木練柿 の商品レビュー
2014.02.13. 読了 この本は手元に持っておきたいと思った。 2018.05.03.再読 やっぱり好きだよね
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清之介と信次郎の緊張感あるやり取りがたまらない。 人間味がますます出てきた清之介もつんつんしっぱなしの信次郎も嫌いじゃないw そしてそれを一歩引いて見ている伊佐治も。。
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弥勒シリーズの第三弾。 シリーズの登場人物、主人公の遠野屋清之介ほか、同心木暮信二郎や岡っ引きの伊佐治の家族などが出てくる短編集。これまでのような大きな事件が起きた訳ではないけど、清之介の商人としてだけではない人心掌握術のすごさ、それはそうしようと意図してしていることではない...
弥勒シリーズの第三弾。 シリーズの登場人物、主人公の遠野屋清之介ほか、同心木暮信二郎や岡っ引きの伊佐治の家族などが出てくる短編集。これまでのような大きな事件が起きた訳ではないけど、清之介の商人としてだけではない人心掌握術のすごさ、それはそうしようと意図してしていることではないすごさ、同心信二郎の事件の概要のとらえ方(本人曰く、下絵を描くようなもの)が読んでいて面白い。
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清之助と信次郎の2人の関係がなんとも言えず興味深い。研ぎ澄まされた刃で向き合うような緊張感がありながら、お互いに惹かれ合う好敵手。 また、物語も血縁ではない者が本当の家族になろうとする心の繋がりを描いたものが多く、そのひた向きさに世知辛いこの世界に希望が見える気がした。 あさのあ...
清之助と信次郎の2人の関係がなんとも言えず興味深い。研ぎ澄まされた刃で向き合うような緊張感がありながら、お互いに惹かれ合う好敵手。 また、物語も血縁ではない者が本当の家族になろうとする心の繋がりを描いたものが多く、そのひた向きさに世知辛いこの世界に希望が見える気がした。 あさのあつこ、さすがと思わせる。 前作をもう一度読み直したくなった。
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このシリーズ、弥勒シリーズって名前なのか…どうなの?いいの?弥勒は一昨目だけなのにな。 兎に角。 第三弾にして、短編集。四つのお話が入っています。私は伊佐治贔屓なので、宵に咲く花がお気に入りです。 このシリーズで、この第三弾が一番好き。短編で描いても、くすまないあさのあつこの旨さ...
このシリーズ、弥勒シリーズって名前なのか…どうなの?いいの?弥勒は一昨目だけなのにな。 兎に角。 第三弾にして、短編集。四つのお話が入っています。私は伊佐治贔屓なので、宵に咲く花がお気に入りです。 このシリーズで、この第三弾が一番好き。短編で描いても、くすまないあさのあつこの旨さには唸る。 まぁしかし、清さんに怒涛のごとくトラブル発生なのは…物語の性質上仕方ないとしても。なんというか。トラブルまみれで、気の毒になる(笑)がんばれ、清さん、がんばれ、遠野屋。
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旅行のために買った本3。時代小説。使われる熟語がどうも江戸ではないように思えてやはり引っかかるが、それでもイヤミなくらい出来る男たちのやり取りにハマる。
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通勤電車に乗ると本を開きます。読みながらも、何駅目だとか、周りの乗客の様子などは意識しています。ところが本に集中してしまい何駅か分、周りへの意識が飛んでしまうことがあります。流石に乗り過ごすことは無いですが、それは好きな本だという証拠なでしょう。 この本もそうでした。でも不思議で...
通勤電車に乗ると本を開きます。読みながらも、何駅目だとか、周りの乗客の様子などは意識しています。ところが本に集中してしまい何駅か分、周りへの意識が飛んでしまうことがあります。流石に乗り過ごすことは無いですが、それは好きな本だという証拠なでしょう。 この本もそうでした。でも不思議です。 あさのさんは特別好きな作家さんという訳ではありません。鋭く切り込む描写、それも二太刀、三太刀としつこいほど続く靭すぎる文体です。そして主人公たちのキャラが時代小説にしては強すぎるように私には思えるのです。しかし読み始めると一気に引き込まれてしまいます。 面白かった。 ところでこのシリーズ、名前が無いのです。
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やっぱり私信次郎派だわ〜かっこい〜と思いながら読了。前二作と異なり短編集なので読み口も少し軽く、つなぎの一冊という感じ。二篇目が好きでした。このまま続いて欲しいなー
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L 弥勒の月シリーズ3 登場人物は相変わらず秀逸。緊張感も心地いい。ただ遠野屋の過去が重過ぎて全部そっちに引っ張られるのがなんとも…。
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短編集?と言うには、1話が長いか。でも、わたしには程よい長さで読みやすかったです。忘れないうちに、1話が終わる…。
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