戸村飯店 青春100連発 の商品レビュー
大阪の兄弟の心温まる良いお話。 自分は関西出身ではないので、きっと話の面白さを十二分には理解していないかもしれない。だけど、男兄弟の微妙な距離感と信頼関係っていうかそんなあえて言うのも恥ずかしいものにちょっと心が温まった。 コウスケもヘイスケも性格は全然違うかもしれないけど、それ...
大阪の兄弟の心温まる良いお話。 自分は関西出身ではないので、きっと話の面白さを十二分には理解していないかもしれない。だけど、男兄弟の微妙な距離感と信頼関係っていうかそんなあえて言うのも恥ずかしいものにちょっと心が温まった。 コウスケもヘイスケも性格は全然違うかもしれないけど、それぞれの場所で悩んでそれぞれの場所でしっかり生きている。 終盤の手紙のエピソードにはほろりときました。 ちょっと兄弟に会いたくなりますね。もちろん、そんなこと誰かに言ったりはしないけど。笑
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★2012年7月20日『戸村飯店』瀬尾まいこ著 評価B 大阪の戸村飯店の2人の兄弟が、東京に出て、家族、近隣の知り合いの暖かさ、優しさを改めて感じ、自らの生き方を見つけていく青春物語。淡々と若者の日常を語る作品。 特別瀬尾らしいところもなく、特徴のない平均的な出来でしょうか。。。...
★2012年7月20日『戸村飯店』瀬尾まいこ著 評価B 大阪の戸村飯店の2人の兄弟が、東京に出て、家族、近隣の知り合いの暖かさ、優しさを改めて感じ、自らの生き方を見つけていく青春物語。淡々と若者の日常を語る作品。 特別瀬尾らしいところもなく、特徴のない平均的な出来でしょうか。。。図書館で借りる程度で十分。
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雑誌で書店の人おすすめとあったので購入。 瀬尾さんの物語は相変わらず読了時のほっこり感がいいです。 ただ家を出たいと願い、あっさりと上京した兄。 そんな兄を見て自分が家を継ぐしかないと思い込んでいた弟。 対象的な兄弟が自分の将来へ動き出す瞬間、まさに青春ど真ん中の記録的...
雑誌で書店の人おすすめとあったので購入。 瀬尾さんの物語は相変わらず読了時のほっこり感がいいです。 ただ家を出たいと願い、あっさりと上京した兄。 そんな兄を見て自分が家を継ぐしかないと思い込んでいた弟。 対象的な兄弟が自分の将来へ動き出す瞬間、まさに青春ど真ん中の記録的な物語でした。 そのさきのことも知りたいような自分で想像してみても楽しめる終わりかたがよかったな。
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関西弁がこてこてすぎたかなと思ったけど、 読んでて気持ち良かった。 P.300「結局、俺よりすごいやつがごろごろいるのだ。」
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ヘイスケ、コウスケ、その周りの人々が織り成す、一見しょうもないやりとりの中に見える優しさがたまりません。大阪・東京の感覚の違いを嫌みなく書いているのもすごい。
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文庫で再読。 コテコテすぎるけど、兄のヘイスケが「ごめんください。どなたですか?戸村飯店の長男、戸村ヘイスケです。長い間勝手して迷惑かけました。ほんま、すんません。お帰りなさい。ありがとう。」と言って家に帰るところは、泣かされました。 「ギャグはタイミングが大事なのだ!」 ...
文庫で再読。 コテコテすぎるけど、兄のヘイスケが「ごめんください。どなたですか?戸村飯店の長男、戸村ヘイスケです。長い間勝手して迷惑かけました。ほんま、すんません。お帰りなさい。ありがとう。」と言って家に帰るところは、泣かされました。 「ギャグはタイミングが大事なのだ!」 ・・・ほんまや!
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私は姉がいるので、どちらかというとコウスケの方に感情移入しちゃいました。だからこそヘイスケの方を読むとうわーそうなのか、とか、そんな風だったのか、とか思ったりして。胸がいっぱいになりました。
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ヘイスケとコウスケの兄弟が、反発しつつも自分の道を選んでいく。 感情に深く入り込むことはなく、爽やかな青春もの。 個人的には、新喜劇では、「邪魔するで」「邪魔するんやったら帰って」が好き。
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面白かった。 関西と関東の違い、そうそうって思う事ばっかりだった。 私はヘイスケよりずっとダメダメ人間だけど、色々共感。 大らかに兄弟の回り道を見守ってくれる二人の両親が素敵、周りの人達も皆魅力的だった。そして若いっていいなあと思った。
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家族、兄弟って、あまりに近すぎて、本当のところは言わないし、言えない。でも、それでも分かってるとこは分かってるという関係なんだよね。 弟とは対照的な北嶋君がいい味出てた。
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