戸村飯店 青春100連発 の商品レビュー
面白かった。大阪ってこんな感じなのか?と憧れます。笑 弟と兄の全く違う2人の話が交互になってて、最後のほうは本当感動します。映画化しそうな予感もする。瀬尾まいこさんやっぱり期待してたとおり!読みやすくてスラスラ読んじゃった。
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めっちゃよかった。器用に生きているようにみえる兄ちゃんが実はめちゃくちゃ不器用で…気持ちがすごいわかる。。大阪がうらやましくなった。しんどいかもしれないけど、人が好きな大阪。最後がめっちゃよかったなー。色々な人の気持ちがぎゅってつまってる気がする。
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一見すると対照的な兄と弟なのに、根っこの部分はそっくりで、 掘り下げれば掘り下げていく程、その優しさと純粋さがとても魅力的に映りました。 そんな二人の両親も、戸村飯店を取り巻く面々も、 RAKUの品村さんも、小ボケで全力な古嶋も、みんな全部ひっくるめて、 コッテコテな笑いの中に溢れたさりげない想いに、じんわり。
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じんわりする読後感。やっぱり瀬尾さんのひとに対する視線ってあったかいなあ。 ひとって、上辺だけじゃわからない。色眼鏡を外して、間にある壁を取り払って、殻を突き抜けて、内側にたどりついたときにようやく相手の姿が見える。そうしてひとを、恋愛とかそういうの抜きにして好きになる。そんな...
じんわりする読後感。やっぱり瀬尾さんのひとに対する視線ってあったかいなあ。 ひとって、上辺だけじゃわからない。色眼鏡を外して、間にある壁を取り払って、殻を突き抜けて、内側にたどりついたときにようやく相手の姿が見える。そうしてひとを、恋愛とかそういうの抜きにして好きになる。そんなことを思いました。
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大阪の超庶民的中華料理店、戸村飯店の二人息子。要領も見た目もいい兄ヘイスケと、ボケがうまく単純な性格の弟コウスケ。地元の空気が苦手でヘイスケは高校卒業後東京へ行くことに。 とにかく全編にわたって大阪弁が満載。しかも吉本新喜劇のギャグもあって面白い♫ お兄ちゃんは自分の気持ちを表面に出すのが下手で誤解されやすいんだけど、弟は真っ直ぐで素直。正反対の二人への両親の接し方もうまいんだよな~。 最後もそうなったのねで終わる温かさに心がほんわりしました。 ぜひぜひ読んでもらいたい作品です。
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感想を書きましたp(*^-^*)q もし良かったら…読んでみてください♡ http://namekoko75.blog.fc2.com/blog-entry-94.html
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iPadで読了。kindle万歳。かなり楽しいお話!べたな青春ものなのに、古臭くも説教くさくもなく、さらさらした大阪弁が気持ちいい作品。久しぶりに一気読み。あー、面白かった。続きが読みたい。
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瀬尾まいこさんの書く物語は、やさしくてあたたかい。その空気が好きなのだけど、でも、ちょっと優等生的なにおいがするな、と思っていた。もちろん、そこも含めて好きだと思っているのだけれど。 この物語は、とにかくテンポがいい。楽しいことも、悩んでることも、自分で気づいていない自分のこと...
瀬尾まいこさんの書く物語は、やさしくてあたたかい。その空気が好きなのだけど、でも、ちょっと優等生的なにおいがするな、と思っていた。もちろん、そこも含めて好きだと思っているのだけれど。 この物語は、とにかくテンポがいい。楽しいことも、悩んでることも、自分で気づいていない自分のことも、関西のノリでポンポン語られるとなんだか笑えてしまうのだ。でも、とても大事なことがいっぱい詰め込まれている。それこそ100連発だ。元ヤンの威勢のいいあんちゃんが、阪神を応援してみんなと騒いでいるけど、本当は巨人ファンなんだとこっそり告白する。いやいやコテコテの大阪で巨人ファンってどうなのよ!と思うと同時に、なんかじわっと大事なことがしみてくる。 こんなささいなエピソードで、人生ってそういうもんだよな、そういうこともあるよな、なんて共感させられる。たかが阪神、巨人のことで。物語の力って不思議だ。 ヘイスケの彼女のアリさんがあんまり好きじゃないので減点したくもなるけれど、でもやっぱりこの物語は★5つ。ラストシーン・・・最後の2ページちょいで、なんだかじわじわ泣けた。 全編通して、何か、ドカンと大きな出来事があるわけじゃない(本人たちにとってはきっと違うだろう)。ただの大阪の中華料理屋の、二人の兄弟のお話だ。誰にでもある、普通の日常みたいなお話だ。だけど、なんだかじんわりくる。この兄弟、それぞれに良い友達がいる。それがすごく納得できる。 やっぱり瀬尾さんの書く物語が好きだ。やさしくてあったかい。そして、この物語からは、優等生のにおいは消えている。好きな本が増えた。
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男兄弟って大変だ。けどなんかいいな。 個人的には小さい頃から親しんできた吉本新喜劇のネタが出てきてうれしい!
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ところどころに見え隠れするさりげないユーモアのセンス。 それまで真面目に文章を追っていたのに、突然、噴き出しそうになる。 この独特の立ち居振る舞いが、瀬尾まいこ作品の面白さだ。 自宅は中華料理店を営む高校生の兄弟。 繊細で、女の子にもてて、スマートな兄のヘイスケは小説家を目指し...
ところどころに見え隠れするさりげないユーモアのセンス。 それまで真面目に文章を追っていたのに、突然、噴き出しそうになる。 この独特の立ち居振る舞いが、瀬尾まいこ作品の面白さだ。 自宅は中華料理店を営む高校生の兄弟。 繊細で、女の子にもてて、スマートな兄のヘイスケは小説家を目指し、故郷を離れ東京に出て行く。 がさつで、お笑い精神があり、でも本音は気の弱い弟のコウスケ。 一見、正反対の二人。でも本当は──。 兄が卒業して一年。弟は、親の中華料理店を継ぐために地元に残ろうとするが。 コウスケがほのかに恋心を寄せている仲良しのかわいい女の子、岡野。 この岡野さんが愛らしい。 瀬尾さんの作品に出てくる女性はいつも愛らしいという表現が嵌る。 しっかり者で、でもかわいい。 さて、この兄弟二人、高校卒業後まったく違った道を歩もうとするが──。 本当の自分は何をしたいのだろう? 成長するに連れ、二人とも、それにようやく気付き始める。 なんともハートフルな青春ストーリー。 相変わらずの瀬尾作品の持つ温かさ。 楽しく、関西弁がいい味を出している、心がほっこりする物語でした。
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