戸村飯店 青春100連発 の商品レビュー
関西弁がこてこてすぎたかなと思ったけど、 読んでて気持ち良かった。 P.300「結局、俺よりすごいやつがごろごろいるのだ。」
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ヘイスケ、コウスケ、その周りの人々が織り成す、一見しょうもないやりとりの中に見える優しさがたまりません。大阪・東京の感覚の違いを嫌みなく書いているのもすごい。
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文庫で再読。 コテコテすぎるけど、兄のヘイスケが「ごめんください。どなたですか?戸村飯店の長男、戸村ヘイスケです。長い間勝手して迷惑かけました。ほんま、すんません。お帰りなさい。ありがとう。」と言って家に帰るところは、泣かされました。 「ギャグはタイミングが大事なのだ!」 ...
文庫で再読。 コテコテすぎるけど、兄のヘイスケが「ごめんください。どなたですか?戸村飯店の長男、戸村ヘイスケです。長い間勝手して迷惑かけました。ほんま、すんません。お帰りなさい。ありがとう。」と言って家に帰るところは、泣かされました。 「ギャグはタイミングが大事なのだ!」 ・・・ほんまや!
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私は姉がいるので、どちらかというとコウスケの方に感情移入しちゃいました。だからこそヘイスケの方を読むとうわーそうなのか、とか、そんな風だったのか、とか思ったりして。胸がいっぱいになりました。
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ヘイスケとコウスケの兄弟が、反発しつつも自分の道を選んでいく。 感情に深く入り込むことはなく、爽やかな青春もの。 個人的には、新喜劇では、「邪魔するで」「邪魔するんやったら帰って」が好き。
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面白かった。 関西と関東の違い、そうそうって思う事ばっかりだった。 私はヘイスケよりずっとダメダメ人間だけど、色々共感。 大らかに兄弟の回り道を見守ってくれる二人の両親が素敵、周りの人達も皆魅力的だった。そして若いっていいなあと思った。
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家族、兄弟って、あまりに近すぎて、本当のところは言わないし、言えない。でも、それでも分かってるとこは分かってるという関係なんだよね。 弟とは対照的な北嶋君がいい味出てた。
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すっごく楽しくて、 すっごく感動。 表紙のイメージとは全然違う、 まさに大好きな瀬尾ワールド!! 大切にしたい本が、また増えました♡
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まず思うのは、この本は表紙とタイトルで損してるんじゃない?って事。 瀬尾さんの作品じゃなければ、私なら手に取らないですね・・・ だけど、これ読んでみるとすごく良かった! コテコテの大阪下町に住む兄弟のお話なんですが、2人ともいいねぇ。ザ・兄弟!って感じでした。 このヘイスケ・...
まず思うのは、この本は表紙とタイトルで損してるんじゃない?って事。 瀬尾さんの作品じゃなければ、私なら手に取らないですね・・・ だけど、これ読んでみるとすごく良かった! コテコテの大阪下町に住む兄弟のお話なんですが、2人ともいいねぇ。ザ・兄弟!って感じでした。 このヘイスケ・コウスケ、どっちもいいキャラです。 最初コウスケの語りで始まると、ヘイスケがいかにもいけ好かない感じなのですが、次はヘイスケの章になっていて「あぁそうなんだ~」とヘイスケに同情したりして。 お互いに相手を認めているからこそ持つコンプレックス。 大阪ではコウスケのように、面白くておちゃらけな子は受けがいいです。 逆にヘイスケみたいな子は「ええ格好しぃ」とか言われちゃうんですよね~。 弟に対抗して、新喜劇の桑原和男のマネを必死で練習するあたりに兄の悲しさが・・・しかも全然受けないし(笑) 兄目線の私としては切なかったです。 大阪弁で勢い良く読み進むうち、ジーンとしたりほっこりしたり、とてもいい本でした。私にとってはコテコテの大阪弁がすっごく面白かったのですが、このコテコテの大阪弁&内容は、関西人じゃない方には読みづらくないのかな?ってちょっと気になりました・・・ 濃いすぎて関西人以外には意味分からないんじゃ?って部分もありますし。
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