビュー

  1. 5つ

    7

  2. 4つ

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  3. 3つ

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  4. 2つ

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2024/09/17

コラボ企画だからか、江國香織さを感じ作品だと思った。なんとなく昼ドラっぽい。 下巻まで読むか悩むな。 あと博多弁が不自然で気になってしまった。 「〜くさ」 「〜ごたあ」 など調べると博多弁のようだが、今は使う人を見たことがない。古い作品だから仕方ないけれど違和感がすごくて...

コラボ企画だからか、江國香織さを感じ作品だと思った。なんとなく昼ドラっぽい。 下巻まで読むか悩むな。 あと博多弁が不自然で気になってしまった。 「〜くさ」 「〜ごたあ」 など調べると博多弁のようだが、今は使う人を見たことがない。古い作品だから仕方ないけれど違和感がすごくて、、、 「〜なわけにはいかんめいもん」 「いやっちゃもん」 この辺りは使い方に関して??だった。 「ちゃ」は語尾なのに「もん」と語尾を重ねているのが不自然。

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2022/08/12

超然として、もっと遠くへ行け。 どんな職業でも、大切なのは実力と人格です。 それがあれば、何も恐れることはない。

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2021/08/21

大好きな兄惣一郎の死後、茉莉は祖父江九とは別の天真爛漫な人生を歩んできた。右岸とたまにクロスするところが、九と茉莉それぞれの想いを確かめることができて面白い✨ 下巻も大いに期待できます。

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2021/05/23

少女から50代手前くらいまでの女の一代記。 文庫ではなくハードカバーで読みました。 最初の200ページ位が読んでて何となくイライラすると言うか、主人公の茉莉に全く共感も何もできず若干しんどかったです。恋愛体質な女によくありがちなクズ男を引き寄せる力というか…。 序盤にたくさん出て...

少女から50代手前くらいまでの女の一代記。 文庫ではなくハードカバーで読みました。 最初の200ページ位が読んでて何となくイライラすると言うか、主人公の茉莉に全く共感も何もできず若干しんどかったです。恋愛体質な女によくありがちなクズ男を引き寄せる力というか…。 序盤にたくさん出てくる「チョウゼンとする」というのが、ただ社会不適合であることを肯定してるだけな気がしました。 ここまで読んだから〜と思って最後まで読みましたが、好みの問題でしょうが自分には合わなかったかなぁ。

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2021/01/30

仲の良い両親と、ふたつ上の兄・惣一郎、幼なじみの少年・九に囲まれ、福岡で育った茉莉。しかし惣一郎の死をきっかけに、幸せな子供時代は終りを告げる。兄の面影を胸に、茉莉は17歳で駆け落ちし、東京へ向う。男たちとの出会いと別れ、九との再会を経てめぐりあったのは、このうえない幸福と、想像...

仲の良い両親と、ふたつ上の兄・惣一郎、幼なじみの少年・九に囲まれ、福岡で育った茉莉。しかし惣一郎の死をきっかけに、幸せな子供時代は終りを告げる。兄の面影を胸に、茉莉は17歳で駆け落ちし、東京へ向う。男たちとの出会いと別れ、九との再会を経てめぐりあったのは、このうえない幸福と、想像もつかないかなしみだった―。辻仁成と組んで放つ、愛を求めて流れゆく男女の物語。

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2017/01/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

福岡で生まれ育った茉莉の半生。 仲のよかった兄の惣一郎が自殺し、母が突然イギリスへ行ったり、茉莉自身は東京へ駆け落ち。 福岡に帰るときには、駆け落ちした相手とは別の男を連れ帰り、どんどんやる気を失う男と別れ、やっと運命の男と出会い、子どもを授かる。 茉莉が始と結婚して、さきを産んで紆余曲折があったけど、やっと幸せになれるんだなって思ったら始の事故死。 なんでこんなに茉莉ばっかりに試練を与えるんだろうと思ってしまう。 それでも画家の青山に見初められ、モデルとしてパリで過ごす茉莉とさきは、徐々に自分を取り戻していく。 ふさぎこんでいた茉莉が回復したのはほんとによかった! パリで再会した幼なじみの九ちゃんに何かが起きた?ところで上巻は終了。 これからの茉莉とさきがどうなるのか。 でも、乗り越えられない試練は上さまは与えないというし、茉莉ならきっと大丈夫ってことなのかな。 茉莉の逞しさのようなものは、ほんとに羨ましいしかっこいい。

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2016/03/27

うわぁー!!!気になるーわぁーーー!!!! 先が気になるぅー。 内容は暗いはずなんだけど、兄が自殺したり、旦那と死別したり、とにかく不幸に見舞われる主人公。 だが、ほんのちいさなことにも幸せを感じ現実に悲観しながらも、心の中に住む兄の影とともにちいさなことや思い込みを楽しみな...

うわぁー!!!気になるーわぁーーー!!!! 先が気になるぅー。 内容は暗いはずなんだけど、兄が自殺したり、旦那と死別したり、とにかく不幸に見舞われる主人公。 だが、ほんのちいさなことにも幸せを感じ現実に悲観しながらも、心の中に住む兄の影とともにちいさなことや思い込みを楽しみながら生きていくマリの姿は、なんだか不幸なのにほんわか暖かい、イジメられたり、お母さんが出て行ったり、騙されたりするのに、なんだか暖かな様子で進むこの内容と雰囲気の矛盾にどんどん引き込まれる一冊。次は下巻!!!!そして、右岸に続く!!!

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2016/03/20

江國さんが書く博多弁が新鮮でキュート。文章も常に根底に寂しさや哀しみを感じられそれでいて柔らかくその場の空気や匂いが感じられ読みやすく美しい。個人的に流され系のヒロインは苦手なのですが、茉莉の身の上には「ちょっ!」と突っ込みたくなるような、想像の斜め上のことが起こるし江國さんの柔...

江國さんが書く博多弁が新鮮でキュート。文章も常に根底に寂しさや哀しみを感じられそれでいて柔らかくその場の空気や匂いが感じられ読みやすく美しい。個人的に流され系のヒロインは苦手なのですが、茉莉の身の上には「ちょっ!」と突っ込みたくなるような、想像の斜め上のことが起こるし江國さんの柔らかな文章と不思議な雰囲気を持つ茉莉のキャラが嵌っているので先が気になりさくさくと読めた。 挙動不審の九ちゃんに何が起こったのか、惣一郎は本当に霊的な存在なのか……この勢いのまま下巻に突入します。

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2016/02/24

相変わらず不思議な文章の魅力がある人です。でもなんだかおどろおどろしいものを感じてしまいます。そういうものこそ美しいのかもしれないけれど。

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2015/08/28

「冷静と情熱の間」には遠く及ばない。 やっぱりあれを超えるのは無理か・・・。 一応、下巻に期待するけども、そもそも茉莉が好きになれない。

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