小さなチーム、大きな仕事 完全版 の商品レビュー

ジェイソンフリード,デイヴィッド・ハイネマイヤーハンソン【著】,黒沢健二,松永肇一,美谷広海,祐佳ヤング【訳】

2012/02/19

Ruby on Rails作者のDHHと共同経営者が37signalsを経営する時の考え方を紹介しています。
組織は小さく俊敏に、しかし社会へのインパクトを最大化することにフォーカスする点は共感できます。
また、ベンチャーといえば事業を始める前にexitプラン(大企業に売却するとか)を考える人が多いことを、結婚する前に離婚の相談をしているようで間違っていると批判しています。コアとなる事業で社会にどんな良い影響を与えるか？それが一番大事だということ。

2012/02/11

完璧なタイミングを待っていてもそんなものは絶対に来ない、寝る間を惜しんではいけない、などこの４年間で体感したものをわかりやすく言語してくれている。大企業を知らない自分にとっては当たり前のことが多く、読んでいて安心できた。

2012/02/02

数人からはじめたベンチャー
だんだんと時間がたつとともに、中小企業に。
そして、ともすれば、一番最初に大事にしていたものが、だんだんと薄れてきて、大規模化がだんだんと目的化しはじめていく・・・

よくある話。

そんなときに、どんな思考で立ちもどればいいのか、のヒントがあった。
大規模化の道に乗った瞬間から、お客様への視点が、内向きの管理へとなるし、志を語りあった時間がなくなり、「知りあいのいないパーティ」が行われている有様。

すこし痛いですね。

この本がヒントになり、パラパラと書きとめたコメントはＢ６カードで４枚。これは、価値が高かったです。

2012/01/26

プロジェクト管理ツール「Base Camp」をはじめシンプルで使いやすいビジネスアプリケーションの開発で人気の「37SIGNALS」創業者兼CEO、ジェイソン・フリードによる仕事本。

37SIGNALSは以前よりブログで仕事や会社のあり方を語っていたり、それをまとめたものをPDFで配布していたり、製品以外でも注目集めている企業です。

そのエッセンスはミニマムに絞られた思考と身体（会社）。本著もタイトル通り、37SIGNALSがいかに小さな体裁で大きな成功を収めてきたかが、淡々と語られています。

各チャプターも短くシンプルな言葉選びも人柄を表しているようで、すっきりと頭にひびきます。

色んなビジネス本を読んで、かえって何に手をつけて良いか分からなくなってしまった方には特におすすめ。取り組むべき事はすぐ近くにあるかもしれません。

2012/02/02

翻訳調の文章は気になるけど、何かを始めるきっかけになりそう。単純明快で爽快。こんなにおもしろいビジネス書は初めて

2019/06/02

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