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左岸(上) の商品レビュー

3.3

83件のお客様レビュー

  1. 5つ

    7

  2. 4つ

    27

  3. 3つ

    24

  4. 2つ

    13

  5. 1つ

    2

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2013/05/25

茉莉という主人公について、ひたすらに書かれている長編。兄や始が死んだりそんなに不幸ばかり起こるわけないじゃんと思いつつ、完全に茉莉に感情移入して、振り回される。早く下巻が、読みたい。

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2013/05/13

右岸の上下巻を読んだあとの左岸上巻。 冷静と情熱のあいだもそうだったけど、ここで右岸に戻りたくなる。 そして、フランスに行きたくなる。 そして、今回は冷静と情熱のあいだを読みたくなった。

Posted byブクログ

2013/05/04

江國さんの作品が好きな理由の一つに、一見淡々とした日常の中にある人々の心の揺れとか、波風がなさそうな生活の奥に隠されてる人間のダークサイドとか秘め事とかが美しい言葉で表現されてる点がある。 その点で、この作品は駆け足で時代を駆け上がったり戻ったり、いまいち主人公の魅力も伝わって...

江國さんの作品が好きな理由の一つに、一見淡々とした日常の中にある人々の心の揺れとか、波風がなさそうな生活の奥に隠されてる人間のダークサイドとか秘め事とかが美しい言葉で表現されてる点がある。 その点で、この作品は駆け足で時代を駆け上がったり戻ったり、いまいち主人公の魅力も伝わってこないし、私の好きな江國作品らしさは感じられなかったかな。なにしろ長く、ストーリーはめまぐるしいのに深みが感じられず。 下は斜め読みで終えてしまうかも。右岸を読むかは要検討。

Posted byブクログ

2013/03/23

右岸はひどかったが、流石江國さん。江國さんが大切だと思うことが、私もいいなと思える感覚が暖かい。レビューは下巻で。

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2013/03/12

毎回思う、江國さんの作品はアンニュイな空気が漂っていて、スローで上下激しくないんだけど、なぜか一気に読んでしまう。それはその空気感を味わいたくて読んでいるからなのかな。 一見波乱万丈に見えますが、誰にでも起こり得る話。だんだんと話が進むにつれて、茉莉に親近感が湧いてきた。 最後の...

毎回思う、江國さんの作品はアンニュイな空気が漂っていて、スローで上下激しくないんだけど、なぜか一気に読んでしまう。それはその空気感を味わいたくて読んでいるからなのかな。 一見波乱万丈に見えますが、誰にでも起こり得る話。だんだんと話が進むにつれて、茉莉に親近感が湧いてきた。 最後の方では、惣一郎の声が全然出てこなくなり、ようやく死者として認めていけたのかなと思った。 でも、読んで思ったのは、江國さんの作品は私は短編集か、適度な1冊ぐらいの長さで読みたいと思った。 ストーリーより、空気感を楽しみたい作家さんだから。

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2013/03/08

右岸と左岸、どちらから読もうか迷ったけど、女性側から読んだ方が、挫折はないかと思って左岸から。 右岸の辻仁成は「サヨナライツカ」読んだ時、かなりの男性目線で納得できないことが多かったし。 「上」では茉莉の長い長い人生のうちの若い時代(~20代)のお話だけど、茉莉の人生は、大きな運...

右岸と左岸、どちらから読もうか迷ったけど、女性側から読んだ方が、挫折はないかと思って左岸から。 右岸の辻仁成は「サヨナライツカ」読んだ時、かなりの男性目線で納得できないことが多かったし。 「上」では茉莉の長い長い人生のうちの若い時代(~20代)のお話だけど、茉莉の人生は、大きな運命の渦にのみ込まれて行くよう・・・。 幸せの中にいながら幸せすぎて不安になる。そして別れ・・・ 毎回のあっけない突き落とされ方にびっくりして涙も出なかった。 そんな中を這い上がり生きていく茉莉。 自由奔放さが羨ましいけど、とてもまねできない。 右岸では「九ちゃん」側からの目線のお話みたいだけど、その九ちゃんの気持ちが、左岸 上では全くわからなかった。 右岸で確認しなければ。 中盤で、上読んだら違う小説で気分転換しようと思ったけど、最後まで読んだら、最後の1文で「えっ?どうなっちゃうの?」 と、浮気をさせず「下」に導くのであった。

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2013/03/06

辻仁成『右岸』との共作である『左岸』。 仲の良い両親と大人びた兄を持つ茉莉。 幼馴染みの九と兄と幼い日々を送るが、大好きな兄の死を機に茉莉の人生は一変する。 様々な男性と恋に落ち、その中で幸せや悲しみを味わっていく。 九の人生の真裏にある茉莉の人生。 それぞれの視点から描かれる『...

辻仁成『右岸』との共作である『左岸』。 仲の良い両親と大人びた兄を持つ茉莉。 幼馴染みの九と兄と幼い日々を送るが、大好きな兄の死を機に茉莉の人生は一変する。 様々な男性と恋に落ち、その中で幸せや悲しみを味わっていく。 九の人生の真裏にある茉莉の人生。 それぞれの視点から描かれる『右岸』と『左岸』。 後半も楽しみだ。 2013.3.6

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2013/01/25

江國香織という作家はすごい。 こんなにまで人生を作品に表現できるなんて。 私はいつも、描かれている人生を追体験したような気になって、胸が苦しくなってしまう。 どうして、ずっと幸せではいられないのだろう。

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2013/01/19

良かったです。 と言うか、上巻最後は、悲しかったけど。 右岸は、なかなか妻には勧められなかったけど 左岸さっそく、勧めました。

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2013/01/13

130113*読了 江國香織さんのことばづかいが好き。 パリに行ったあとでこの本を読んだので、景色がありありと思い出されて、とても懐かしく感じた。 左岸を読み終えたら、すぐさま右岸を買いに走りたい。 九ちゃんサイドのストーリーが気になる。

Posted byブクログ